タム

同月14日と比べて

Mar. 29, 2004

2004年3月29日 月曜日

朝から快晴で気持ち良い週明け。通勤途中の桜も大分咲いていた。我が家の裏の公園の桜は、まだ3部咲きだ。去年の桜は、その後福岡に里子に行ったリンリンとランランやカワムラ部屋の3匹が窓越しに眺めていたっけ。今年は大分面子が変わり、そして増えた。どんな光景になるのか楽しみだ。

最近の里親募集には、エイズキャリアの子が多い。うちにも3匹いる。しかしとても元気だ。悲観していても何も事態は変わらないし、エイズキャリアだから自分では飼えないというのは、なんとも情けない。この2年でたくさん身近な猫たちが死んだ。しかしエイズの発症で死んだ子など1匹もいない。殆ど70パーセント以上が腎不全だ。あとは肺炎、FIP、心臓病、そして悪性腫瘍である。

今日もまた、エイズキャリアの子の募集を載せた。「キヨ」君という。送られて来た写真を見て、どうして袋に入っているのか不思議だったが、あまりにも甘えん坊で抱っこが好きなので、病院のスタッフがいつも抱っこしていられるようにと抱っこ袋に入ってるという事だった。何とまあ、可愛いではないか。

エイズは先住猫がいても大丈夫ですよ・・・と言うと、じゃあ責任取れるのか?と言う人がいる。どういう風に責任とらせたいのかな?人にだけ責任を迫っておいて、自分はどう責任をとると言うのかな?自分や先住猫は無菌だとでも思っているのかな?むしろ先住猫の潜在的に持つ菌やウィルスから守ってあげたいのは、免疫力の低いエイズキャリアの子たちの方だ。そして飼い主の衣服や手や住環境に無数に存在する、目に見えない菌やカビの胞子、ダニの糞や死骸はどうするのだろう?

子供が生まれるので、飼い猫から汚いものが感染すると言って神経質になり、姑や人間の医者からの外圧に負けて、猫を手放そうとする妊婦の何と多い事か。そんな気弱な事を繰り返していたら、健全な子育てなど出来ないだろうに。母親になる人こそ、強い精神力を持って欲しい。子供の人格形成は、かなりの部分で母親次第なのだから。

タム

ダイビング

Mar. 29, 2004

臆病なタムはまだまだ人馴れしておらず、カメラを向けるといつも固まってしまうので同じポーズが多い。上の写真も、14日と寸分違わぬポーズだ。お気に入りのベッドで私を睨む。でも少しだけ目がリラックスしたように感じるのは私だけだろうか?

しかし猫たちだけの時には、タムは3匹の女王様だ。部屋のど真ん中のベッドの、これまたど真ん中で伸びている事もあるし、私達が部屋に入った途端、今まで寛いでいた窓辺の場所から大急ぎでカーテンの後ろに移動する。その大急ぎの様子を、今日の早朝にカメラに収める事が出来た。相変わらずのデコチンのシルエットである。見た目はとても可愛い。そして性格はとても強情。どこの保護猫と比べても、慣れるのに年月が掛かりそうだ。

人馴れが遅い猫を抱えている皆さん、どうか勇気を拾って行って下さい。もっと手強いタムがうちにはいますよ。2〜3年では、とても馴れそうもない。それでも家の中で美味しい物を食べて安心して暮らせて、そして健康でいてさえくれたら、一生このままでも良いと思う。兄妹仲良しだし、ぶーちゃんともすっかり馴れて楽しそうにしているし、太ってくれたし、言う事ないよ。毎回「シャー」されると、少しめげるけどさ。

それにしても、今日はまた特別にもの凄い数のウィルスメールだ。我が家では感染はありませんので、私のアドレスから届いていても私ではありません。皆さん、添付ファイルを開けないようにね。

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