アイン
目がすわる
Jun. 8, 2004 |
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2004年6月8日 火曜日
我が家の周辺は、老齢化が進んでいる。息子の家族と同居する家もあるようだが、老人だけの世帯も多いように感じる。公園に隣接するある一軒も、老夫婦だけの世帯のようだ。そこのお婆さんが、時々庭でゴミを燃やす。庭木の枝落としをして、生木を燃やす。もの凄く煙が出る。ビニールが燃える臭いもする。臭くて窓を開けられない。
何度も苦情を言いに行った。しかしその婆さんもツワモノで、「アンタどこんち?」と睨む。ま、苦情を言いに行ってくれたのも睨まれたのも、毎回こうちゃんなのだが。ちっともいう事を聞かないので、先日は遂に消防署に電話をした。消防署では、3人もの隊員が消防服で駆けつけてくれた。そして厳重注意してくれた。そもそも条令で焚き火は禁止されているらしいのだが、今まさに火が燃えていて危ない場合には、消防でも注意をしてくれるらしい。
焚き火が危ない事は、この辺りに昔から住んでいる人達は知っている。家を建て直す時に出た廃材を燃やして、それが当時はまだ公園にされていなかった原っぱのススキに燃え移り、この家の垣根を燃やし、軒を炎が舐め始めて「もはやこれまでか・・・」と思った時、突然風向きが変わって、原っぱの右手にそびえる崖の上の家まで炎が駆け登ったと言う。その家はあっという間もなく全焼し、建築業者は訴えられた。その時の証人として、大学生だったこうちゃんは裁判に出頭するという初体験をしたのだった。
今ではススキ野原こそないけれど、乾燥した日に年寄りのする焚き火は危ない。しかもビニールなんか燃やされては堪らない。黙って泣き寝入りするのは、年寄りを甘やかす事になって良くない。年寄りにも子供にも、公徳心は持って戴かなくてはいけない。今時の若いモンは・・・なんて言いたいならば尚の事、年寄りこそ頭と身体がしっかりしているうちは甘えちゃいけない。私なんか肉体年齢80歳超だが、それでも何とか頑張っているのだ。
消防署が注意しに来たのは確か先々週の事だった。なのに婆さんは、懲りずに今日もビニールを含むゴミを燃やしたらしい。今日は市役所の環境保全局相談課というところに電話して、指導して欲しい旨依頼した。ま、誰が何を言っても無駄だろうな・・・凄い婆さんなんだもの。まるで安達ヶ原の伝説の●婆のようだ。兎に角、住宅地のど真ん中でゴミ燃やすな。
アイン
寝顔を俯瞰で
Jun. 8, 2004 |
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