《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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モア

カイ〜の!

Apr. 8, 2005
2005年4月8日 金曜日

やっと仕事がひとつ片付いた。どうも今回は気乗りがせず集中に欠けたせいで、とても時間が掛かり、しかも少しやっては疲れが酷く感じられる。いつもいつも気合いが入る訳ではないけれど、気合いが入らないとアドレナリンが放出されないから余計に疲れを感じる。

少し寝てから、起きたらお花見の準備をテキパキとするはずだった。しかしご相談多し。急ぎのメールの返信を幾つかしてから、次は複数の捕獲器貸し出しの手配が重なり、少し時間を要した。今日も菊池さんとホリエさん、岐阜の暢子さんにはお手数を掛けてしまったけれど、無事に全て手配完了した。対応、有り難うございました。

さて、次は料理を頑張るぞ。たいしたものを作る訳ではないのだけれど、最近おかずは一品しか作らない日が続いていたので、やけに張り切ってしまう。一応は「お花見弁当」にする予定なのだ。

今日を逃がしたら、もう桜は一気に満開になってしまっている。仕事が終わったお祝いも兼ねて、美味しいものが食べたい。ちゃんと料理もしたい。気分転換とバランスをとる為にも。

一緒にお花見をする事になっていたアベさんが到着した昼の12時には、結局まだ料理をしている途中だった。さんざんお待たせして、さてどこで食べようかと考えたが、やはり風の強い外では無理そうだ。昨日からの強風で花粉がたくさん飛んでいるらしく、こうちゃんは一歩外に出るとクシャミと鼻水が止まらない。私も目が痛くて痒い。

仕方ない、いつもの狭いダイニングで食べようね。黒ビールで乾杯。但し昼間だから少しだけね。3人とも自由業だから、こんな平日の昼間に花見が出来る。但し、直前までみんな仕事の締め切りで追われていたのだ。一番先に終わったのがこうちゃんで、次がアベさん、私は今朝まで掛かってしまった。心掛けの違いか?

アベさんには、手の込んだサラダを作って来て戴いた。私は予定のメニューより1品少なくなってしまった。本当は厚焼き卵も作るつもりだったのだ。しかし既に料理が大量にあるので、巨大な重箱(高いお節の重箱だ)は一杯になってしまった。アベさん「何人分なの〜?」と苦笑いしている。きっと4〜5人分はあるね。

食べる前に、一応撮影してはみたけれど、こういうものを撮るようなレンズではない。失敗だった。桜も撮ってみたけれど、同様に風景を撮るレンズではない。こちらも失敗。

お花見弁当(一の重)

・豚肉の葱巻き
・カマボコの梅紫蘇挟み
・おにぎり(ジャコ・おかか・葱・醤油)
お花見弁当(二の重)

・ポテトサラダ(中央)
・鶏肉と胡瓜・人参のサラダ
 (胡麻・柚子風味)
・蕪の浅漬け
・赤・黄パプリカとグリーンアスパラ炒め
 (バルサミコ風味)
裏の公園の桜は、えげつない位に満開になってしまいました。風情も何もあったもんじゃありません。

夕方、モアの耳の状態を診て戴く為に動物病院へ行く。ついでだから、あと1匹ワクチンの済んでいない子を連れて行きたいと考え、当初はイオを予定していた。

しかしイオは頭が良い。キャリーをゴソゴソしていたらすっかり警戒してしまって、梁の上から下りて来ない。オモチャで釣ろうと随分時間を掛けたのだが、リマやカワムラさんが狂ったように遊んでしまって、慎み深いイオは下りて来ない。狙いは自分だと察知しているのだ。サビ猫、賢過ぎるぞ。

仕方ないので、簡単に捕まるルスにした。残るはイオとルス・リマだけなのだ。ルスはすんなりキャリーに入り、扉を閉めるのもゆったり出来る。しかし部屋から出たら、不安がって大声で鳴き始めた。殺されるかのような凄まじい鳴き方だ。幾ら声を掛けてなだめても無駄だった。

病院でも泣き叫び、まるで「ジャム」状態だ。鳴き声もそっくりだ。ルスはエイズキャリアなので、口の中やリンパをしっかりチェックして貰う。歯肉が赤いのと、口角の部分が赤いのが気になる。しかしちゃんと食べているし、例えばこの時点で抜歯したとしても、それで改善される保証は無いと言う。兎に角、しっかり様子を見ましょう・・・と言われる。可愛いルス・・・長生きさせてやりたい。

7種のワクチンを打ってから、記念撮影もして戴く。マツモト先生、カメラを構えながら「ルスちゃん、ルスちゃん」と猫撫で声を出す。シャッターを押す瞬間にルスが鳴いて口を開けたら、「ああ、可愛い」と言っていた。へへへ、嬉しい〜。

モアはおとなしくて従順だ。殆ど鳴かない。今回は投薬と点耳薬のお陰で耳の中の炎症が治まっていたから、しっかり耳洗浄もして貰えたし、脱脂綿で拭うときに少し暴れたけれど、極めてお利口だったと言える。その後でワクチンも接種出来た。

モアも記念撮影して貰い、点耳薬を追加で出して戴いて帰宅。帰路でも、ルスは殺されるような悲鳴を上げ続けた。

しかし帰宅してカワムラ部屋でキャリーを開けると、ルスはすっ飛んで出て行き、その後ドライフードをバリバリ食べていた。心配なさそうだ。モアの耳の中も、あと少しで全快するはず。気づいてやるのが遅くてごめんね、モアちゃん。耳が治ったら、どこかでオシッコしても良いから一日中ケージの外で過ごす事にも挑戦しようね。みんな優しいから、きっと今度こそ大丈夫だよ。

残るはリマとイオのワクチンだけだ。長い道のりだったなあ・・・。病院は近いのに飼い猫が我が儘なのか、飼い主がヘコタレなのか、通院の度にどっと疲れる。たかがワクチンや耳のマラセチア程度の事で。

診療室を出ると待合室には、ぐったりと横たわってバスタオルに包まれた白いマルチーズを連れて来ていた飼い主さんがいて、それを見て胸が詰まった。ミュウやジーコ、アインの通院の時の自分の胸の内を思い出して、この人がもう少し早く到着していたら、順番を先にお譲り出来たのに・・・と考えていた。ルスちゃん、ワクチン如きで泣き喚いていたら、他の患者さんに申し訳ないよ。アンタは強い子のくせに。

具合の悪い子を抱えた飼い主さん達の心を思うと、綺麗事ではなく辛い。きっと大勢の皆さんも、私達が介護のさなかには重たい気分で見ていてくれたのだろうと思うと、改めて申し訳ない気持ちだ。有り難うございました。そして申し訳ありませんでした。随分と励まして戴きましたし、慰めて戴きました。感謝しています。

ルス

泣いた泣いた

Apr. 9, 2005
夜は、エサやりと捕獲器の説明電話、そして久々で「黒猫屋テレサ」と電話で色々話す。

桜と花粉と猫の話、そしてキチガイと年齢と風呂とウンコの話・・・こうちゃんがまた痩せたと言うと、そのうち無くなっちゃうわよと言われる。

無くなってはとても困る。たくさん食べているのに、どうして痩せるかな、こうちゃん。回虫がいるんじゃないの?



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