タム

Mar. 14, 2004

2004年3月14日 日曜日

水曜日にチューブダイエットのキドナを追加注文したのだが、翌日に確認メールが届いたのに一向に発送のお知らせが来ないので、金曜日には電話で確認してみたら、欠品していると言う。月曜日に入荷で、こちらに到着は火曜日だと言う。何で確認メールで知らせて来ない?本当に火曜日に届くのだろうな?無いと困るのだ。アインの生命線なのだから。

しかも電話を受けている女の子の言葉遣いが友達のように馴れ馴れしいので、最後に「貴女、お客に『うん』という返事はしない方が良いですよ」と言っておいた。口うるさいオバサンだと思っただろう。しかし世間が若者を育てる責任があるのだ。私にも厳しい世間があるのと同様に、若者にも厳しい世間があって当然だし、誰かに注意して貰えるうちが花なのだ。態度の悪さを叱ったら逆切れしてさんざん罵りのメールを寄越した上、攻撃サイトまで作った大学院生もいたがな。

他にも色々とネットや電話で購入したものだから、昨日から続々と到着している。フェリウェイの拡散器、ペッドバッドの洗い替え、広島の牡蠣、プロポリス、ナチュバラのドライ大袋で6個、トフカスサンド10ベール(40袋)・・・後はチューブダイエットを待つばかりだ。野良フードは自力で買い出しに行き、帰りに米や調味料も補充した。いや、今週もよくぞ買ったり。

今日は、レンとタムとぶーちゃんに、2度目のドロンタールを飲ませた。いや、正確にはぶーちゃん4度目とレンタム3度目だ。ぶーちゃんには一度用心の為に昨年のうちに駆虫しているし、レンとタムも一度飲ませたと聞いている。しかし先日タムが回虫を吐いた事から再駆虫となった。その一度目は飲ませたが、そろそろ2度目の時期が来ていたのだ。

ぶーちゃんは、大きな錠剤2錠を一度ですんなり飲んでくれた。何と言うおりこうさんなのだ。ミュウより偉いぞ、ぶーちゃん。非難するような目がちょっと辛かったけれど、茶トラだからまた直ぐに忘れてくれるだろう。

レンも箪笥の上にいたのをそのまま押さえて、一度で飲み込んでくれた。レンは度胸が良いからね。但し抱っこはさせないつもりらしい。まあいいや、色々と怖い思いをしてきたようだし、う〜んと長い目で見ているからね。

しかしタムは梃子摺った。毛布で包んで押さえつけ、二人掛かりでやっと口を開けて戴いた。歯を食いしばって絶対に開けようとしないのだ、タムの強情っ張り。しばらく喉を撫でてから、再度お口を見せて戴いたら、飲み込んでいたようなので安心したが、タムはこれでまた私を「嫌な事をするヤツ」だと認識しただろう。

実はタムは一番先に試みたのだ。他の子が飲まさされているのを見て、余計に怯えさせては可哀想だから。しかし、どのみち一緒だったかも知れない。ちょっとだけ引っ掛かれた。

夜には、妊娠中の猫飼いの方からご相談の電話があった。昨年猫からコクシジウムが出て、3日ほど薬を飲ませたけれど、つわりが酷くてあまりケア出来ず終いだったようだ。それが今年になり、色んな人がコクシジウムは恐ろしいと忠告するらしい。ペットフード屋が特に威かしたらしく、すっかりノイローゼになってしまったと言う。

なのでコクシジウムや他の寄生虫についてアドバイスし、ついでに赤ちゃんを産む子とで予想される周囲の「雑音」への対処方法もお教えした。薬品を使わずにスチームで殺菌する事と、掃除と寝具やカーテンの洗濯の徹底、水フィルターの掃除機の事も話した(既に知っていて、欲しいと思っていたようだ)し、アレルギー対策に関しても詳しくお話した。そして動物のいる環境に生まれる子の情操面での幸せと、むしろアレルギーが出難いと医学界でも発表されている事も伝えた。

しかしどんな文献からの知識の積み重ねよりも、今回は猫飼いで子供を産み育てている諸先輩の体験談に勝る薬はないと判断し、掲示板にお越しいただけるようお願いした。あそこの常連さんたちは、猫と人間の子供を一緒に立派に育てている人たちが多いし、つい最近も2人の方が出産した。早速、猫と赤ちゃんがご対面した時の写真を貼り付けてくれていたものが余りにも素晴らしいので、失敬してここでも披露してしまいたい。

ハンドルネーム「よっぴネネ」さんの赤ちゃんと猫たち。

以下3点の写真が、彼女の赤ちゃんと猫のもの。

よっぴネネさんの書き込みより抜粋
「銀は赤ちゃんが好きみたいです。ゴロゴロいいながら赤ちゃんと寝ていました。」
彼女のところには4匹の猫と1匹のモルモットがいる。同居にも工夫と努力をして来たと思うが、赤ちゃんとの同居もきっと立派に成功させるだろう・・・と言うよりも、そんな事は端から問題にしていないはずだ。
書き込みより抜粋
「赤ちゃんが泣いていると、心配げにのぞいてから、こっちに来て鳴きます。それが泣いているよ、と知らせているように感じます。。。」
コードネーム「えぃみぃ・ちぃでぇ・い〜えふ爺」さんの赤ちゃんと猫。お行儀いいですね。

彼女は3匹の猫飼いさんである。世間の雑音に負けず、立派に育てていくだろう。

電話を切る頃には、最初の消え入りそうな声はかっかり明るく元気になっていたので、きっと頑張ってくださるだろうと思う。また挫けそうになったら、掲示板に来て息抜きして欲しい。

既に赤ちゃんではないお子さんをお持ちの猫飼いお母さんたちも、どうか体験談や写真をお寄せ下さい。子育てだけでも大変なのに、猫がいる事で無責任な世間が「猫なんか手放しなさい(捨てなさい)」と言うものだから、実際そういう事情で里親募集するケースも多いし、お祖母ちゃんが犬や猫を馬子の為にと保健所に連れこむケースがとても多いと聞くと、「次はテメーが姥捨て山だぞ」と心の中で呟く私。

どうか無知で無責任な雑音に負けないで。その為には正しい知識を持たなければいけないし、子育てに苦労するのはお母さん自身なのだから、堂々としていて欲しい。そして家に篭もって悩んでいないで、同じ境遇の人たちや先輩たちの前向きなアドバイスに耳を傾け、良いと思える事をどんどん実行して自信をつけて行って欲しい。

私も妊娠したら雑音に負けず頑張ります・・・なんちて。ちょっと言ってみただけだよん。

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