ルス

いつも涙目

Aug. 29, 2004

2004年8月29日 日曜日

アインが連日吐く。大量の水ゲロ。その直後には、予定時間でも給餌はやめておき、タンポポ茶を10cc程飲ませる。そして1時間してから、キドナの強制給餌をする。もう少し調子の良い日を見計らって、一度点滴に連れて行こうかとも考える。極端に移動のストレスに弱い子だから、決して無理はしたくない。

今日はマイ捕獲器を持つ人たちのうち数人が集まって昼食会をした。初めての事なので、全ての人に声を掛けられた訳ではない。私たち夫婦が2時間以上は家を空けられないからという理由で、皆さんには我が家の近くに集まって戴く事にしていたのに、結局はアインの具合が良くないから、急遽こうちゃんは留守番する事になった。

メンバーは大磯の鈴木さん、墨田区の和田さん、世田谷のおうごさん、武蔵野の高井さん、板橋のなぎささん、大田区の堀江さん、相模原の菊地さん、川崎市のぴょんちゃん、中央区の中村さん、そして私で10人。いずれも既に捕獲のベテランであり、捕獲器の貸し出しやご相談にも応じられるバランス感覚のある人たち、あるいは保護や一時預かり・里親募集で活躍している人たちだ。しかし愛護活動家など一人もいない。みんな普通の市民、普通の勤め人、普通の猫好きでしかない。

彼女たち・・・いや私達は、普通に生活して行く中で、当たり前の事として野良猫の為になる事をしていたいと願っている同志だろう。それがエサやりであり避妊であり、時に保護でもある。今日集まった以外にも、そういう同志がたくさんいる事を誇りに思う。そしてそういう事だけでなくとも、皆が自分に出来る何かを模索して実行に移せるようであって欲しい。

何もしないで嘆いている人たちや、何もしないで批評や批判だけしている人たちとは一切関わりたくないし、そういうものは淘汰されて行けば良いと心から願う。そして今後は、ちっぽけな存在の私ではあるけれど、接したものに伝えられる熱や波動が強くあれるようであるよう自分に課して行きたい。大きな事をやり遂げられる程の力はないだろうが、一人ずつ丁寧に確実に伝える役割が果たせれば嬉しい。努々(ゆめゆめ)いい加減な伝言ゲームとならないようにね。

そしてその事にだけ偏るのではなく、猫との生活の楽しさを謳って行きたい。他人から見たら無駄な事もたくさんしているだろうと思うが、だからこそやっていられるのだとも思う。そして人との関わりの中にこそ可能性も希望もあるのだという事を、私は実感として知っている。人に感謝して、人を好きでいられる自分を誇ろう。

アテネオリンピックの閉会式で次回開催地である北京が紹介され、スタイルの良い美しい若い女の子たちが十数人舞台に上がり、超ミニのチャイナドレスに身を包んでスラリと伸びた脚を魅せ、それぞれの楽器を演奏しながら踊っていたのが素晴らしくチャーミングだった。

『女子十●楽坊』よりずっと雰囲気も良いし、粒揃いで綺麗だった。CMで『アジアンビューティ』とか言われて、小さな目の扁平な顔に加え、ブスッとした無表情で踊る中国人女優(名前すら知らないが)とは大違いの、明るくて感じの良い表情と美しい顔立ちだった。(すみませんね、アジアンビューティのCMが大嫌いなもので・・・)

リマ

いつも楽天的

Aug. 29, 2004

長く激しく暑い日が長かったかと思えば、一昨日あたりから急に涼しくなり、しかも台風の影響だろうから湿度がとても高い。そのせいか、あちこちの猫たちが体調を崩しているようだ。我が家のルスも、目ヤニと涙が凄い。保護される前の赤ちゃんの頃にウィルス性の風邪をひいていた事、そしてFIVキャリアである事などから、目や鼻の炎症は繰り返し繰り返し出るだろう。

我が家に迎えた当初、一日おきに何度も「インターキャット」の注射をして貰ったが、感染初期ではなかったのであまり効果は期待出来ないだろうと言われた。しかも「インターキャット」は、公式にはカリシウィルス治療薬である。カリシ以外のウィルスに効き目があるかどうかは、まだ本当のところは解かっていないとも言える訳だ。それでも実際に他のウィルス感染症(パルボやヘルペス、クラミジア等)や悪性腫瘍などに対して、驚くほど効いている症例が多い事も事実だ。

日に何度もマメにコットンで押さえ、鼻梁マッサージをし、目薬を点し、プロポリスを与え続けている。ルスは賢くて従順な猫だ。さぞかし嫌だろうに、おとなしくケアされている。いじらしいと思う。リマはリマで、いつも明るくて素直だ。ますますルスとリマへの愛着が深まる。いや、意外としぶとく抵抗するカワムラさんも可愛いのだが。

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