カワムラさん
うとうと
Jun. 22, 2004 |
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2004年6月22日 火曜日
天気予報で、今日は真夏のように暑くなると聞いていたので覚悟して臨んだけれど、風があったせいか意外と爽やかだった。しかし日差しは物凄く強かった。紫外線ケアを怠るとまた紅斑と熱が出るから、きちんとクリームを塗って出掛けた。これがどうにも鬱陶しい。顔に油っぽいものを塗るのが気持ち悪い。仕方なくパウダーでおさえる。
パウダーと言っても、幾ら私でもベビーパウダーではない。いや、ベビーパウダーの方が高いかも知れないな。何たって100円ショップで買ったファウンデーションだもの。しかし何かを塗り込めるというのは気持ち悪い。まるで砥の粉を木地に塗りこめているようだ。化粧なんか大っ嫌い。スッピンでは社会人としては失礼になる等という社会では生きていたくないな。そもそも化粧などという面倒臭い習慣を、何故に女性は身につけたのか?
5千年も前の古代エジプトの時代からその習慣はあって、当時は男女ともに化粧をしていたらしい。それもオシャレの為ではなく、強い日差しから目を守る為、そして害虫や邪悪なものの侵入を防ぐ為のものだったと聞く。その化粧が男を惹きつける為の目的でされるようになったのは、紀元前5百年頃のローマ時代からだと言う。
そんなに歴史が長くては、私が幾ら「化粧なんかやめよう、素顔でのびのび生きよう」などと訴えても無駄だな。圧倒的大多数の女性たちが、せっせと自分を美しく見せる為の手段として「化粧」を選んだのだ。私はマイノーリティだ。黙って黙々とスッピンを続けるしかないと思っていたら、こんなところまで来てから何の因果か化粧(「化粧」という目的ではない上に、極めていい加減だけど)する羽目に陥った。紫外線など届かない闇の地底帝国に住んでいれば、そんな必要もなかったのに・・・。
しかし日焼け止めにもその方式は2種類あるらしいという事が、その道に不案内な私にも解ってきた。私は『日焼け止め』というのは、須らく紫外線を全て反射させているものだと勘違いしていた。しかし殆どの製品は有機化合物の紫外線吸収剤を含むタイプで、皮膚の表面に紫外線を吸収して熱エネルギーなどに変換させてしまう原理らしい。しかし紫外線吸収剤は水溶性ではないので、油で溶いている。だからベタベタ感があるのか。
もう1つの方式とは無機化合物の紫外線散乱剤を使ったもので、紫外線を皮膚表面で反射・散乱させ、皮膚内部への紫外線の浸透を防ぐ効果があるという。これは微粒子の無機化合物がパウダーになっているようだ。よし、ベタベタしないのであれば、断然こちらを選ぼう。
ゴマ
ひたむきな目
Jun. 22, 2004 |
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