モア

黒トラ

Jul. 5, 2004

2004年7月5日 月曜日

毎日暑くて、エアコンくらいではとても身体が冷えない。連日のこの暑さに加えて、持病の熱と更年期の周期的にくる「のぼせ」で、相変わらず「人間湯たんぽ」状態だ。そんな時には、保冷剤で頚動脈や脇の下を冷やしても少しも冷たく感じない。保冷剤をはずして手で触れてみると、そこだけはちゃんと冷たくなっているのに「冷たい」という感覚がない。冷えた血がどんどん身体を駆け巡って欲しいのに。

これはもう身体の中から冷やさないと駄目だ。「クーリッシュ」を一日に2個食べてしまう。本当はもっと食べたいところだが、甘くて無理だ。口の中であまり解かさず、吸い込んだらそのまま飲み込むのが身体を内側から冷やす秘訣だ。お腹が弱い人には勧められない。私はちょっとやそっとでは下痢なんかしないので、今は兎に角冷たいものが欲しい。

時々氷も齧る。まるで「熱闘甲子園」だな。水分は摂る量が難しくて、少しずつ飲むようにしている。飲んだら浮腫む。でも飲まないと苦しい。何も考えずに好きなモノを飲み食い出来ていた頃はつくづく幸せだったんだな。今も不幸ではないけど、ちょっと不便になってしまった。

昨夜は、戴きものの桜海老を玉葱とかき揚げにした。桜海老をどう料理しようかと色々と悩んだのだが、海老はやっぱり揚げたり焼いたりした時に一番香りが良くなると思う。暑いさなかに天麩羅を揚げるのは勇気が要ったけれど、このところ余りにも忙しい日々が続き、天麩羅を揚げるのも久し振りだと気づいた。

こうちゃんと出会った頃には、朝から天麩羅を揚げるような事もあったのに。一時期、温かいかけ蕎麦を寒い朝に食べるのが我が家のブームで、千切り人参のかき揚げをよく作ったものだった。

昨夜もカボチャや人参など他の野菜も揚げようかと思ったが、それでは二人だけの夕食には量が多くなり過ぎる。アンコウの唐揚げもしたので、これだけでも食べ過ぎたかも知れない。しかしかき揚げは大変美味しかった。

ぶーちゃん

凄い体積

Jul.  5, 2004

個人のサイトの個人の日記なのに、差し障りがあってなかなかあるがままを書けない。随分と好き勝手に書いているように思われがちだが、実は思う事の半分も書けない。いや、半分もないだろうな。1/4も書ければ良い方だ。日々飛び込んで来る相談内容の事、腹の立つ事、悲しい事、自分自身の身体の事。全てをあからさまにする事で、色んな人の心にに少しずつ影響を生む。これでもあちこちに配慮しているのだ。

ただひとつだけはっきりさせておこうと思う。私は劣化したゴムだ。無理に伸ばそうとすれば簡単に千切れてしまうだろう。しかし入院する訳にはいかない。だからせめてこれからは、あまり無理せずにやるつもりだ。愛する家族を置いては絶対に死ねない。

そして少しでも取り戻そう、後回しにしたままの家族との時間を。食事の支度も義務からではなく、手を掛け愛情こめてしたい。食事そのものも、ゆったりとした気分で楽しみたい。二人の会話も改めて大切にしたいし、生活にゆとりを取り戻したい。人並みに眠りたい。

そしてミュウに謝りたい。他人の事で時間と体力を遣い過ぎたこの年月を。アインやジーコにも同様だが、彼らはまだ私と共に生きている。しかしアイン達も2時間おきの強制給餌をやめたら、どうなるかは解からない。とても私からはやめられない、どうか続けさせて欲しい。

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