さくら

ゆったりと落ち着く

May. 2, 2004

2004年5月2日 日曜日

バンザイ!昨日の午後、さくらとルナの里親さんが決定した。

仔猫ではなくても充分に早かったでしょ?だからと言って、私がいい加減な里親さんに決めているなんて言いふらす僻み根性はやめて欲しいわね、どこかのエセボランティアさんは。幾ら家が裕福でも飼い主となる人の人間性に難があればお断りだし、とても大切な「脱走防止の目に見える努力」をして戴けない場合は、お断りをせざるを得ない。

しかし、やはり手元に置いて募集する方が気合いが入る事を再認識した。

兎に角、今回は素晴らしいご縁だった。ご自分で保護した猫を最後まで看取った経験が2度あり、現在は先住猫がいない。お子さんは大きいし、お住まいはさほど遠くないところで持ち家。意識の面でも物理的な面でも最高の里親さんだ。電話でお話したお声は落ち着いていて、妙にハイテンションではない上に暗くない。物事を冷静に前向きに考えられるお母さんだ。

お届けは明日、ここまで運んで来てくれた和田さんご夫妻が再び搬送を買って出てくれた。有り難い。私達では夫婦揃って2時間以上家を空ける事は出来ないから、こんな時にどれだけ助けて貰っている事か。

里親さん決定を早くサイト上でお知らせしたかったけれど、昨夜はPCの画面など見るのも厭だった。流石に寝不足が続き過ぎている。そしてうちの子たちの世話の方が、申し訳ないけれどサイト運営より優先だ。里親募集の掲載依頼も、緊急性の高い子から掲載処理していくつもりだが、多少お待ち戴くのはご容赦願いたい。余所のサイトで決まればそれで良いし、ハッキリ言えばうちのサイトの特性を生かした募集であって欲しいから、時間をかけて記事にしたい。

さくらとルナの怯えや威嚇は、昨日の朝には既に治まっていた。トイレも問題なく使っているし、ご飯もよく食べる。オモチャが大好きで、しかも物静かな淑女だ。まったく賢い子たちだ。

今日はもう甘えた仕草をたっぷり見せてくれるし、近づいても耳も伏せない。瞳孔も開いていない。短期間にタライ回しされてかなり怖がっていたルナですら、今日はもう平気で触らせる。里親さんのお宅でも数日は唸ったり怯えたりするだろうが、数日で馴れるだろうと改めて確信した。

この子たちを実際に見たら、きっとメロメロになって戴けると思う。さくらとルナもラッキーだが、里親さんも凄く幸運だと思う。あと少し私の日々に時間の余裕があれば、もう募集を取り下げてうちの子にしたい位可愛いのだ。昨年のリンリン・ランランの時と同様、里子に出した後々まで「やっぱりうちの子にしたかったね」と言うだろう。実はもう既に里子に出したくなくなっているのだ。

愛知の飼い主に死に別れてしまったグレちゃんも、実はうちで引き取る決心をしていた。掲載の依頼を戴いた時から、気になって仕方ない子だった。しかしそうはせずとも、良い結果になりそうだ。福岡の妹分が、私の負担を減らすべく手を上げてくれたのだ。私も今回は甘えさせて貰う事にした。あそこだったら毎日でも様子が見えて安心だしね。

愛しのグレちゃんがうちに来ないのは残念だが、今回のさくら&ルナように拒絶出来ないケースや、自分のエサ場から保護して来る子もきっといるだろうから、やはり定数を増やすのは良くない。幸いにして我が家には部屋数と広さは充分にあるので、16匹が20匹になる程度は猫の住環境としては別段悪化もしないし、私達はますます猫のケアに使う時間を増やせば良いのだ。

短期間でも4部屋で分離飼育してみて感じたが、サイトなんかやめれば時間は何とでもなるし、貧乏でも遣り繰りは上手いから経済的にもやって行ける自信はある。どこと比べても、猫たちの環境は断然良いし手を掛けていると堂々と言える。遊び歩いてはいないし、ブランドのバッグにも旅行にも興味ない。猫と車にしか贅沢はしないし、外食も殆どしない。カワグチさんはお金持ちだと思っている人がいるらしいが、やり方次第では金なんかちゃんと貯まるのだと言っておこう。サラリーマンだもの金持ちのはずはないのだが、借金は一円だってない。

しかし一緒の部屋で寝てやれない子が増えるのは、私達の気持ちが納得出来ないのだ。

新しいレンズを着けて、早速さくらとルナを撮影した。逆光でもこんなに明るく撮れるし、そしてシャッタースピードが速くて楽だ。背景のボロはすっかりぼかしてくれるし、最高だね。

ルナ

指をクンクン

May. 2, 2004

午後は浴室に放ってあったシッコカーペットを処理してからそのままシャワーを浴び、こうちゃんの散髪をした。随分と久し振りにしてあげた気がする。短くなったのは気持ち良いと言うが、何となくムショ帰りのジイさんみたいになってしまった。私も切って欲しいのだけれど、こうちゃんは「女性の髪を切るのは自信が無い」と言う。ベティさんのようにクリクリに短くしたいよ。随分と楽だろうな。

夕方近くようやく買い出しに出掛けて、夜中に起きた時の必需品・杏仁豆腐やフルーツゼリーや野菜を買い、給油して帰宅。あまり遅くなると「新選組」が観られない。週に一度、ちゃんと座ってTVを観る唯一の番組だ。今夜一番面白かった場面は、壬生浪士組たちが一同揃って壬生狂言を観た後、意外な博識振りを披露した芹沢鴨に対抗させようと、自分たち試衛館の内部では碩学で通っていた(それ故に、土方歳三はいけ好かなく思っていたはずの)山南敬助に土方が「おい、何か言え!」と促す部分であった。こういう小さなディーテイルの積み重ねが、登場人物のキャラクターを豊かにしている上、後々の布石ともなり得るのが楽しい。三谷幸喜、ニッポンのビリィ・ワイルダーを目指しているらしい。

さて、エサやりに行って来るよ〜ん。道が空いているといいな。

特別プレゼントのお知らせ。本日一杯で締め切り。奮って投稿して下さい。

特別プレゼント企画「布団丸洗い無料体験!」

「全国布団丸洗いどっとコム」様のご好意により、3名様に無料布団丸洗いのプレゼントを差し上げます。送料も無料。当選者は送られて来た布団袋に布団を詰めて送り返すだけで、すっかり綺麗にフカフカになった布団が戻って来ます。

対象者:
猫のオシッコで布団が臭くなってしまった方で、作文を提出して戴ける方 、また丸洗いを体験した後には「全国布団丸洗いどっとコム」にお礼の言葉と感想を送って下さる方に限らせて戴きます。

当選者数:3名様

作文テーマ:「私の愛するオシッコ猫**(猫の名前)」

文字数:長い分には無制限ですが、最低でも400字以上は書いて下さい。

応募先:kkk@netpro.ne.jp 川口宛

締  切:2004年5月2日(日)

当選発表:「丸洗いねっと」の店長石川さんから、メールでお知らせが届きます。

戴いた作文は、当選・落選に拘わらず当サイト「猫との生活の為の手引き」の問題行動のケーススタディにて公開させて戴きますので、ご了承下さい。


尚、当サイトと「全国布団丸洗いどっとコム」との間には、何ら利害関係はありません。単なるお互いの友情関係で、今回のプレゼント企画が実現致しました。店長の石川様には深く感謝致します。

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