ガラ

窓辺で休む

Dec. 26, 2004

2004年12月26日 日曜日

今日の目標。年賀状を全て印刷し終える事。現在、250枚の裏面(ご挨拶面)印刷が済んでいる。切手貼り部隊(こうちゃんの事だが)も待機しているというのに、表(宛て名)書きを印刷しなければ投函出来ない。

既に「Excel」で住所録にしてある分のデータを、昨日買って来た住所録&ハガキ作成ソフトで読み込む。幾つかエラーが出たけれど、そのエラーの原因が解からない。スペースをとったり数字を半角にしてみたりしているうちに、無事全件読み込めた。しかし何故だか解からないのだ。同じように全角の数字でも全角の数字でもOKなケースもあるのに。

基本的に「Excel」の住所データは、ご本人が記載してくださったものをコピー・ペーストしたものだ。今更言い訳がましいけれど「Excel」で住所録を作ったのは本意ではなかった。本当は「Acces」で全ての顧客データを管理して、好きな切り口でデータを抽出し、好きに加工したいと考えていた。それは至極当然だよね。

「Acces」はかつて独学で何とか使いこなせるようになっていた。きっかけは、家計簿を「Acces」でつけていた事からだった。かつてはマメにそういう事もしていたのだ。サイトも持っていなかったし。

「Acces」の家計簿は、ある方が作ったもの(「おれんちの家計簿」)を無理をお願いして有料でカスタマイズして戴き、それを楽しく使っていた。何度か個人的にやりとりさせて戴いているうちに、その方を師匠として仰ぐようになり(人間的にもとても魅力ある人だ)、自分でカスタマイズ出来るよう「Acces」くらい勉強しなさいと言われ(尤もだ)、手始めに「小倉百人一首」をデータベース化してみた。

その時もデータを既に「Excel」で入力してあったので、それを使って色々と検索出来るようにし、表示させるカードにもちょっと凝った仕掛けをして楽しんだ。読み手でも、キイワードでも検索出来て、歌の解説も、読み手のバックグラウンドもじっくり書き込み、お嬢さんの歴史の勉強にもなるからという事で師匠にも貰って戴いた。クエリーの部分は厳しく手直しもされたたけど、初チャレンジが一応の形に出来上がって嬉しかった。(師匠、ご無沙汰しております。見て戴けているかどうか解かりませんが、今もずっと尊敬しております。)

次に、好きな映画のデータベースを作り始めた。いつもこうちゃんと映画の話題で「えーっと、あの女優誰だっけ?ほら、あの映画に出ていた・・・あの俳優と別の映画でも饗宴していた・・・あれよ、あれあれ・・・ほら、あの監督の・・・」と、物忘れの激しさにもどかしい思いをする事が多くなっていたので、ひとつの映画を多方向で検索出来る辞書が欲しかった。

今ではgoogleなどの検索エンジンで、相当色々なサイトでの情報が得られるが、自分が手間隙掛けて辞書を構築するのはそれはそれで楽しい作業なのだ。まだPCなど思いもよらなたった私が小学生の頃、小さな手帳に自分なりの辞書を作って遊んだ。それは「ギリシャ神話の登場人物の人名辞典」であったり、「作家と作品の分類事典」であったりしたのだが、手書きの悲しさで、後から追加したり訂正したりするのがとても面倒で、しかも見た目が汚くなってしまった。

やがてノートでは駄目だと気づき、カードで管理し始めたが、凝り性の割に飽きっぽい性格が災いして興味はどこかへ移ってしまった。次にまたその興味が復活したのはPCの黎明期、カード式データベースのパーソナルメディア社の「アイリスウィンドウズ」というソフトを使い始めた時だ。

顧客管理と商品管理をそれで「やれ!」と後に2番目の夫となった上司に言われ、一人で苦労して作り上げて活用し始めた時、「これで映画のデータベースが作れる」と嬉しくなった。まだPCにハードディスクも搭載されていない頃の事、NECのPCで「PC9801vm」の頃の話だ。私は20代の娘だった。



話がどんどん逸れるが、最初の夫はSEだった。当時の私は「SEって何すんの?」と訊いて、説明されてもプログラマーとの違いも理解しないようなレベルだった。今だって相当機械オンチだけれど、あの当時と比べたら少しは進化したはずだ。

その最初の夫は、プログラミングが趣味だった。まだPCが出回る前で、やがてIBM5550とかいう機械が出た時には彼の職場(日本でも最大規模の某組織の情報システム部にいる)にもIBMが無償で置いて行ったらしく、彼は「あれは僕のオモチャ」と言っていた事を思い出す。

