マルコ

出窓でアクビ

Nov. 28, 2004

2004年11月28日 日曜日

強制給餌を受け付けなくなってしまった・・・と思ったけれど、ジーコはもう一度頭を持ち上げてくれた。コロイダルシルバーの高濃度液を飲ませた後、ふと気づいたらケージのベッドから自力で出て来ていた。

ミュウの最期を思い出して一瞬不安になったけれど、最期の力を振り絞って動いたのではなかったようだ。少し元気が出たのだ。そして酵素(商品名ではダイジェストエイド)入りのキドナを5cc飲む事から再出発出来た。まだ目はしっかり開けられないけれど、首が据わった。

酵素が良いのか、プロポリスが良いのか、コロイダルシルバーが良いのか、それとも全く本人(猫だが)の持つ自然治癒力や生命力だけの問題なのかは解からないけれど、即効性を感じるのはコロイダルシルバーだ。

このシルバーに関しては、私もまだ完全には解かってはいない。ある特定の細菌を殺すべく研究して作られた抗生剤にはその原理が納得出来るのに(但し、副作用もある事を含めて)、シルバーは単純な金属であるが為に細菌やウィルスの除去に効き目があるという事が自然には入って来なかった。むしろ「水銀中毒」を起こす「水銀」と同列に考えてしまってさえいた頃があるのだから。

副作用が無い・・・という点に関して大層懐疑的になってネガティブキャンペーンの如く批判しているサイトがあるが、それこそ論拠がきちんとしていなくて呆れた。別のサプリメントを信奉しているのは結構だが、解からないというだけでそれ以外のものを否定するのは感心しない。私は自分が試した事の無い、巷で話題の健康食品も、皆それぞれきっと良い効能があるのだろうと思う。実際に効果があったと発言している人たちを、否定する気持ちになどならない。

アガリクスだろうがAHCCだろうがプロバイオティクスだろうがウコンだろうが青汁だろうがコロイダルシルバーだろうが、そしてタンポポ茶だろうがプロポリスだろうがタヒボ茶だろうがキャッツクロウだろうが、きっと良いもので効果が顕著に出る事もあるのだろうと思う。実際、幾つかは私のところでも実践していて、私自身も効果を実感している。

しかし他の人が良かれと思ってしている事を、わざわざ公開サイトで否定する気にはなれないし、そういう事を平気でする人のネガティブでそれこそ無責任な姿勢にはウンザリする。しかもそういう事を偽名でするなよ。
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「イケメン3兄弟」のうちの「モンちゃん&ボーちゃん」は、昨日、無事里子に行った。夏に台風の前に母子ともども苦労して捕獲し、メチャイケのハンサムボーイたちにも拘わらずなかなかお問い合わせがなかったけれど、これぞという本命を待っていたんだね。そして残り(と言っては可哀想だが)の1匹「フツウちゃん」は、既にそのまま家の子にすると決めていた母猫「華ちゃん」と共に、正式に中野家の子供となった。そう、雅さんと公太郎(15匹のSOSのフィズとザビエル)のように、そしてアインとジーコのように母猫と息子がずっと一緒に居られるのだ。ちょっと胸が熱くなった。よかったね、フツちゃん、華ちゃん。

うちのハナちゃんはリリースしてしまってガラと共に暮らせない事を思い、しかしそうするしか出来なかった事も改めて感じる。全てが思い通りにはならない。完璧な事は出来ない。だけど立ち止まってしまう事も、何もしないでいる事も出来ない。その時その時に出来る事を精一杯やり続けるのが、私達一般の人間の持てる勇気だろうと思う。人の目や言葉に惑わされる事なく、かと言って一般常識や社会通念から逸脱する事なく、自分の価値観と信念を貫こう。

こういう事を頻繁に口にしていないと自分が支えきれない弱い人間だけれど、そんな私でも出来た事は、世の中の殆どの人が出来るのだと言いたい。
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ジーコが給餌を受け付け始めたのにホッとしたのか、急に眠気が襲って来た。そもそも眠くなかったのがおかしい。夕方、ベッドで少し眠る。そして複雑に入り乱れた夢を見た。殆ど覚えていないけれど、大学の学生寮らしいのに大広間で大勢で布団を敷いて寝ている場面や、トイレに入ったものの周り中の個室に人がいて落ち着いて用が足せない場面、押し入れに隠れていると探し出されて押し入れごと引っ張り出される場面・・・どれも快適な内容ではなかった。いい夢が見たいよ。

しかし目覚めた時、何時に無くスッキリしていた。首や手足の強張りもなく、目の乾きも殆ど感じなかった。自然にベッドから出て、そのままNHKk『新選組』を観た。もう観たくないのだが、観てしまった。来週はいよいよ近藤勇が流山で捕らえられるようだ。観たくない。

それはそうと、かつてSOSを立ち上げて支援した四ツ谷の野良猫は『大和と隼人』であった。今頃気づいたのだが、これは大久保大和(近藤勇)と内藤隼人(土方歳三)ではないか。そうだったのか。私も見識がないな。みんな知っていたのかな。

ジーコ

香箱を組めた

Nov. 28, 2004

アインが楽にベッドに乗り降り出来るように、少しでも段差を無くそうと思って、布団を畳んでベッドの脇に置いてみた。まずはジャムがそこで寛ぎ、次にゴマが陣取りをした。ゴマはその場を死守すべく、ジャムの動向を覗っては長時間ピリピリしていたが、やがては飽きたらしい。今はもう定位置であるPCのモニターの上で寝ている。

マルコは出窓のカーテンの陰に隠れていればジャムに狙われないものを、チョロチョロと姿を見せては、ドタドタと物音をたてる。3本足のせいか、立ち居振舞いが騒々しくなってしまうのが哀れだ。ジャムが目敏く耳聡く、気配を察知しては律儀に襲撃している。どちらが馬鹿なのか・・・多分マルコだろうが。しかし可愛い。

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