ミュウ

私を見る

May. 10, 2004

2004年5月10日 月曜日

新しいレンズは明るく撮れるものの、以前のレンズと比べて画質が荒いようだ。う〜ん、どうしたものか。いっそ同じレンズ径で、もっと明るいレンズを選べば良かったのか?そういう選択肢も確かにあった。しかし値段が10倍もするのだ。買えない事はないが、勿体無いような気もする。そこまでカメラマニアではないのだ・・・と自分に歯止めをかけている。ダメダメ、買っちゃ〜駄目よ。

連日、一年のうち350日位は捕獲や保護のご相談が飛び込んで来るのだが、一度も捕獲した事の無い人は一様に捕獲は大変な事だと思っている。私とて最初の捕獲は無我夢中で必死だった。でも母猫の「ハナクソ」と、まだ自立していない仔猫5匹が屋根の上・・・一晩に6匹を保護しなければ仔猫は自力でエサを食べられない月齢だったから、不退転の覚悟、やるしかなかったのだ。やるしかないと思えば、誰にでも出来る事だという事を今はもう充分に知っている。そして実際、体験した人は「案ずるよりは産むが易し」という事を実感するのが常だ。

しかし自分では何もしようとしない人たちというのは、厳然と存在している。そして手を汚す事なく、ノーリスクのまま声援だけするのだ。それだけで済むならば、それも良いだろう。そこだけの世界で完結していて欲しい。私の世界とは、永久に交わる事がないよう祈る。

「祈る」と言えば、何かあると「祈ってます」「涙が止まりません」と言ってしまう事を、私自身に対しては禁じている。涙を呑み込んで、今すべき事をしていようと思う。クリスチャンの私だけど、祈る前に手と足を動かそうと常に思っている。それが出来ていないと恥ずかしいと感じる。誰に対してでもなく、自分の良心に対して。

しかし、志を同じくする同志が増えているのも確かだ。それぞれ役割は少しずつ違うものの、必要とあれば無言のうちに助け合える。何もしないでいる事には耐えられない仲間が、着実に増えている・・・それが一番嬉しい。

今日、じえりちゃんは早速「のびちゃん」を預かってくれて授乳を開始した。病院で足もレントゲン撮影して診断して貰った。残念ながら、先天的な骨の奇形であるという。それでもミルクを飲んで無事に成長してくれれば、幸せになる道は拓ける。生き延びて欲しい。その後の事は任せてね。

相談を受けて、途中で放り出した事は一度も無い。きちんと結果を出すまでは、どんなに時間がかかろうと自分の問題として捉えてサポートしている。15匹のSOSの時、私達夫婦が救出した4匹(フィズ改め雅、ザビエル改め公太郎、そしてポッポ太郎とジュリナ)は、きちんとした里親の元で幸せに暮らしている。雅は天国に行ったけれど、誰よりも幸せだった。

残りの11匹に関しては、個人シェルタに預ける為の金を出しててやり、そこからいい加減な手順で里子に行って脱走した2匹の毎夜の捜索や迷子チラシの作成とポスティング、そして何度か捕獲も試みた。しかし「もうこのままそっとしておいて欲しい」という元親の意向で、私は手を引いた。その事に対しては「途中で放り出したくせに」と見当違いな悪態をついてきたキチガイもいたが。他人の不始末の尻拭いでどれだけ奔走したか知りもせず、人とは勝手な事ばかり言うものだとウンザリした。

協力します・・・と私が約束しておきながら放り出したと言える人がいるならば、どうぞ申し出て下さい。しかし、私が沈黙を守って来た事で、義憤を感じて矢面に立とうとしてくれる仲間も出来た。いざ事あらば、実践してリスクを引き受けてくれる。言葉では感謝し尽くせない。名前を出すと差し障りがあるので、勝手に「私の事だな」と理解しておいて下さい。

アイン

見る

May. 10, 2004

足の付け根のしこり、またもや私のストレスを吸収して大きく育ったようだ。しかし昨夜から今朝にかけて、大量に血膿が出た。大量と言っても5cc程度だが、小さなシリンジ1本分だ。しこり自体は小さくなった訳ではない。周囲に鬱血していたものが、圧をかけたら出て来たようだ。しかしたったそれだけの事で、厭な痛みが減った。助かるね。

前日の「猫雑記」へ 翌日の「猫雑記」へ


月別INDEXへ戻る

「猫雑記」INDEXへ戻る

inserted by FC2 system