《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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モア

アザラシちゃうで

Jan. 16, 2005
2005年1月16日 日曜日

眠い。

徹夜が続き、仮眠2時間。良くても合計で3時間半。これではナポレオンでも寝不足になるだろう。

しかし彼は本当に3時間睡眠だったのだろうか?



実父は、定年退職するまでの勤め人時代、ほぼナポレオンだった。

「0011 ナポレオン・ソロ」ではない、「ナポレオン・ボナパルト」の方だぞ。まあ「ナポレオン・ソロ」なんて古過ぎて知らないか、若い世代は。でもボナパルトの方がもっと古い時代だけど。



3〜4時間睡眠でも、良質な眠りを得られれば大丈夫なのだと豪語していた。

多分、当時のモーレツサラリーマンが受けさせられた『地獄の特訓』みたいな研修で吹き込まれたのかも知れない。



父は会社ではトップに近い場所にいたが、それでも誰よりも早く出勤し、誰よりも遅くまで働いていた。朝は7時に家を出て、戻って来るのは夜中の1時頃という日々だった。



管理職が一体そんなに遅くまで何をしていたのだろう・・・と今の私から言わせれば甚だ疑問だが、実務ではなくてグループ企業の社長に提出する資料作りや個人的なこだわりでまとめておきたい書類などがあったのだろうと思う。

それ位、書類整理魔に思えた。血液型はO型なのだが、丁寧で几帳面で計画的な人だった。まだ生きているけど。



閑話休題。

そんな短い睡眠が何十年も続いていた父だが、夜中にTVを見ているかと思えば寝ている事が多かった。

早くベッドに入れば良いのに・・・と家族に言われれば、家で過ごすプライベートな時間がないとやってられないんだと反論しつつ、やっぱり書斎では殆ど寝ていたように思える(ちゃんと書斎でも仕事をしていたのだったらごめんなさい)。



警察官は、年金を貰う期間が他の職業と比べると短いのだという統計結果を聞いた事がある。

それは夜勤があり、不規則な生活をしている期間が長いせいだという分析らしい。

以前にも書いたかも知れないが、藤山直美がかつてある対談番組の中で、亡き父藤山寛美の事を「寝ない人は早死にするみたいです」と言っていた。兎に角、寝ずに遊びも仕事も甚だしく激しくしたと言うのだ。



睡眠時間は、一定レベルを割ってはいけないのだと言う人もいるし、私達夫婦や父のように超ショートスリーパーもいる事は確かだ。

そしてそうする事に、さほどの「根性」を必要としていないのだ。



しかししっかり寝た方が健康的である事も事実だ。

起きている時間が長ければ、それだけ煙草を吸う本数も増える。

詳しくは説明出来ないけれど、睡眠時間による交感神経と副交感神経の働く時間の入れ替わりなどにも影響がありそうだ。

30代の頃とは違い、疲れも引きずられるようになって来た。



ちゃんと寝た方が良いと解かっているのに実行出来ないというのは、幾ら遊んでいる訳じゃないと言っても、これは幼稚な我が儘だろうと思う。

その事を少し恥じつつも、自分の事を棚に上げて、滝沢さんに「ちゃんと食餌をとれ」と説教しているのだ。

一日1食だなんて駄目だ。若さと気力で何とかなっているだけで、既に体調に異変が起きているのだから。

多分、滝沢さんの場合は病気ではなくて貧血なのではないかと思うが、兎に角食べないと10年後、20年後に頑張っていられなくなる。



私が食べる事が好きで、特技と言っても差し支えない位食べるので、それを武器に滝沢さんを苛めているのかも知れないが、実際には食べられるというのは健康でないと食べられないものだ。



