ペリー

お坊ちゃま顔

Jul. 13, 2004

2004年7月13日 火曜日

朝の給餌を終えて自分のご飯を食べつつ、TVをつけると早朝の番組はスポーツニュースと天気予報と芸能ニュースばかり繰り返している。その芸能ニュースで『マツケンサンバ』が初めてオリコンのチャートに入ったと言っていた。ほほう・・・けつだいらまん・・・じゃない松平健の『マツケンサンバ』というのがある事は知っていたが、何と『マツケンマンボ』というのもあるらしい。ここで視聴出来る(いつまでもあるページなのかな)。

こうちゃんはその昔(大学生の頃)、彼と同じ商業劇団にいた事がある。こうちゃんが目指していたのは演出家で、役者ではなかったらしいが、初めてその過去を聞いた時には「やだ〜この人」と思った。どのみちこうちゃんは演劇には嫌気がさして船乗り経由でサラリーマンになってしまったが、松平健は勝新太郎に見出され大成した。宝塚出の大物女優とも結婚出来たし(あ、離婚したのか)、コナカのCMで笑わせてもくれた。試しに公式サイトに行って見たら、身長が179センチとあった。これはままある事だろうがサバを読んでいるようだ。こうちゃんよりも身長は低いのだから。体重は倍近くあるようだけど。こうちゃんは痩せ過ぎ、彼は太り過ぎ。

同じ芸能ニュースで、西条秀樹に3人目の子供が出切るとか何とかというどうでも良いニュースの中、彼は昨年脳梗塞で倒れたと知った。当時も今も別にファンでも何でもないが、私の世代のアイドルであった歌手が脳梗塞で倒れる歳になったと思うと感慨深いものがあった。

私が高校生の頃は、同級生たちは西条秀樹を含む新御三家だの『愛と誠』だの『ベルサイユのばら』だのに夢中であった。私はいずれにも興味がなかった。ひたすらプログレッシヴロックを聴いていた。「進んで」いたのかと思えばそうでもない、今もまだ聴いているのだから。

1ヶ月ほど前から、糠漬けを再開している。冷蔵庫の野菜室に容器を入れてある。このコンディションだと、丸1日漬けてちょうど食べ頃となるので楽だ。暑くなる2階では、冷蔵庫に入れておかないと直ぐに糠床が酸っぱくなってしまう。頻繁にかき混ぜていても駄目だ。

自家製の糠漬けだと、塩分があまりない漬け物が食べられる。大根と人参、胡瓜を漬けているのだが、塩揉みなどと比べてもずっと塩分が少なく出来る。但し手間が掛かる。毎日、野菜を取り出した後で充分かき混ぜ、その後は乾いた布巾で余分な水気を吸い取る(これが意外と面倒だ)。そしててまたかき混ぜ、次の野菜を漬け込む。たまに鷹の爪やら、糠味噌辛子やら、昆布やら新しい炒り糠やらを足してやる。酸っぱい糠漬けは苦手なので、いつも香ばしい匂いにキープしようと思うと結構な手間が掛かる。でも楽しい。

糠漬けは、実は遥か昔の大学生の頃、あるエッセイを読んで突然思い立って始めた。当時の私はそれまでになく勉強もきちんとしつつ、自炊生活も昔の主婦並みにしていた。兎に角とても所帯じみた大学生だったのだ。そして真面目だった。思えばその頃から、振り子のように「何か」と「何か」を同じ位のバランスで掛け持ちするのが得意だった。体力もあった。卒業してからは、仕事と主婦業をきっちりやった。深夜まで残業し、酒も飲み、男遊びもし、結婚してからは夫の弁当作りからワイシャツやシーツのアイロンかけまで精力的にした。今はもう駄目だ。全てに手抜きだ。着るものはアイロンの必要がないものに限るし、男なんか全く眼中に無い(あっても困るが)。

しかし勤めを辞めたら、家事はもう少しきちんとやろうと思う。特に料理だ。それで手始めに、ここ数年やめていた糠漬けも今年は再開したという次第。持病の為にタンパク制限をしようとしたら、もう少し手間を掛けないと駄目だ。野菜料理で美味しい主食を作るのは、それはなかなか面倒だ。でもやらなきゃ。でも肉を皆無にする訳じゃないのよ。一部の方々、心配ご無用よ、たまには焼き肉も食べるよ。

イオ

そっと大理石に乗る

Jul.  13, 2004

フェーン現象のせいとかで、恐ろしく暑い日になった。39度近いところもあったそうだ。我が家の2階は、もちろんエアコンつけっ放し。それでも33度あった。あなおそろしや、アナスタシア(意味なし)。

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