ペリー

ボクは天才

Aug. 1, 2004

2004年8月1日 日曜日

あっと言う間もなく、今年も8月になってしまった。今日も暑い。しかし昨日ほどの湿気がないせいか、暑くとも幾分楽だった。歯茎の麻酔の注射の痕が白くふやけている。痛みもあるが、何とか普通に食事をする。いつもにも増して噛まずに飲んでいるけれど。カレーライスのみならず、カツ丼も飲み物になってしまった。しかし胃が丈夫なのか、全く平気だ。変な持病はあるものの、胃腸が丈夫なのは財産だ。

みーちゃんの部屋の入り口は板戸の引き戸なのだが、2枚とも片側に寄せておいたまま、市販のルーバーラティスを利用して開き戸にした。レールにはめ込もうとせず、片側は柱に蝶つがいで固定し、片側には柱となるべく角材を打ちつけた。ドア(ラティス)と柱は、掛け金でロック出来るようにした。これでみーちゃんの部屋に、空気の流れが出来るようになった。

エアコンの冷気はぶーちゃん部屋からカワムラ部屋を通り、みーちゃん部屋まで一直線に流れて行く。6〜8畳用のパワーのエアコンなのに、3部屋を充分に冷やしてくれている。1階がさほど暑くないせいもあるのだろうが、これで湿気が相当減った。

夜になってエアコンを止め、各部屋の窓を開ける。みーちゃんの部屋は南側に掃き出し窓があるだけだったのだが、風の通るルーバードアのお陰で、すっかり涼しくなった。柱が使える家だったら、この方法もお奨めだ。冬になったらそのドアはそのままで、引き戸を閉めてしまえば良い。幅90センチ、高さ180センチのルーバーラティスが4千円弱。角材や部品色々合わせても、7千円程度の出費で完成した。大満足。

但しペリーだけは、掛け金の仕組みを一発で見抜いた。何とかはずそうと努力している。しかし掛け金は途中をネジで絞めておけばロック出来るようになっているので、猫には開けられない。但しペリーは、そのネジのせいで開けられない事も理解したらしく、何とかネジをいじろうとしている。ペリーは賢い。天才だ。

そんな事を言うと、またテレサ・ちんが「そりゃあそうよ。私が産んだ子だもの」と言うに決まっている。ペリーは彼女が産んで、うちに貸してくれているだけらしいのだ。私が死んだら、当然ペリーは引き取りに来ると言っている。ふん、歳から言えば私が生き残り、ぷうさんを迎えに行くのが順当なのだ。安心して成仏せよ。祟るなよ、悪霊として。

今日も電動ドライバが大活躍。但し安物なので、パワー不足は否めない。柱にする角材を一気に太くて長いネジ釘で留め付けようとしたら、ドライバが空回りしてしまった。こうちゃん、仕方なく手で回したが、筋肉痛になる事必至。可哀想なこうちゃん。私は腱鞘炎が酷いので(リウマチもあるし)ドライバを回す事はおろか、最近ではペットボトルの蓋すら開けられません。最初に封を切る時の事だけどね。からっきし役立たずです。傍らで口をはさむだけ。それでいて「疲れたね〜」などと言っている。

カワムラは、作業の途中で何度も何度もみーちゃん部屋に入ろうと試みては、つまみ出された。みーちゃんはラボに居た衣、オスに大変もてた。黒岩ニャジラもぶーちゃんも、みーちゃんを追いかけ追い詰めていた。もちろんみーちゃんはオスなんか大嫌いだ。唯一心を許したオスは、こうちゃんだ。流石メス猫たらしのこうちゃん、またしても面目躍如だな。

そのこうちゃんは、ギラギラしておらず、人間のメスにも安心感を持たせると思う。やさ男だが力はある。色白で痩せているのでストリートファイト向きではないだろうが(全然ない)、黙っていても頼りになる雰囲気ではある。自制心と演技力も備えているし、想像力に長けているので人の感情を逆撫でするような事は言わない。品性を感じる。これで結婚詐欺やホストになっていれば、きっと大成しただろうに。

昨日の片付けの時に出て来たこうちゃんの昔々の写真をスキャンして、こうちゃんには内緒で『写真館』に載せてしまった。中学校卒業したばかりだという15歳のこうちゃんは、余りにも可愛い。やっぱりこうちゃんはお坊ちゃんだったんだな。そして私は、こうちゃんみたいな男が好きだと改めて思う。

男と言っても、今の私の歳から見ればひどく幼くて無垢でいたいけな少年なのだが、髪が白くなり皺っぽくなったというだけで、今も顔は殆ど変わっていない。当時、出会っていたらどう感じただろう?しかし、その当時の私はまだ小学校2〜3年生だった。男になど全く興味はなかったし、同級生の男の子たちはほぼ全員がまだ猿だった。あ、こうちゃんも猿か。

15歳のこうちゃんは、こんなオバサンと結婚する事になろうとは予想していなかっただろうね。可哀想なこうちゃん。しかも天然パーマだったと初めて知った。そう言えば、いつも散髪は私がしているのだが、伸びてくると毛先が軽くカールしていたっけな。こんなにも髪がフサフサしているこうちゃんを見たのは初めてだから、全然気づかなかったよ。

レン

急に甘えん坊に

Aug. 1, 2004

晩ご飯はあっさり目。ご飯に海苔の佃煮と湯葉豆腐を山葵醤油で、そして水菜とカイワレ、人参・胡瓜・茗荷の千切りのサラダ、トマトとハムをマヨネーズで。もちろん直ぐにお腹が空いて、丑三つ時には歯医者の帰りに神戸屋ベーカリーで仕入れておいたハムとチーズのパイと甘夏と桃のデニッシュを食べた。ダイエットに縁無し。

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