ルス

盛岡美人

Jan.30,2004
2004年1月30日 金曜日
朝は寒かったけれど、日中は昨日よりも更に暖かかった。とても1月とは思えない。雛祭りも過ぎた頃の陽気に感じた。昨夜もミヨコと電話で話していて、私たち野良猫擁護派にとっては、このまま地球温暖化になるのも大歓迎だ、海面が上昇して江東区あたりが水没しても構わない、うちはとりあえず山の中だし・・・と怪しからん事を言っていた。江東区の皆さん、怒らないで。物の喩えに過ぎないのだから。

ちなみに、地球温暖化が原因で極地の氷が全て溶ける事はないだろうと言われている。というのは、温暖化の速度が早いので、同じ気温上昇でも極地の大規模な氷床が融解する余裕はなく、ゆっくり融けた場合よりも海面上昇は少ないという事らしい。 それよりはむしろ、温暖化により海水温度が上昇して海面の膨張が起きる事や、海水の蒸発量の増大による降水量や降雪量の増大が見込まれると聞いた。

う〜ん・・・暖かい冬は歓迎だが、雪や雨が多くなるのは困る。それは寒さと同様、野良猫にとっては命とりになりかねないしな。日本の猫は過酷だ。

今日も捕獲を予定していたのだが、黒岩さんの度重なる妨害で誰も捕獲出来ず終いだった。黒岩ときたら、みーちゃんには襲い掛かる、キジ白のオスとは取っ組み合う、キジトラのメスが来ても寄って行ってしまう、黒白のメス(多分)がいる場所は追い散らかして占拠ししまう、挙げ句の果てには捕獲器に仕掛けたエサを食べようとして入りたがる・・・黒岩には、予め同じエサをたっぷりあげておいたのに・・・。

という訳で、空振りのままスバルのディーラー経由で病院に行き、手術はキャンセルして貰ってユーカヌバのドライを2袋買い、相談者の方が今日突然に電話して避妊の予定を入れて戴いたらしいので、呉々もお詫びとお礼をお伝えして帰って来た。私の分がキャンセルになったので、今夜の手術の頭数は帳尻が合ったと思うけれど、それが判明する前に、私の紹介だと言ったら無理して予約を入れて下さったマツモト先生には、感謝してもしきれない。

さて本日、私の愛しい丸目のインプは無事車検とウエストスポイラーの取り付けが終わった。捕獲器を積み替えて3日振りで運転してみると、何と良い車なのだろうと改めて惚れ惚れした。しかし何かと重たい。今日あたりはすっかり、羽のように軽いインプレチィちゃんに慣れてきて気楽にフニャフニャと運転していたから、改めて乗ると「ヨイショ」という感じがする。もちろんもっと重たい感触の車はあるが、私にはここまでが限界だな。

ステアリングのロック・トゥ・ロックも、(インプレ)チィちゃんの方は2回転半近く回ってしまうが、私の方(何と呼ぼうか?「インプレッ鯖」ではどうか?好きなものを2つ繋げてみた。ダサいな・・・)は2回転以下だ(F1カーなどはどれ位なのだろう?ヘアピンでも、さほど回していないよな)。その分だけ重いから、体力は使う。

ブレーキも直線的に効く。身体とより一体感を求めると、楽しいけれど疲れる。楽である事と運転が楽しい事のどちらを取るかだが、今のところはまだ後者をとれる。やがては「こんなしんどい車はやめた」と思うようになるのだろうか。

しかし、イメージ通りに加速してくれて、それも瞬発的にドカンと加速する馬力があると、別に危険な運転はしないしさほど速度超過はしないまでも、キビキビ走れるのが楽しい。やっぱりターボ車は楽しいし、遊び車として私に手の届く範囲では、インプレッサは最高だと思う。軽くて大き過ぎないところも良い。エンジンに余力があると、安心して走れる。馬力のある車というのは、それだけ危険回避し易いという事でもあるのだ。

兎に角、再会が嬉しくて、動物病院の帰りはグルリと遠回りして帰って来た。バカ・・・。

今まではお尻がぼってりしていた感じがしたけれど、ウエストスポイラーを付けた事で、やっと少し引き締まった感じがする。後ろ姿の写真は、週明けにラボで撮影してご覧にいれよう。

折角の機会だから、メカニック担当の人には色々と質問し、今後の要望(開発に関してなど、メカニックに要求するような事ではないのだが・・・)も伝えておいた。私のバシリを務めるこうちゃんは、6ヶ月点検や法定点検に持ち込んだ際、このメカニック担当とは何度か面識があったようだ。今回は私が通勤の帰り道に預け、帰り道で引き取りしたので、相手も私とは初対面だったはず。

整備の内容をプリントしたものを見ながら「ああ、そうそう、あの人マスオさんて言うんだよね。なかなか親切なんだ。」とこうちゃん。「名乗らなかったから知らないけど、マスオさんて言うの?ガリバーに似ている人だよ」と私。「そうそう、ガリバーに似ている人」とこうちゃんも同意する。ま、ガリバーに会った事はないんだけどさ・・・。

マルコ

お行儀よく座る

Jan.30,2004

自分の出来る事をしてみよう、と思い立って実践し初めている人達が、私の周りには増えてきている。そして、同じ志の人達が、少しずつ繋がりを持ちつつある。それぞれが提供出来る労力を集めれば、大きな力となる。しかし兎に角、あまり無理をしては駄目だ。自分のキャパシティの範囲で、続けられるやり方をして欲しい。それだけで、何もしないで中傷と批評だけしているクズに比べたら雲泥の差であるという事は、本当はクズども自身にも解かっているのだと思う。しかし自分が一番可愛いのは、誰とて同様だ。自分は誰よりもマシな人間だと、何もしていない人間ですら思っていたいものだ。だからこそ、そういった満たされなさは、何もしないままではますますネガティブな方向に向くしかないのだろう。無自覚なのだろうが、どんな理屈を言っても惨めで滑稽だ。

非生産的な事を続けていると、精神はどんどん不健全になる。そういう奴らはもっともっと自らの品性を汚し合えばいいと思う。今日、自分のリスクで行動し、手を汚してマシな事をした人が、明日は少しでも満たされますように・・・。

さて、明日は「エサやり慰労会」である。アライさん親子と、サイトウさん親子をミヨコ邸に招いて、昼ご飯を食べる。私は子供達の為のフライドチキンとポテトの係だ。手料理を持参したいが、多分時間がないだろう。その際は、ケンタッキーかな?

さて、エサやりだ。夜中の遠距離エサやりを辛いと思わず、また運転出来て嬉しいと思えるのが嬉しい。

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