彼はまだ生きているだろうか、私より2つ年下だったけど、大酒飲みで肝臓を悪くして早死にする家系だからな・・・。



そして私も2番目の夫を迎えた頃に転職し、技術系の企業からは永久に遠のいてしまった。別に私が技術職ではなかったのでそれ自体に問題はなかったのだが、あの頃ちゃんとPC関連の何らかの勉強しておけば、今頃はもっと楽だったのかも知れないのだが、もう後の祭りだ。その2番目の夫とも別れ、こうちゃんと出会い、そこから既に14年余りが経過した。全ては昔話となってしまった。

今、私が多分普通の事務職よりは少しマシにPCが使える程度の知識と技量で、後は苦労してひとつずつ目的に合った使い方を精一杯するだけだ。



さて本題に戻ると、顧客管理こそデータベースだろう。しかし、たとえたかがアプリケーションソフトであれ、「Acces」で一通りの形を作るまでには、「Excel」にポコポコと入力だけして行けば良いのと違って、そこに至るまでの手間が掛かるのも事実だ。そこだけやっていられればデータベース作りは楽しいのだが、今は時間がない中で加工された結果だけ欲しい。有能美人秘書はいないし、いても雇えない。こうちゃんは自分の仕事と猫のお仕事で忙しいし、彼こそ「文系」の極みだし「Excel」程度を教えるのも面倒臭い。

そもそも身内に何か教えるのは、厳しくなり過ぎて難しいものだ。しかしこうちゃんには、教習所に通い始めた頃とても優しく気長に運転を教えて貰った恩があるのに、私からは「Excel」如きも優しく教えられないというのでは、人格的に劣るという事だ。ごめんね、こうちゃん。お詫びに、手裏剣で遊んで来ていいよ。ああ、まだ的が無かったね。

メーラーのアドレス帳からデータをテキストで書き出して、「Excel」で読み込むという方法は勿論試した。しかしアドレス帳のデータに住所が入っていなければ、当然の事ながら表記されている名前とメールアドレスしか書き出されない。コピーして貼り付ける先が同一画面で済む方が楽なので、つい「Excel」を使ってしまった。メーラーのアドレス帳を整備する方が厄介なのだ。

「Word」で「Excel」のデータわ読み込みもラベル印刷やヘッドレターに利用する方法で考えていたが、出来れば「Word」を使う事も避けたい。もう「Word」にはウンザリしているのだから。
・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・
こんな事をダラダラと長く書いていられるのは、年賀状が投函出来たからだ。ここ数日、慣れない事務処理を集中的にたくさんしたので、とても疲れた。これからはこんな苦労をしなくて済むよう、仕事を溜め込まないようにしなくちゃ。そしてきちんと目的をイメージとたベースを作っておかなければ駄目だな。

もうこれだけで精一杯。仕入れして販売なんかとても出来ない(しつこく弱気で言い訳がましい)。そもそもご相談が疎かになるのは望むところではない。これ以上仕事を増やしては、ますます寝られなくなる。取り次ぎを誠実にやって行こう。うん、それが良い。
・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・−・・
本当は、カワムラさんの部屋でも寝たい。みーちゃんとも寝てみたい。ぶーちゃん長毛部屋では、細い毛が空中を舞っていてクシャミは出るが、やはり一緒に寝たい。だけど身体は一つしかない。今はジーコとアインが優先だよ・・・とこうちゃんも言う。寂しいけれど、1階の猫たちとの添い寝はもう少し先だ。

ガラは私の姿を見ると、とっとことっとこ逃げ回る。しかし切羽詰まった感じはない。捕まらないだけで、大分リラックスしているのだろう。どの猫ともうまくやれる。みんなに受け入れられている。それだけでも本当に良い子だ。仔猫はもっとたくさん寝るものだと思うのだが、いつでも走り回っている。眠い時しか写真が撮れない。真ん丸の大きな目が撮れない。眠くて目が閉じかけた時のショットばかりだ。

リマ
上目遣い


Dec. 26, 2004

ジーコのオシッコの色が薄くなって来ている。一時は大量のオシッコで、しかもかなり濃い色の黄色だった。良い兆候だろうと思うし、実際少し楽そうに見える。ウンチをしても吐かないでいる。

何が効いたのかは定かではないが、ハイポテンシャルを1〜2滴キドナに混ぜて与えてからの事だ。最初は3日続けて休ませた。今は週に1〜2度与えてみている。これが良いペースに思える。

頑張っているジーコは、もうすぐスーパーキャットの仲間入り出来るよ。

前日の「猫雑記」へ 翌日の「猫雑記」へ

月別INDEX 「猫雑記」INDEX HOME
inserted by FC2 system