《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

振り返る

Feb. 13, 2005
2005年2月13日 日曜日
毎日ぐだぐだダラダラ書いている日記だけれど、どうしても何も書けない時がある。それでも書く。ナンセンスだと言われようが、そこまで無理をする必要などないと思われようが、一定の課題を自分に課して、それをこなして行くのが好きなのだから仕方ない。

個人のサイトの日記だからと言って心に思う事全て書ける訳ではなく、言いたい事の半分も言えない。言えない理由は幾つかの切り口で存在し、私個人の美意識によるものと、他者を意識して自制心を働かせてやめるものと、計算して今は言わずにおくものとがあるような気がする。

だからある程度ハッキリ書いているものにしても、好き勝手に書いている訳でもないし、言い足りているかと言えば全くそんな事はない。それでもどうにか書こうとする。もっと説明的に書けば誤解も少ないのだろうが、あまりにもくだらない問題もあり、馬鹿らしくて文字にしたくない事も多い。

日記は単なる記録や独白という側面に留まらず、ひとつの表現手段・ステージでもある。古くから、日記という形式での文学は存在してる。

私は文学者ではないけれど、心の澱に適正な場所を与える為の作業をする事は、自分への課題としているものの一つであり、限界ある言葉というものの機能を承知した上で、敢えてその言葉のみで自己表現する事に挑戦したいという欲求を抑え難い。(読みにくい文章だな)

だからこそ、眠くとも疲れていようとも書く努力をしている。それは自分の為の作業であり、それが作用するものが感じられるから続くのだろうと思う。そして書きながら考え、反芻し、呑み込むのだ。ある時は「それ」が腑に落ちないまま終える事もあるけれど、私にとっては一応「やる」価値のある作業なのだと思っている。

しかし苦しい日も多いのは事実なのだが。

マーガリンを使うのを、もうやめようと思う。もともとバターの方が美味しいと思っているくせに、忙しい時にはつい塗り易さ(柔らかさ)が魅力で、「バター風味」だとかリノール酸のものだとか使っていたのだ。しかし、マーガリンやショートニングに含まれる「トランス脂肪酸」の害を知ってしまったら、もう食べられない。

試しに「トランス脂肪酸」で検索をかけてみて下さい。たとえばここ(日経ヘルスのここのページ)など。

しかしバターにも牛肉やチーズにも、少量ながらこのトランス脂肪酸は含まれると言うから、食べ過ぎないようにしないと。心臓疾患やボケも恐いけれど、アトピーも困る。

かと言って、健康に悪いものを全て除去出来るものではない。私のような喫煙者が健康の為にマーガリンを食べないなどと言う事は、非喫煙者から見れば笑止千万かも知れない。しかし煙草を今やめられないからと言って、いっそ開き直って身体に悪い事を全て受け入れようとまでは思えない。

やめられない悪習もあるし、直ぐにもやめられそうな習慣もある。合成洗剤の使用をやめるのには、さほど時間が掛からなかった。もちろん地球を汚染しない為もあるのだが、アレルギーが酷くなってきたせいもある。

我が家では、食器洗いに合成洗剤は使わない。酷い油汚れには界面活性剤を使っていない「シンプルグリーン」で油を分解させる場合もあるが、殆どは紙で拭っておけばお湯で流すだけで済む。洗った後は、布巾で拭く事はせず、食器乾燥機で殺菌も兼ねて乾燥させる。糸尻まで綺麗に洗わないようないい加減な食器洗いは嫌いな性分だが、洗剤を使わずともピカピカに綺麗になる。

衣類などの洗濯は、ほんの少しの液体せっけんにした。衣類や寝具に残った界面活性剤が、アトピーの原因の一つである事が知られているからだ。勿論、環境汚染もしたくない。

酷い汚れではない場合、或いは皮脂汚れでない場合は、そのせっけんも使わない。汚れた部分にシンプルグリーンをスプレーしてから下洗いしておけば、洗濯機に洗剤を投入せずとも済む。

もう30年来洗濯大好きな私が言うのだから、これは事実。兎に角、総じて水仕事が好きなのでこだわりを持っている。水撒きも好きだけど。

汚れたままの洗濯物を溜めず、見えない皮脂汚れは直ぐにお湯で落としておく事が、白いものを白く保つコツかも知れない。しかし面倒だしもう乙女ではないから、真っ白なブラウスなど着ない。一年中100円ショップのTシャツだものな。

次の課題は、水のクラスタを小さくするという製品を買い、洗濯には液体せっけんも一切やめるつもりだ。

そして遂に、シャンプーを使う洗髪をもやめてみた。お湯だけで頭皮を念入りに洗うのだ。これもシャンプーやコンディショナーに含まれる界面活性剤の身体への害毒が不安だった。

そういう洗い方があるとは知っていたのだが、本当にそれだけで綺麗になるのかとつい疑わしくて、なかなか始められずにいた。皮脂をとり過ぎる事で却って皮脂をせっせと作る身体の反応をなくし、すっかり調子が整うまでに2〜3ヶ月かかる事が多いらしいので、冬の間に始めるのが一番だと言う。

生乾きのまま放置しておくと、黴菌が繁殖してプール帰りの小学生のように臭いが出るだろうから、さっさと乾かす事が大事かも知れない。更には、半乾きのうちに好みのエッセンシャルオイルを少しだけ髪に塗ると、シャンプーやリンスしなくとも香りが補える。香りだけの問題ならば、ハーブの水のスプレーなんかも良いかも知れない。

この「シャンプーを使わない洗髪」には賛否両論あるかも知れないが、私とこうちゃんの場合は今のところ按配が良い。頭皮だけでなく、首や胸にシャンプーが付くと赤くなって痒みが出ていたのだが、それがなくなった。このまま続けてみて不都合が出れば、また報告します。

ガラ

逞しい手足

Feb. 13, 2005
ジャムがジーコが動かない(反応しない)のを良い事に、毛束をむしるのが今一番の問題だ。あまり目立ちこそしないものの、毛を掻き分けて観察したところ、ハゲが幾つか出来ていた。

「ジャム、下に行くか?!」とこうちゃんに叱られて、ダイニングのドアから抱かれて出たところで恐怖でギャーギャー騒ぐジャム。そんな内弁慶が、どうしてこうもしつこく悪さをするんだろう。何か心に不満があるのかも知れないが、ムートンの毛もむしるし、ウールイーター(wool eater)でもあるのだ。これは噛むという行為の嗜好の問題でもあるらしい。何でもあまりにメンタルな事に原因を求めては、対処を間違うかも知れない。

「ジャム、ジーコはね、もう死にそうなんだよ。そんなジーコにどうしてこんな事するの?」と説教していたら、ボロボロと涙が出た。勿論、ジーコにはまだまだ生きていて欲しい。まだ大丈夫だと信じてもいる。しかし、確実に弱っている事もまた認めざるを得ない。ミュウちゃん・・・


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