《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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カワムラさん

綺麗になった

Feb. 23, 2005
2005年2月23日 水曜日
突然ですが、カワムラさんが綺麗になってきた事をご報告しなければなりません。

いや、今までだって別に「汚い」とまでは言わないが、綺麗と言うには勇気が要った。口と鼻の周辺には皮下出血があり、いつもヨダレでベタベタしていたし、黒いアクネも顎に留まらず口の周りにびっしりあった。

それがどうだろう、白い毛が白く、皮膚の状態も良い。ヨダレも殆ど出ていない。これは、やっと犬歯が全て抜けて、それまで起きていた炎症が治まったせいではないかと思う。

マツモト先生も、歯茎の炎症で顎まで腫れる事が良くあります・・・と言っていたけれど、こういう実例を目の当たりに見ると、成る程その通りだと実感した。病院での治療は全くしていない。先生も、特に手立てが無いと言っていたのだ。

それは誠実な言葉だと思った。やたらと抗生物質など出されるより、ずっと信頼出来る。慢性化した蓄膿には今更インターキャットも効かないという事もハッキリ言われた。

兎に角私達がした事は、自分たちで出来る限りのケアだけだった。随分と長い月日が必要ではあったけれど、カワムラは目を見張る程に状態が良くなった。一緒に頑張ったものね、毎日。

実は口臭も減った。カワムラは、もはや普通の年寄り猫だ。あんなに臭かったけれど、今では普通の口臭だけなのだ。蓄膿の慢性化で、それはそれは臭い息をしていたのだ。口内炎の臭さと、蓄膿の臭さとでは全然違うという事を、私はカワムラさんと暮らす事で知った(毎晩一緒に寝ていた時には、私は口で息をしていた)。

喉が詰まって気道が塞がれたような息が出来なくなる発作もぐっと軽減された。

その口の中と鼻の炎症が随分治まったのは、勿論自然治癒力もあったのだろうが、その自然治癒力を引き出すには、保護当初の栄養状態改善と、快適な環境でリラックスさせる事、日に3度も飲ませ続けて来たプロポリス、そして最近始めたシルバーの飲用、若い美人猫たちに囲まれたハーレム生活・・・全てがプラスに働いただろうと信じる。

私が下りて行くと、嬉しそうに抱きついて、歯の無い口でベロベロと舐める。体は随分と軽くなってしまったけれど、食欲は他の誰よりもあるし、下痢ひとつせず、いつも機嫌良く穏やかに過ごしている。後から入れたどの猫に対しても、一度たりとも威嚇などした事がない。カワムラは猫の鑑だ。

一度も威嚇した事の無い猫は、18匹のうち、実はカワムラとジーコだけだ。ミュウですら、病院に連れて行くと先生に威嚇し、入院している可哀想な猫に威嚇した。これは最初の猫だったから過保護に大事に育て過ぎ、床にも置かずに、殆ど胸の上だけで育ててしまったせいもあるだろう。

その代わり、家に後から入れる猫に対しては寛大だった。自分の王国に居る限りは、威厳を以ってどの猫にもやさしかった。特に息子のジーコに対しては、何をされようと怒らないでやらせておいた。アインが産み、ミュウが育てたジーコ。家族で過ごせて、楽しかったね。

折角伸ばしていた親指の爪が割れてしまい、足の巻き爪は酷くなってきた。しかも良く家具等に、患部をぶつける。その都度、息が止まる程痛い。気がつくと化膿しているようで、もはや触れない程に痛む。靴が履けない。靴下やスリッパすら履けないのだ。

ハイポテンシャルを飲んで塗布して、足を高くして寝ていたら、何時の間にかこうちゃんがアロエジェルを塗って包帯を巻いてくれていた。「ちっとも言う事を聞かないんだから・・・」とブツブツ言っていたような気がする。ごめんなさい。だって足の指に包帯なんて・・・ハッキリ言って面倒臭いし鬱陶しいし・・・。

イオ

あたしはいつも綺麗

Feb. 23, 2005


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