毎日大量に届くウィルスメール。いい加減にして欲しい。意図的に送って来るものがあるのかどうか解からないが、きっと成りすましウィルスも多いのだろうから、返信して感染を教える事は無意味だろう。成りすましではないものもあるかも知れないけれど、日に50通近くウィルスメールがあってはいちいち検分もしていられないので、感染を教えて差し上げる事も出来ない。
しかし毎日何通も届くウィルスメールに、
タイトル『photos』、差出人メールアドレス『acreat@chol.com』というものがある。添付ファイルが必ず付いている。同じ相手から日に何通も繰り返し繰り返し届くので、すっかり覚えてしまった。もし「それは私のアドレスだ」という方がいらしたら、是非一度お調べ下さい。しかし『chol.com』というのはちょっと検索してみると韓国のドメインらしいから、ここを見ている人に該当者はいないだろうな。
ウィルスではないが、エロサイト系ばかたれメールで『カナです!』というものも繰り返し毎日届く。これを見ている人たちで大切なメールを下さる時は、名前だけで『トメです!』と『ヨネです!』なんてタイトルは避けて戴けると有り難い。ソレ系だと思って、受信せずに削除してしまうかも知れませんから。
一昨日、長い間じぇりちゃんに育てて貰った
「のびちゃん」が、無事に大分の里親さんのところにお届けとなった。ずっと成長を見守って大切に応援して来た子だけに、感慨無料で暫くしみじみとしてしまった。
のびちゃんは元々ある人が保護して、私のサイトで今年の5月に里親募集の掲載依頼を受けた
「生まれつき足が不自由だったが為に、繁殖させた無責任な飼い主に殺されかけていた赤ちゃん猫」であった。あの足を見て強く感じるものがあったものの、とても生後2週間の赤ちゃん猫を京都から横浜まで移動させるのは難しいだろうし、また勤めていた頃の私には到底授乳が必要な仔猫など預かれなかった。
尤も、繁殖させて放置して殺そうとした人から引き取ってくれた保護主は、別に預かりや支援を依頼して来た訳ではなく、私が勝手に何とかしたいと思っただけなのだが。
「そうだ、これは彼女に頼むしかない!」と思い立ち、突然「授乳して育てて欲しい」という電話をして即座に快諾して貰って以来、3ヶ月余りの長きに亙り大切に育ててくれた
じぇりちゃん・・・本当にお疲れ様、有り難う。
すっかり大きく成長したのびちゃんは、じぇりちゃんが大阪から大分まで遥々電車でお届けしてくれた。すっかり信頼関係も出来ていた里親さんだったし、ご自宅も経営するお店の事も、ご家族の事や先住猫ちゃんたちの様子もちゃんと解かっていた。しかも大阪までお迎えに行って下さるとのお申し出も戴いていた。しかしじぇりちゃんは、心血注いで育てて来た我が子同然ののびちゃんにとても玄関でお渡しして「さよなら」は出来ない、どんなに遠くても自分でお家まで届けると言っていた。出不精の眠り猫のようなじぇりちゃんが。
そして遂にその日がやって来たのだった。出発する日の夜明け前、掲示板に「
あと2時間ほどでのんちゃん(のびちゃん)を連れて大分へ出発します」というじぇりちゃんの書き込みを発見して、午前3時過ぎだというのに電話をしてしまった。尤も、どちらもいつも起きている時間なんだけどね。
実は、その日を無事に迎えるまでの間には、のびちゃんには何度か危機的状況もあった。詳しくは公開して来なかったものの、その都度じぇりちゃんから報告を受けていた。入院もした。しかし預かった当初、このまま成長したとしても自力では排泄も出来ないのではないかという予想をしていた事は、遂に杞憂に終わった。のびちゃんにはハンディなんかない、あの足もただの個性の一つだと言っていたじぇりちゃん。私はその「場」には居なかったけれど、不安も喜びも共有させて貰えた。
そして、のびちゃんに里親候補として名乗りをあげてくれたのは、実は大分のママだけではなかった事も言っておきたい。アメ太や黒岩ニャジラの里親さんも、エド&アインのお母ちゃんも、本気で引き取る事を申し出てくれていたのだ。どちらに対する私からの信頼も絶大で、全く申し分ない。しかし今回は、新しいご縁を大切にさせて戴いた。その意図は決して打算ではなく、彼女たちに私が伏してお願いしなければならない「時」というのは、いつかきっと来るだろうと思うから。
お届けのレポートは、じぇりちゃんがフィルムの現像とそのスキャンが済んでから送ってくれる予定なので、それから直ぐに公開するつもりなのでご期待下さい。
新しいママからは、毎日のように報告を戴いている。初日からお嬢さんの胸の上で眠り、ご飯もお水もクリア、2日目にはウンチもオシッコも自力でちゃんと出来、新しいママとも寝たようだ。ほんの一部分だけ引用させて戴く。これを読んで、ちょっと泣けた。
昨夜は私と一緒に寝ました。
夜中に3度程、枕元に置いてあったじぇりママのキャリーのにおいをかぎに行っていました。きっと心が落ち着いたと思います。じぇりママ有難う。
そしてあの紐をしゃぶりモミモミしながら良く寝ました。
朝には隣で寝ている娘をモミモミしながら一緒に寝ていました。11時近くまでグッスリでした。
主人も妹もカノンが可愛いくて仕方ないようです〜(もちろん私や娘にとっては言うまでもないことですが・・・)
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さあ、次はいよいよ病院の保護猫の「ふくちゃん」だね。搬送の車を出してくれる人もお願いした。あとはその日程さえ関係者で擦り合わせが出来れば、ふくちゃんはさくらとルナのいるお家の子になれる。