イオ

一周年

May. 31, 2004

2004年5月31日 月曜日

言葉というのは難しい・・・とは誰でも思っているだろう。心象や抽象的に概念を言葉で言い表そうとしたら、文字や言葉だけではどうしても限界があるのは確かだ。しかし他人にきちんと伝えたい事があるのであれば、その限界ある言葉と自分の語彙と表現能力の中で、最大限表現の努力はすべきだろう。自分がどういうつもりで言っているのか等という事はどうでもいい事だから、相手にどう伝わるか・どう理解されるかをきちんと意識してコミュニケーションしなければ駄目だ。

ここまで書けば解かってくれるだろう・・・とか、行間を読んで私の真意は酌んでくれるだろう・・・と思うのは甘えだと心得た上で、後々「そういうつもりで言ったのではない」などという一番みっともないエクスキューズをしなくて済むようなものの言い方をしたいと思う。

尤も、「そういうつもりじゃなかった」と言うのは大嫌いなので、例えそういう場合でも言わないだろうが。そういう時には、謝ってしまう方がむしろ潔いと思う。強い事も言っているからこそ、「ありがとう」と「ごめんなさい」は素直に言える人間でありたい。

その事は、この「猫雑記」だけでも何度も主張してきた。偉そうに言う私にしても、私が100言った事が100通じる事はあり得ないだろう。それが解かっているからこそ、大切な主張は繰り返し繰り返し言い続けるし、微に入り細を穿つよう心掛けている。

生来そういう事に向いたしつこい性格でもあるようだが、それと同時に諦めも早い、訳の解からない相手とは争うのが面倒、人からの理解などどうでも良い・・・という矛盾する性癖がある事も事実だ。ロートルの私だって日々努力して、自分の本来の性格の駄目な部分は克己しようとしているんだ。若い人たちは、どうかもっともっと向上心を持って欲しい。余計なお世話だけど。
ペリー

僕だって1年過ぎた

May. 31, 2004

イオが長崎からやって来て1年が過ぎた。もっと長年いるような気がする。とても可愛いイオ。黒目がちで、目が合うと「キャッキャッ」と猿のように鳴く。切らせない爪を絨毯に引っかけながら、寝そべったまま移動するイオ。我が家の自慢の美人猫だ。

イオを迎えた日、みーちゃんをリリースしたのだった。みーちゃんの受け入れ準備は出来ているのに、バチが当たった私にはなかなか保護が出来ない。思わず祈ってしまうよ、「神様・・・」と。でも私はクリスチャンだし、猫たちの為に自分が為すべき事はやっているつもりだから、たまには祈っても良かろう。

足の甲が観音様になっている。なかなか水がはけない。浮腫んでいるのは見えている部分だけではないのが、今は一番の問題なのだが・・・。

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