ペリー

あぢ〜よ!
(爪研ぎスノコの上)

Jul. 18, 2004

2004年7月18日 日曜日

今年のこの暑さのせいなのか、蚊が多い。エサやりでボコボコに刺される。車にも家にも「キンカン」を常備しているが、兎に角掻かないで迅速にキンカンを何度も何度も塗る。掻かなくとも腫れて、赤い斑模様が広がる。何につけアレルギー体質であるというのは、欠陥品である事の証拠に思える。

膠原病とて一種のアレルギー疾患だ。自分の体の細胞(核)をアレルゲンとして攻撃してしまうなど、どう考えてもふざけている。素人の戯れ事だが、矯正ソフトを携えた酵素か何かを注入して、間違っている免疫機能に教育を広めるような治療はないものか。それとも寄生虫を体の中に入れると花粉症が軽減されるように、免疫機能が自分の身体を攻撃する余裕がなくなるようにと回虫でも飲もうか。白魚の踊り食いのように・・・。しかしそんな勇気はないな、如何に食い意地が張った私でも。

まあいいや、今は蚊の話をしていたのだ。私も刺されるが、黒い部分の多いトムの耳は蚊に刺され続けて、最初はボコボコになっただけだったが、やがて毛が抜け、今は肌色の皮膚が剥き出しだ。そこがボコボコになって血が滲んでいる。ミヨコに言うと、黒猫や白黒で耳が黒い子の宿命だと言う。

黒い部分は体温が高いのか、他の毛色の子よりも蚊に集中的に狙われている。蚊がいる季節には、外にいる限りはどうする術も無い。蚊帳に入れておく事も出来ないし、蚊取り線香など焚けば猫自身が逃げる。虫避けの薬も長期間の使用は危険だし、インターネットで購入してみたハーブの虫避けスプレーも猫の嫌う匂いだった。夏は寒さを心配する必要はないけれど、蚊やナメクジ、アリ、ゴキブリ、ハエ(の産み付ける卵)との闘いだ。エサやりは知恵と継続の努力とを要し、そして家に連れ帰ってやれない苦しさと食べさせる喜びの間で一年中揺れる作業だ。そして決してやめられない。2時間おきの給餌がある限り、こうちゃんと二人で出掛けるからにはシンデレラのように時間制限に縛られる。どちらかが残ればもっと長い外出も可能だけど、もういつも二人で一緒に居たいからそれはしないだろう。

強制給餌などなかった頃から、泊まりがけで留守にする事はない。甥の結婚式だって欠席したし、祖母の葬式にも行かなかった。猫ともこうちゃんともこの人生では出会うのが遅かった分、ここれからはいつでも一緒が良い。やっと舅・姑というストレス、そして宮仕えのストレスかせ開放されたのだから、二人で気楽に過ごしたい。今までの分も取り戻したい。

アインは今日、2度も吐いた。毛玉ではない。少しずつ悪化しているのかも知れないが、悪い事は考えまい。アインとも、これからはずっと一緒だよ。年がら年中、猫を置いて泊まりがけで出掛ける人は、里親に望む条件で厳しく規制したい。少なくとも私の募集ではね。

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