《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ルス

大理石の置物

Mar. 22, 2005
2005年3月22日 火曜日

TVで昨夜、「80周年深夜便〜シンガーソングライター集合」という番組を見た。深夜のラジオ番組を舞台に活躍したシンガー・ソングライターが、音楽とラジオの関係や新たな音楽づくりへの夢を語る。ゲストは南こうせつ、谷村新司、坂崎幸之助。

いずれも別に好きではないけれど、古い映像が流れ、それは懐かしい匂いがした。三人とも、「フォーク・クルセイダーズ」を神格化する程に崇拝というのか、憧れているのが解かった。私も好きだったな、フォーク・クルセイダーズ。特に加藤和彦は、あの独特の発声と時代を先取りし過ぎる位の音楽性・・・その後の活動を見ていても、日本人離れしたセンスを感じる。



「懐かしい匂い」と書いたけれど、私が深夜ラジオを聴いていた頃より、少し時代が後だ。私がラジオの深夜番組聴いていたのは、「パックイン・ミュージック」で(時代は少しずつ違うかも知れないけれど)北山修や林美雄、愛川欽也、山本コータロー、吉田拓郎などがパーソナリティをしていた頃だ。30年以上前の話だ。

林美雄の「みどりぶたパック」は特に好きだった。今にして思えば、不思議な番組だった。「月夜のブタは恥ずかしい・・・」というお馴染みの訳の解からないフレーズで始まる。いかにも叩き上げのアナウンサーという感じで、落ち着いた美声を聞かせる林美雄。



その番組で「がんばれジャイアンツ」とかいう曲も知った。タイトルは正確ではないかも知れない。所謂コミックソング仕立てで、おかしなセリフとフレーズが次々と繰り広げられる。殆どの部分はジャイアンツになど関係なく、サビの部分でやっと「1番柴田、2番は黒江、王3番、長嶋4番、5番末次、6番高田、土井7番・・・」というセリフに、「がんばれがんばれジャイアンツ〜負けるなぼくらのジャイアンツ〜♪」というコーラスが入る。

土井7番・・・あまりにも古い時代の歌だけど、当時からコミックソングというのは傑作がたくさんあったのだ。

思えば、フォークルの「帰って来たヨッパライ」だってコミックソングだし、もっと遡ればクレイジー・キャッツの数々のヒット曲だって同様だ。

「♪あなただけが生きがいなの お願い お願い 捨てないで♪」という大袈裟なスローバラードで始まり、「ってな事言われてその気になって・・・」と畳み掛ける「ハイそれまでヨ」などのクレイジーキャッツの名曲の数々。

植木等という天才ヴォーカリストを得て、クレイジーキャッツというコミックバンドは、他のコミックバンドには例を見ない程多くのヒット曲を送り出した。勿論、作詞を手掛けた青島幸雄の才能もあったのだろうが、植木等なくしてはあれだけの表現力は持ち得ないだろう。



私はしつこい性格のせいか、それともそういう病気なのか、当時の曲は殆どフルコーラスで覚えている。

「♪学校出てから十余年 今じゃ会社の大社長・・・♪」と歌う「五万節」など、「脱肛出てから十余年・・・」と替え歌にして、こうちゃんのテーマソングとしているし。

ジャム

絶品キャベツを狙う

Mar. 22, 2005

去年の夏まで勤めていた職場では、エサやりしていた野良猫は殆ど避妊し、辞めるにあたっては殆ど保護し尽くした(うちに連れ帰った子たちもいれば、里子に出せた子たちもいる)。

「殆ど」としか言えないのは、「トム」だけは捕獲出来ず、連れ帰る事も出来なかったからだ。



そのトムが残されてしまうから、エサやりを総務のコバヤシさんにお願いしていた。

エサはイノウさんの車で届けて貰ったり、ラボの近くのフードショップで直接注文したら請求書を回して貰っていた。



最近、トムはもう全く姿を見せないと言う。何時の日か保護出来ると信じていたけれど、毎日私がエサやりしているのでない限り、捕獲だけヒョイヒョイと都合良く出来るものではない。

悔しいけれど、今となってはどうする事も出来ない。



しかし、もっと酷い事態になっている事が判明した。

最近、首輪をつけた夫婦らしい猫がエサを食べに来ていて、その夫婦に仔猫も1匹付いて来るらしい。

その仔猫が、既に妊娠しているようだ。コバヤシさんが困ってメールで相談して来た。



『昨日、いつものように残業をしてヘトヘトになって帰ろうとした時に、Uさんが小声で「コバヤシさん」と近寄ってきました。半分死んだような顔で「なんでしょう」と体育館の出口に向かいながら話しを聞くと・・・

家族連れのネコの内、仔猫(もうカラダは大きいです)が妊娠しているらしく
「所長がさ、どうやら妊娠しているんじゃないかって・・・」
と。私に具体的にどうしろ、と言うわけでもなくやんわりと遠回しに何かを言いたかったようなんですが、私も「・・・相談してみます」としか答えられませんでした。』




結果から言えば、私が土日のいずかかに捕獲に行き、避妊して元に戻すという事にした。

所長もU氏も言葉に出しては言わないけれど、元を正せば私に責任があると言いたいのだろう。

言葉には出さなかったけれど、言いたかった「何か」というのは、コバヤシさんの口から私に伝われば何とかするだろうという事なのではないだろうか。



見た事も無い野良猫たち(首輪を着けた飼い猫か?)ではあるけれど、ぶーちゃんやモア、みーちゃん、黒岩さん、しーちゃんの故郷の問題だ。相談された私がこのまま知らん顔していれば、誰も減らす為の努力などする事はなく(それが世間一般だろうとは思う)、いずれは野良猫の存在は問題にされ、それが違法だとしても駆除の方向に行かないとは限らない。

その時になってから行動を起こすのでは遅い。

回避出来そうな問題は、予め考慮に入れて未然に防げるようでありたい。



そして、頼まれてエサをやってくれているコバヤシさんに、それ以上の迷惑を掛ける訳にもいかない。

野良猫が増えないよう個人の金と努力で避妊している事は、いざという時の強みになる。というよりも、少なくともいざという時の弱味にならないで済むだろう。



いいさ、アソコはかつての私のエサ場だ。

問題が起きれば、私が解決の努力をするよ。



但し、余所にはとても手が出せない。

もうこれ以上は、家族と自分の生活を犠牲にしないと決めたんだ。これまでの生活がいかに異常であったかは、こうちゃんやミヨコに言われずとも自覚している。身近な人たちに心配を掛けてばかりではいけない。

自分が出来ない事まではしない。それが人に迷惑や心配を掛けないで済む秘訣だ。

とりあえずは治らない持病があり、多頭飼いしてエサやりとサイト運営をし続けようとしたら、どこかでボーダーラインは必要だ。今後の支援の在り方も、慎重に決めたいと思う。



と言いつつ、今抱えている幾つもの相談は最後まで誠実に対処したい。

そして今後のご相談に関しては、自分のビジョンを持てるよう話し相手はするし、私の僅かな知識や経験は惜しみなく提供するけれど、あまりにも自分では何も考えようとしない人は、とてもお相手出来ない。

本当は少し休みたいのだけれど・・・

リマ

タヌキの置物

Mar. 22, 2005


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