イオ

相変わらず窓の傍

Feb. 17, 2004
2004年2月17日 火曜日
遂に見た・・・生きた回虫。

今日、レンとタムがほぼ同時に吐いた。少し前から、飲み水にアイオニックシルバーを混ぜていたのが効いたのだろうか?吐いたものをティッシュで取り、開いて見ると真っ白なヤツがピンと立ち上がった。後でマツモト先生に良く聞いてみたら、ウンチで出るものと違って胃に入って直ぐに吐いたものは、まだ血を吸っていないので白いのだそうだ。血を吸ったものがウンチと共に死んで出て来る場合には、ちりめん雑魚のように回虫の身体の中が黒く透けて見える。

カンピロバクターの治療は済んでいたから、回虫のせいで時々まだウンチが緩かったのか。苦しかっただろうね。逃げ回る2匹をやっとの思いでキャリーに入れ、病院に連れ込んだ。7種のワクチンを接種して貰い、投薬もその場で済ませて戴けた。但し、駆虫は一度では済まない。ワクチンを再度接種する時には、検便と投薬が必要だ。通院の為には、また追い回さなければいけないのか・・・可哀想に。

一緒の部屋にいるぶーちゃんにも、7キロ以上あるので、大きなドロンタールを2錠も飲ませた。相当梃子摺ると思いきや、ぶーちゃんはとても大人しく飲んでくれた。拍子抜けしてしまい、ぶーちゃんはおりこうさん〜!とキスしてしまった。ちょっと迷惑そうだったけど、ぶーちゃんは私の恋人だから仕方ないよね。

しかし、どうして寄生虫などというものまで作ったのだろう・・・神様は。その創造力には舌を巻く。寄生虫でも、回虫などまだマシな方だろう。もっと怖い寄生虫だっている。そのひとつ・・・鈎中(こうちゅう)もいたらしいのだ、レンとタムには。苦労し続けていたんだね、山の中の生活で。これからは、のびのびと健康に暮らして欲しい。でも、時々通院する時だけは、いい子でキャリーに入ってね。

今日はすっかり怖がってしまって、特にタムは興奮して肛門腺まで出てしまった。臭い臭い。家に戻ってから、キャリーをあけてもなかなか出て来ないで固まっているし、撫でてもゴロゴロ言ってくれない。また振り出しに戻っちゃったかな。最近は、レンとタムが私のベッドのど真ん中で寝ているのも知っているし、猫たちだけの時はすっかり寛いでいたのだけれど・・・。悲しいけど焦らずに待つよ、何時の日か自分から私の膝に乗る時を。

さて、先日来オフラインでご相談を受けていた姉妹仔猫たちの募集を、今日から開始した。写真はちょっとピンボケだったのだけれど、その子たちがすこぶる美猫である事は充分に解かった。これは可愛い。母猫は純潔のロシアンブルーだと言う。それが捨てられて、交配してしまってい出来た子供たちだ。

人馴れはイマイチだそうだけれど、ああして抱っこして写真を撮れるという事は、我が家のレンやタムよりは馴れているかも知れない。まだ推定生後4ヶ月なのだが、しっかりした愛護団体が絡んだものだから、避妊まで済ませてしまっている。良い方に貰って戴けるよう、頑張ってご縁を探してあげたい。

3月16日には日本を発つ保護主なのだが、それまでは有料のシェルターに預けられている。一日も早くそこから出してやりたいのだが、うちにはもう置いてやる場所もないし、マメにケアしてやれる手も足りない。誰か一時預かりをして戴けるよう、そちらも併せて宜しくお願い致します。
ペリー

大アクビ

Feb. 17, 2004

さて、回虫は出たかな?今夜も15個のトイレ掃除の開始だ。

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