レン

僕はお小姓

Apr. 23, 2004

2004年4月23日 金曜日

午前3時頃、アインが久し振りで吐いた。続けざまに4箇所で吐いたので心配したけれど、その語の強制給餌も受け付けたし、吐いた内容が毒素が胃や腸を荒らしているという感じではなかったと思う。思いたい・・・かな。

その後アインは、ベッドの私のスペースでちんまり寝てしまった。手足が短く、顔が大きく、鼻が低く、とても可愛い。実物は年齢と病気を感じさせるの顔や体つきだが、写真にするとまだまだ綺麗だ。仔猫の時から弱かった上、心筋症だ腎不全だという事で死にかけたけれど、その割には頑張っているよね、アインちゃん。

働く事は好きだけれど、ケアが必要な猫が増えてくると一日中家に居たいとつくづく思う。そうすれば、あと2匹は増やせるかも知れないとも思う。具体的に引き取ってあげたい猫が、最低でも4匹はいる。退院しても行き場のない猫2匹、そして駄目な飼い主の都合で赤ん坊が生まれたら殺処分されるかも知れないという瀬戸際にいる猫2匹だ。この猫たちの事を思うと、この2日間はどうにも気持ちが重たかった。

自分が出来る事には限りがある事も解かる。これ以上家族(こうちゃんと猫たち)に犠牲を強いる事も出来ない。いや、むしろや極限を超えた感すらある。猫を増やして来た経緯の中で、数が多いから家が汚くても当たり前だとか、1匹ずつに愛情と手間をかけてあげられないとか、ご飯とトイレの世話だけしか出来ないだとか、そういう事態になる事だけは嫌だった。だからたとえ寝る時間を削ってでも、猫の為に考えられる事は全てやるつもりで頑張って来た。その結果、今のところはどの子も素直に愛らしく健康に育ってくれていると思える。

先日、新たにチューブダイエットのキドナを10箱注文した。本当は100箱でも注文したいところだが、そんなには在庫がないだろう。マツモト先生にキドナを消費するペースをお話したら、「それは立派ですね」と褒められた。立派なのは、つまりアインとジーコである。これで命を繋いでいるばかりか、元気を取り戻してくれていると思える。2時間おきというのはきついことはきついが、素直に上手に飲んでくれるので(もちろん与え方も上手なのだが)、給餌自体はあっという間だ。いつまでもいつまでも手を掛けさせて欲しい。

レンはいつまでも少年のように涼しげで、しかもぶーちゃんの傍を離れない。まるで、ぶーちゃんのお小姓のようだ。しかしぶーちゃんに威厳があるかと言えば、実はあの図体をしているくせに少しもないのだが。むしろ、レン・タムの態度に引きずられて、ぶーちゃんまでが引っ込み思案になっているような気がしている。

私が部屋に入って行くとタムと共にコソコソと隅っこに逃げ込み、その後名前を呼びながら撫でるとゴロゴロと喉を鳴らす。保護当時は毎晩抱き合って寝たのに、今は私がアインに掛かりっきりだからいくらか拗ねても仕方ないのだが、それにしても逃げる事はないじゃん。

レンとタムの顔の毛は短いままだ。いつかはまた伸びるだろうか?ぶーちゃんの「舐め魔」が治らない限りは、レン・タムの毛はどんどん短くなっていくような気がしてしまう。ぶーちゃんにもっと精神的なケアが必要なのか?

タム  「ふん!」
Apr. 23, 2004

「好きです かわさき 愛の街」をお聞かせしたいが、著作権の問題があり。こんなのレコードやCDで売られているのか?入手方法がないではないか。聴きたい人はどうすれば良いのか?大きな声では言えないが、どうしてもと言う方はメール下さい。うふふ・・・

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