私は持病はあるけれど、基本的には健康だ。

矛盾しているように聞こえるかも知れないけれど、基礎体力は痩せていた頃から人一倍ある。その頃でも睡眠時間はとても短かった。

仕方ない、それは遺伝だから(嘘です、スミマセン、反省もしています)。

しかしそれでも元気だった。それはちゃんと食べていたからだと自負している。



若者たち、主食にジャンクフードを食べず、スナック菓子を捨て、米を食い、野菜や肉を食え。他で節約しても、栄養のある美味しいものを食べなさい。



・・・はい、私はもっと寝ます。

偉そうな事を言うからには。だから、投稿戴いている色々なコンテンツや《猫の手倶楽部》の会計報告がなかなか出来なくても、少しお待ち戴きたい。

今は、仕事と介護が最優先です。

今《猫の手倶楽部》にご支援下さっている皆さんは、一度閉鎖したけれど私に負担の少ない形で継続を望んで下さった方たちばかりなのだと信じる。だから外野は余計な事を言うのは慎んで戴きたい。



《猫の手倶楽部》からは私はビタ1文手をつけないし、むしろ目的によっては必要な金額に不足する分は個人で補っているのだ。

そういう事を知っている人たちで、余所で頑張っている個人や猫の為に遣って下さいと送金してくれている基金は、ちゃんと稼動している事を、被支援者も常連さんも知っているはずだ。



あまりにも私個人の負担ばかり増えるようであれば、またいつでも閉鎖して、残金は必要とするところに対して吐き出してしまおうと思う。

支援を必要としていない私が、批判されてまでお節介で運営する必要など無いのだから。

ガラ

やっぱり子供顔

Jan. 16, 2005
尻尾は常日頃から、こんな風にフサフサです。この長い尻尾を、ワオキツネザル(輪尾キツネザル)のようにおっ立てて歩き回っています。ハッキリ言って可愛いです。
はい、手を前から大きく上に挙げて背伸びの運動〜!

昨日、野村さんからの電話を切った後は、気持ち良く仮眠をとれた。

2時間後に起き、そこからが長かった。

先に延ばしても良いと判断した事は、決して無茶をしてまではしていない。それでも最低限の事を終えると夜があけていたので、こうちゃんと朝食を摂った。





五目あんかけ焼きそば等という、極めて朝食らしからぬものを食べた。

少し物足りず(徹夜するとおなかが空くのだ)、紅茶を淹れてロールケーキを食べた。昼は会食の予定があったので、あとは時間の経過でおなかが空いたとしても我慢しよう。



8時過ぎからおニャアニャンと電話で話し、懸案になっていた事項に関してお互いの考えを確認した。

間違いない信頼があると感じる。詰まらない事で人の関係に水を注そうとする人たちの、無邪気なふりをした悪意と目論見は無駄でしたね。

同じ事をされても、長い月日の信頼関係が、ほんの一言の第三者のデタラメな中傷で吹き飛ぶ事もあるのだと、今回もまた勉強させて戴いた。

残念だが、私の不徳の致すところなのだろう、信頼されていなかったという事なのだろう・・・と言いたいところだが、どっこい今回は違うぞ。

後ろめたいところがあって逃げ腰な人のところに、無責任で品性の無いヤツの甘言に惑わされた結果、自分に都合よく状況を解釈して易きに流れているのだろうと思う。



こうして大切に思い可愛いがって世話を焼いてきた相手が、どこから出たのか被害妄想のうちに離れて行くのは別に初めての事じゃない。

自分だけが可哀想で、自分の気持ちだけが大切なのではなく、人と人が同等ならば私の想いや真意だって理解しようとすべきだったのではないか。今更望んではいないが。

夜は色々と整理する事あり、猫様たちのお世話も当然あり、エサやりをして戻るともう夜中。

滝沢さんと電話で話し、それから少しだけ更新。もう眠くはない。

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note














































ナポレオン・ソロ
左がソロ、右はイリヤ

ナポレオン・ボナパルト
【アルプス越えのナポレオン】(ダヴィッド画)


























































































ワオキツネザル
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