テト

いつも得意顔

Apr. 25, 2004

2004年4月25日 日曜日

今日も電話で始まった。仔猫シーズン到来で忙しくなるのはある程度予想していたけれど、こうも相談が多いとは。人の入り込めない天井裏で出産してしまったケースやら、おなかの大きい猫が庭に来るだとか、エサやりさんが避妊しないので困るのだけれど・・・だとか、次から次へと電話がくる。

しかし今日は、昼からミヨコの家に「脱走防止格子戸」の見学会が予定されていたので、見学者である和田さんご夫婦と共に出掛けた。ご飯を食べながらも、猫とエサやりと避妊の話題は尽きず。久し振りでビールも少し飲んだら、寝不足が祟り目が閉じそうになって困った。しかし美味しい食事と、素敵な和田夫妻、そしてミヨコとは久々でゆっくり過ごせて楽しかった。

「新選組」の放送時間に間に合うようにエサやりと買い出しを済ませ、晩ご飯を作りながらTVを観る。第一回から観ている大河ドラマなんて初めてだ。毎回あっと言う間に終わる。つまりそれだけ面白いという事か。伊藤四朗が出てきてからは、ますます面白い。好きです、伊藤四朗。

昨日の午後、久し振りで1時間ほど昼寝した。カワムラ部屋のベッドに横になると、当たり前のようにカワムラが来て腕枕で彼も寝た。顔が大分痩せたとは感じていたが、抱いて寝てみると背骨がゴリゴリと触る。抱き合って寝なくなって久しいけれど、ブランクを感じさせない位に親密でいられる。カワムラさんは、私が大好きなのだ。

彼には随分と助けられている。新しく入れた子たちは、全てカワムラの洗礼を受ける事になる。彼が気の善い猫だったから、次々と増やしても平和が保てている。彼の影響力はとても大きいのだ。ちょうどミュウのお陰で、次々と猫を入れられたのと同じように。ミュウとカワムラでは少しも似ていない。しかし私を愛するという事に於いては、どちらも決して譲らないだろう。そしてまるで私を助けるかのように、新しい仲間を受け入れてくれた。

ミュウはカワムラのように自分から新しい猫に接近して可愛がるという事はしない猫だったが、近寄って来れば誰でも寛大に受け入れた。それが「威厳」に見えた。カワムラは誰にでも興味深々らしく、付きまとっては舐めまくるというやり方で決してスマートとは言い難いが、愛情深い心優しい猫だ。器量の良い猫が揃っている我が家には珍しくあまり綺麗とは言えない猫ではあるが、何時の間にか私にとって無くてはならない存在となっていた。カワムラなくしては、階下の猫部屋の平安は保てなかっただろう。こんなにも愛しくて堪らなくなるとは、保護当時には予想出来なかった。

そのカワムラが、具合が良くない。ほぼ鼻では呼吸出来ていないようだし、口で呼吸しても何かがつっかえるように発作が起きる。さぞ苦しいだろうが、それでも私を見ると必死で寄ってくる。毎日ずっと傍にいてやりたい。身体が一つしかないのが辛い。アインも目覚めた時には私の姿がないと駄目だし、ジーコはアインと私の間に割り込んで寝るのが一番の楽しみのようだし。好きで選んだ多頭飼いの道だが、みんなに公平に時間を割くのはとても難しい。みんなが若くて元気なうちは良いけれど、病気の子や年寄りが増えてくると、身体と時間が足りない。本気で夫婦養子でも来て貰いたいと思う。

モア

ごろごろ

Apr. 25, 2004

天井裏の母仔猫たちに関しては、大阪のユズナさんに電話して捕獲着の貸し出しをお願いした。その後のフォローはするつもりだが、うまく母猫も仔猫も保護出来ますように。こうして怒涛の週末は終わる。しかしまだメールのやりとりは続いているのだ。ダメ妊婦の飼育放棄猫について・・・。いい加減腹が立つ。預かり先まで届ける事も出来なければ、そこまでの交通費もないと言うのだから。そんな事でよく出産なんか出来ると感心してしまう。

どうしてそんなダメな女が猫など飼ったのだろう?そして妊娠なんかする気になったのだろう?不思議で仕方ない。兎に角疲れた。明日はもう仕事だなんて。アライさんとみーちゃんと会える事だけを楽しみに行こう。

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