レン

やさ男っぷり

May. 20, 2004

2004年5月20日 木曜日

何度も自分にも他人にも言い聞かせて来た事だが、自分の力では出来ない事を、猫が可哀想だというだけで何とかしようとして他人に迷惑を掛けも平気なのは、大人として恥ずかしい事だと思っている。「平気」と言うと語弊があるかも知れないが、どのみち「申し訳ありませんが」と口先だけで言うのは簡単だからな。

最初から誰かをあてにして、そして自分が頑張らない保護なんか糞食らえだ。何とかしたいと思う自分が努力してこそ、賛同した他人が手を貸してくれる事もあるだろうが。

しかしその加減というのは大変に難しい。可哀想だと思うだけでも何もしないで批判と中傷だけしている暇な馬鹿どもと比べたらマシだろうが、どのみち自分の「分」をわきまえない保護やボランティア活動はやめた方が良い。どうしようもなくなって「川口さん」に泣きつくのも無神経で図々しい真似ではないか。私を何だと思っているんだろう。スーパーマンでもなければ、猫救援会社でもないぞ。

私だって普通の勤め人で主婦でしかないのだ。いや、今の体調から思えば、普通以下だとも言えるな。お前がインターネットしたり化粧して出掛けたり充分寝たりしている間に、私に限っては寝なくても良いのか?不眠不休で頑張れる・・・いや、頑張るべきだと思っているのか?どう思っているのか言ってみろ、バカヤロー。

まだあるぞ、怒りのネタは。親切ごかしで、人にあれこれ余計な口出しするんじゃねえ。人ってのは私じゃないぞ。テメーんとこの猫や家族にもっと時間と神経と身体を遣え、人んちの猫の心配する前に。

腹の立つ事はもっとあった。野良猫が家の外をうろつくだけでも猫アレルギーだから迷惑だと平気で言う奴らがいるらしいが、私などサクラソウにアレルギーがある。でもお隣の塀の上にはサクラソウの鉢植えが並べてある。そんな事にまでいちいち苦情は言わないのが普通の人間だ。しかし対象が嫌いな猫だったりすると、そして野良猫の問題は今や容認すべきではないと思っている利己的な人たちは、平気で猫を排除しろと言う。

猫嫌いの人たちも、猫擁護派に協力して野良猫を円満に減らす為の努力をしないとしたら、それは単なるご都合主義というものだ。なけなしの金とローンでやっと手に入れたマイホームだから、野良猫に庭に入り込まれてウンコなんかされた日には許せないのだろうが、テメーのウンコはもっと臭いはずだぞ。汲み取り便所の時代を思い出してみろ。

私など、言う事を聞かずに騒ぐ子供は嫌いだけど、この世から排除しようとは思わない。みんな少しずつ我慢して社会生活を営んでいるのだから。私とて出来るだけ他人に迷惑を掛けないで済むように生きていたいけれど、一切他人の世話にならずに生きていると思ったら大間違いだし、色んな人の情けで許されて生きているのだという自覚はある。だからこそ、それ以上迷惑をかけたくはないのだが。

怒ってばかりだと美容に良くないじゃないか。美容って何だっけ?

レン

May. 20, 2004

アインの心配ばかりしていたら、私の喘息と狭心症の発作が出た。ま、ぼちぼちやろう。

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