タム

Jan.20,2004
2004年1月20日 火曜日
昨夜は美味しい夜だった。いや、晩御飯の話。壱岐から送って戴いた干物三昧。脂がのって、香りも良く、素晴らしい干物の数々・・・アジの干物は薄塩のものと、味醂干し。同じ味醂干しでも、小さなニシンも脂たっぷりで風味が濃くて美味しかった。まだカマスも鯛(何という鯛か私には判らないのだが、確かにピンクの鯛だ)も烏賊の一夜干しもある。幸せは続く。品の良い小さめの魚の開きは、さっと炙る程度で充分だ。焼き過ぎは禁物。

壱岐と言えば、先ず頭に浮かぶのは「防人」であろうか。「防人」は筑紫・壱岐・対馬だものな。そう習ったよな、中学だか高校の歴史の時間に。しかし壱岐も対馬もどの辺に位置する島なのかきちんと知らないまま、昨日初めて地図上で確認した。対馬の手前、福岡県よりは佐賀県からの方が海路では近いようだ。なるほど、干物がきっかけで地理を学んだぞ。しかし何はともあれ、食べなくちゃ。

焼いている時も食べている時も、ジーコがしつこくテーブルの上で「是非それを食べたいのですが」とか何とか言って粘っていたが、もちろんあげない。ごめんね、ケチケチしてるんじゃないのよ。アンタたちは腎不全気味なんだから、塩分は我慢しようね。しかし余程美味しい匂いがしたらしく、ジャムもゴマもキスしてきた。

それにしても、外で七輪で焼けたら・・・と思う。炭で焼いたら、もっと美味しいだろうね。しかし二人分の為に、炭をおこすのも勿体無い。いっそ定食屋でもやりたいわ。

昨夜は、タムの名を呼びながら頭を撫でていると、身体を横たえてリラックスし、ゴロゴロと大きな音を出していた。むしろレンの方がまだ警戒している。しかしレンは新聞紙でも砂でもトイレが出来るし、窓の周囲の木枠に乗ったり、縦横無尽に活躍している。ぶーちゃんが残したご飯も食べている。焦らず付き合っていれば、絶対にごろにゃん猫になる事間違いなし。それにしても、あれだたけ怯えていたタムが・・・と感慨無量。

そしてタムは、夜には初ウンコ。デカかったね、3日目とあって流石に。ぶーちゃんの大きなトイレにしてあった。ぶーちゃんは、オシッコをするトイレとウンコをするトイレとを、しっかり区別してしている几帳面な猫である。だから、いつもオシッコしかしないトイレにウンコがあって、しかも砂のトイレでレンがウンコしたばかりとあれば、これは消去法でタムのウンコという事になる。遂にやったね、タム。

これで全て安心だ。こうちゃんと顔を見合わせて、「楽な子たちだね」と喜んだ。たまに威嚇はするものの、こちらが手を差し出しても引っ掻きもしなければ、噛み付きもしない。撫でれば気持ち良さそうにグルグル言う。もう大きなトイレを使っているのが判ったから、ケージの中の小さなトイレ(仔猫の頃のテト用だった)は不要かも知れない。毛布の洗濯も、1回だけで終わってしまっては残念(本当か?)。

レン

Jan.20,2004

しかし今日は暖かかった。空は真っ青、風もなし。みーちゃんが陽だまりで寝そべっている姿を見るのが嬉しかった。でも明日からは寒くなると言う予報だ。外にいる子はみんな心配だけど、みーちゃんは年寄りのようだから寒さが一番心配。こういう風に書くと、外で猫を飼っていると解釈して批判するバカがいるらしいが、野良猫に名前をつけてどこが悪い?エサだけやって何も責任を持たないでいる訳じゃなし、きちんと避妊している事も毎回書かなければならないのか?批判するなら最初から全部読めよな、暇なんだろうから。

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