ゴマ

Feb. 15, 2004
2004年2月15日 日曜日
朝から電話で振り回される。昨日飛び込んで来たオフラインでの里親募集のご相談なのだが、随分と話がややこしくなっている。保護猫の預け先が、かねてより評判の良くない個人シェルターであったのだ。いざ掲載してお問い合わせを戴いても、話を繋いだ後のシェルターさんの対応如何では、里親さん候補の信頼を裏切る事になりかねない。

このシェルターさんは、以前にも多頭飼い崩壊のSOSを受けた時に、預かり料をこちらで負担して、元親が実際に何匹か預けた事があった。そしてシェルターさんの活動により里子に出して貰ったまでは良いのだが、その後とんでもないトラブルが起き、私自身もそのトラブルの中心に巻き込まれた経緯があった。3年前の今頃の事だ。

そのシェルターさんを巡っては他にもたくさんのトラブルがあり、親友ミキコが大変な目に遭った一部始終も傍観していた。人の噂だけでは私も判断しないが、何度も振り回される経験をすると、如何に間抜けな私でも、お付き合いはしたくなくなるのが道理だ。難しい募集を受けたは良いが、その後のお見合いや引き渡しがそのシェルターさんの胸三寸に掛かっていると思うと、大変に憂鬱だし心配だ。「ボランティア」とか「保護活動」とかを生活に優先させて行う事の危険を、最初に感じさせてくれた人としては感謝しているのだが。

やむなく、今回関わっているらしき愛護団体の代表者の方とも何度か電話で話し、ご相談者との話の食い違いも擦り合わせを続け、やっと話がクリアになってきたら4時間も費やされていた。何て事だ。私の日曜日の予定はどうなるんだ。動物病院にも野良フードの買い出しにも行かなければいけないし、アインを始め15匹にたっぷり時間と手を掛けてあげられる数少ない日だというのに。

無論、そんな事を嘆くのであれば、相談など放置しておけば良いとも思う。しかし今日放置した結果、永久にそのままという訳には行かないのだから、結局仕事のある日に時間をとられるハメになったらもっと悲惨だ。休みの日でもないと、手を掛けた対応は出来ないものな。

今日はぴょんちゃんのところの「おっくん&芹ちゃん」が、「レン&タム」の保護主でもある大磯の鈴木さんの家にお届けだった。性根の腐った落ちこぼれ連中が「仲間うちで猫を回して」と中傷しているそうだが、それのどこが悪いのだろう?無責任に批判だけしている事のみっともなさを、いい加減にお子様たちも自覚してはどうだろう?

事実、おっくんの兄妹は岩手の藤田さんの元に行き、藤田さんのところからはニシムラ&ゆ〜さんの元に巴と伸び太が来て、鈴木さんからレン・タムがうちに来て、鈴木さんは数ヶ月前からの念願のおっくん達を引き取り、それでバランスがとれ幸せなんだったら、金も手も出さない人間が余計な事を言うのはおこがましいにも程がある。もう少しわきまえろ、何の役にも立とうとしない人間は自分の領域外に首だけ突っ込むなと言いたい。

一部、同じ領域に棲息する連中が僻んで中傷しているというケースもあるらしいが、それはそれで大変惨めでさもしい事だ。世の中には自分の努力が足りないのを棚に上げて、他人を僻んでは足を引っ張ろうとする人間が後を絶たないのもまた常ではあるが、その暇が羨ましいったらありゃしない。私の睡眠時間へと、その連中の非生産的で人の心を腐らせるネガティブな精神活動の時間を、神様が振り分けてくれると良いのに。

さて、黒岩さんは無事、里親さんの家に到着した。息子さんたちは、どちらが名前をつけるかと盛り上がっているところらしい。既に里親さん宅に落ち着いているアメ汰とも無事に対面を済ませたようだ。どちらも無視。緊迫する状況はなかったと言う。先ずは安心した。どうかこれから、のびのびと楽しく暮らして欲しい。黒岩さんを、宜しくお願いします。

今夜は、SUNちゃんちの牡蠣でお祝いした。と言っても、例年のムニエルではなくて、今年初挑戦の焼きうどんに調理してみた。これがバツグンに美味しかったのでお知らせしておこうと思う。バターで牡蠣を炒めたところに、ぶつ切りの長葱と白菜を加え、茹でうどんを入れて牡蠣や白菜から出るジュースをたっぷり染み込ませたら、醤油で味付け。たったそれだけなのだが、牡蠣のスパゲッティを凌ぐ調理法だと思う。お試しあれ。食べる前に七味を振ると美味しい。
牡蠣焼きうどん

Feb. 15, 2004

アインは目を開けた時に私が見えると、安心してまた眠る。明日からはまた仕事に行っている間、傍にいてあげられないけれど、優しいパパが付いていてくれるから我慢出来るよね。

前日の「猫雑記」へ 翌日の「猫雑記」へ


月別INDEXへ戻る

「猫雑記」INDEXへ戻る

inserted by FC2 system