《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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カワムラさん

オレって最高?

Mar. 7, 2005
2005年3月7日 月曜日

朝一番、9時の業務開始時間丁度になるのを待ちかねて、プロバイダに電話する。

そして数十分後、折り返し電話を戴き、メールの受信が復旧した。



今回は、メールを失わずに済んだようだ。先ずは60件ほど受信し、直ぐにまた20件位ずつ何度かに分かれて届く、届く。

しかし着信日時順でなく、バラバラと順位不動に届いている。

もしかしたら、失われたものもあるのかな・・・と思いながらも、先ずはホッとした。



お天気も良いし、暖かくなりそうだし、問題がひとつ解決した月曜日で気分が良い。

そもそも晴れただけでも、ずっと気分と体調が違う気がする。

暖かいので、今日は猫たちをワクチン接種に連れて行く事にした。

ジーコの事に掛かりきりで、少し遅れていたのだ。

先ずは、昨日も実は連れて行ったゴマと、我が儘マルコの2匹から。どちらもそれぞれキャリーにはすんなり入った。但しゴマは鳴く鳴く。



いつも感じる事だったのだが、ゴマは車に乗せられて捨てに来られたのではないかと思う。

いつもはお利口さんなのに、異常に車に乗せられる事を恐れる。

「ゴマちゃん、直ぐに帰れるんだから、心配ないんだよ」と言い続けるが、ゴマの細い前脚がキャリーの隙間から出て私を引っ掻く。



ゴマは昨日、気になる部分があって診察して戴いていた。

オッパイの一箇所の周辺に、舐めて爛れた部分がある。シルバーアロエジェルを塗っていたのだが、カサブタではなくデコボコと盛り上がったようになっときたので、心配になって診て戴いたのだ。

乳がんだったらどうしようと心配だった。



マツモト先生には「しこりがないので大丈夫でしょう」と言って戴いたのだが、経過を観察する事になった。

兎に角、舐めさせないようにエリザベスカラーを着けるか、舐めようとしていたら気を紛らわせるようにしたい。

カラーは避妊の時、神経質で臆病なゴマは僅かな時間でギブアップしたので、出来れば着けたくないのだが。



今回も、7種のワクチンを打って戴いた。

ゴマもマルコもおとなしく注射されてとても良い子だったけれど、車の中では、相変わらずゴマが鳴き続ける。



2匹を2階の居室に放して、今度はジャムだ。

キャリーにはおとなしく入ったけれど、階段を下り始めると狂ったように鳴いていた。体型に似合わず、本当に内弁慶で繊細なジャム。大丈夫、心配するような事はしないよ。



しかしもっと体型に似合わない弱虫がいた。

ぶーちゃんだ。

アインは少し見送る事にしたので、今日は重たいヤツを一気に済ませてしまおうと思って、次はぶーちゃんをキャリーに入れた。

決して小さくないアイリスのトラベルキャリーが一杯になってしまうほど、ぶーちゃんは大きい。そして重たい。そしてなかなか入らず、とても梃子摺った。



カワムラさんの歯も診て貰いたいので、頑張って3匹連れて行く事にした。

カワムラさんは、車の中でも病院でも殆ど平常心で居られる。素晴らしい。

3つ並んだキャリーの両端では、ぶーちゃんとジャムが鳴き続けているのに、カワムラさんは時折、いつもの独特な「ア、ア、ア、ア・・・」という猫らしからぬ鳴き方をするだけだ。



カワムラさんの口の中を見て、「ああ、やっぱり歯ですね」と先生は言う。

根本は浮いて来ているようだ。

乳歯なのかどうかは解からないけれど(まさかね・・・)、暫くこれも様子を見ましょう・・・という事になった。



ぶーちゃんは恐怖の余り、キャリーの中でオシッコをしてしまっていた。

家の玄関を出る時、既に臭っていたので、何度も逃げたにも拘わらずキャリーに押し込められた際に、パニックになってオシッコしてしまったのだろう。

捕獲した時だって、リリースして後に保護し直した時だって、こんな事はなかった。すんなりと抱かれて、キャリーに入ったぶーちゃんなのに、すっかりタムの影響を受けてビビリになってしまっている。

