インターネットで注文しておいたプラケージが届いた。今回はガラ専用の一時隔離の為なので、３段の必要はないだろうと考えて
２段タイプ（アイリス プラケージ812）を買ってみた。これで我が家には、同じアイリスオーヤマでプラケージ
３段タイプ（813）が２個、２段（812）が１個、１段タイプは
（810）と
（1000）が１個ずつ、
３段タイプメタルケージ（MCC-3）が１個、ちょっと華奢なメタルケージ２段タイプ
（PEC-902）が１個・・・合計７個もあるのだ。他のメーカーの１段タイプも２個あるし、それとは別の目的でブラックケージ（スノコ引き出し可能タイプ）のＳ，Ｍ，Ｌの３個もある。
しかし我が家では猫をケージ飼いしている訳ではない。あくまで駆虫や投薬中の一時隔離、新入りが他の先住猫と馴染むまでの一時隔離、そして別荘代わりであり、マルコのような臆病猫の逃げ込み場にもなればジャングルジム代わりにもなり、冬はホットカーペットを敷いて毛布を掛けた炬燵代わりとして使用している。但し数が揃っていないと、自分専用でないと嫌な子たちも多いので、仕方なく順次これだけ買うハメになった。
猫に過保護で甘やかし過ぎだって？そうよ、当然よ。犬とも人間の子供とも違うのだから、うんと甘やかして良いのよ。そういう風に猫たちを甘やかしてやれるよう、私は努力し続けて来たのだから。これからもうんと甘やかすよ。
１０年間、舅たちとの地獄の同居の日々を辛抱して、今ようやく家中が自由に使えるようになったのだもの、古いけど広いというメリットを享受させて貰わなくちゃね。あの頃、いつも心に誓っていたんだ。「いつか私の天下になったら、年寄りのガラクタは全部捨て、家中猫だらけにしてやる。それが私の仕返しだ」とね。ああ、ケージが一杯置けて嬉しい。
しかしちょっと箍がはずれ過ぎてしまったよな。猫１８匹とケージ１２個だもんな。もう飼わないし、もう買わない。本当に限界なんだからね、解かっているでしょうね？（と自分に問う）
ガラは昨日から、抗生物質を粉にしてまぶしたアイムスのキトンをちゃんと食べてくれている。この分だったら、憎きカンピロバクターは退治出来るだろう。１週間後の検便が楽しみだ。それでＯＫとなれば、晴れてケージから出してやれる。折角買ったケージからね。
失業中だと言うのに、僅かな期間の為に無駄遣いしているようにも思う。しかしその僅かな期間でも、やはり快適に過ごさせてやりたいし、１段ケージではよほど小さい仔猫でないと厳しい。幅１メートルのワンフロアにトイレも水の容器もフードの皿も置き、寝場所も確保し、ついでに中で暴れる事もあるのだから。ガラにはガラの憂いあり、ではなくて、ケージが必要なのよ。うん。
人間の子を持つ親だって、子供なんか直ぐに大きくなっちゃうのに新品で服や靴を買うでしょ？買いたいものでしょ？子供服だったらお下がりって手もあるけど、もしもお下がりでケージを戴くとしたら解体して梱包するのも大変だし、送料だって結構かかる。買った方が楽だ。
そして後々まで、先述の通り遊び場やお昼寝場、避難場所として使えるしね。あ〜言い訳がましい。自立した大人が自分の金で何を買おうと自由なんだから、堂々としていなさい。（と自分に言い聞かせる）
晩ご飯は肉豆腐にした。『新選組』を落ち着いて観たいから、我が家としては珍しく早目に済ませておいた。でも事情があって観られなかったのだ。土曜日の再放送で観なくちゃ。
その代わり９時からの『日曜洋画劇場』では、『L.A.コンフィデンシャル』を最初から最後までしっかり観た。かなり面白かった。
ラッセル・クロウの演ずるバド・ホワイト（刑事）の、キレた時の『超人ハルク』が入ったようなマッチョ振りは「アメリカ人と白兵戦したら敵わないよなあ・・・」と言いながら観ていた。
役の上だけじゃなく、この俳優は何度も暴力沙汰を起こしているけど、いかにもそういう感じのする顔と身体つきだ。
そしてそんな暴力的で過激な刑事であると同時に、女に暴力を振るう男は許せなかったり、惚れたコールガール（キム・ベイシンガー・・・この役では凄く綺麗だった）に対しては純潔を求める純情なヤツだ。
やさ男好きな私としては現実には全く好みではないのだが、俳優としては別だ。映画の中で暴力をふるわせたら天下一品という感じがするし、リアルな凄味があって巧いと思う。
恐いね、こういう男は。
しかしメインの登場人物たちの役名が「バド」だの「エド」だの「シド」だのと似ていて、こんがらがってくる。わざとそういう名前にしたのだろうか。
昨日里子に出たふくちゃん改め「まえだくん」と先住猫のさくら＆ルナの３匹は、たった一日で随分と進展があったようだ。猫だって自分で考えて、ちゃんと一番自然な形に収まって行くんだという良い見本だ。里親さんがメールと掲示板で変化がある毎にお知らせ下さったので、里子データのページに
追加で報告させて戴いた。是非、ご覧下さい。こういうのを聞くと、本当に嬉しくなる。