ごめんね、恐がらせて。



それでもぶーちゃんの巨体には、注射なんか屁でもないようだ。

あまりの大きさに、先生も奥さんも助手のクボさんも笑っている。ジャムでも笑われたけれど、ぶーちゃんは更に迫力ある大きさなのだ。まるでバイソンのようだ。

去年よりも1キロ増えちゃいましたね・・・と言われ、糖尿病になるといけないので、そろそろダイエットが必要かも知れませんと、帰りがけにクボさんにも言われる。

ハイ、気をつけます。

ぶーちゃんの体重は・・・恐ろしくて書けない。

お地蔵様みたいに固い身体のくせに、診察台の上でペシャンコになろうとするぶーちゃん。

本当に君は臆病になったね。

とてもじゃないけど、ミュウの跡目は継げないね。精神的リーダーであり我が家の自衛隊のゴマも、意外と弱虫だし、ジャムなんか見かけ倒しだし、ぶーちゃんも家で一番の意気地なしという事が判明した。



そうなると、カワムラさんが我が家の最高峰かも知れない。

ミュウほどの威厳はないしエロ爺だが、あの平常心と気のよさ、積極性は素晴らしい。謎は多いが、実に良い猫を拾ったものだと改めて感じる。

2度目の3匹をそれぞれの居室に戻したら、どっと疲れた。

火事場の馬鹿力で運んだけれど、腕や背筋が痛くなった。

殆どこうちゃんが重い子を持ってくれたのに、それでも筋力の衰えのせいか、これっぽっちの事で疲労物質が溜まってしまった。

ワクチンは、まだ5匹しか済んでいないのに。いや、ペリーは先日済ませたから、6匹済んだのか。




アインに給餌を済ませ、私達も遅めの昼を摂る事にして、ランチタイムが終わるギリギリの2時少し前、「下田寿司」の暖簾をくぐった。

昨日「節約を頑張ろう」などと言った舌の根も乾かないうちに、こんな事でどうする。

でも春めいてくると、お寿司が食べたくなるよね?先週も食べただろうって?グウ・・・(一応、「グウの音」を出したつもり)。



今日は天麩羅は食べたくなかったので、ランチの握り寿司(茶碗蒸と味噌汁付き)1000円というのにした。

天麩羅が付かない分、握り寿司の数が多い。マグロの赤身、サーモン、イクラ軍艦巻き、トリ貝、ボタンエビ、かんぱち、鯵、スミイカ、卵、梅と胡瓜の巻き物・・・確かこの10品だったような気がする。茶碗蒸しもちゃんとした量があって美味しい。



店長とは、今日はちょっとしたきっかけから猫の話になった。理解力のある若い店長で、調子を合わせただけのおざなりな反応をしないのに先ず驚いた。

普通は野良猫との関わりを話したところで、猫に興味のない人たちに理解される事などないし、こちらも期待していない。話さない方が良い場合すらある。

しかし今日は、少しずつ遠慮がちに話している事が思いがけず正しく伝わっている手応えがあり、つい18匹飼っている事と、エサやりと避妊、そして里親募集の手伝いをしている事を話してしまった。

近所で野良猫が問題になっているのを耳にしたら、連絡して下さいと言うと、「気合い入れて、ちゃんと取り組む人の場合にね」という答が返って来た。

う〜ん、こんな事は初めてだ。店長、いい人ね。

茶〜ぶ〜
(絶賛里親募集中)


Mar. 7, 2005
「茶〜ぶ〜」の可愛い写真を募集ページに追加したのを、もうご覧いただけただろうか?太い足、丸い顔、これからもっと長くなるはずの金色の被毛、そして甘えん坊の性格。

茶トラの飼い易さは、みんな口を揃えて保証している。カワムラのような渋いジジイになれるかどうかは解からないが、うちのぶーちゃんのようなヘコタレでない事も確かなようだ。良いご縁がある事を、心から願っています。

可愛い茶〜ぶ〜をどうぞ宜しくお願いします。

ぶーちゃん

だって恐いんだもん

Mar. 7, 2005


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岩手より
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