マルコ
2階の道化
May. 17, 2005 |
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2005年5月17日 火曜日
昨日ほどではないけれど、カラッと晴れた。
空気が乾燥しているらしく、車の乗り降りの際に静電気が起きて困る。
乾燥のせいか油断していたせいか、こうちゃんは足首のアトピー再発。
例年だと桜が咲く頃にはもう出ないタイプのアトピーなのだが、今年はいまだにアロエジェルを塗るハメになった。しかしステロイド軟膏と決別出来たのは大収穫だ。
さて矯正した巻き爪だが、見事なまでに開いている。
巻いて細くなり、伸ばしていた為にカッコ良かった親指の爪は、短く平べったくなり、一気にダサい爪先に見える。
健康とファッションは必ずしも同居しない。
爪先の細い、ヒールの高い靴は、確かにスマートで綺麗だけれど、足には極めて悪いのが解かる。
外反母趾だってあるのだ、そう長い年月ハイヒールを履いていた訳ではない私ですら。
痛い部分を庇いながら歩いた結果、腰や膝、あるいは意外な筋を傷める事もあるだろうし、ストレスにもなるのは確かだ。
靴も歩き方も、そして足の血行も大切だと、今更のように感じる。尤も私の巻き爪は、浮腫も原因のひとつなのだが。
昨日は巻いた爪を開こうという負荷が掛かっている為にジンジンと痛んだけれど、今日はもうそれ程ではない。
但し、折角ワイヤーを入れた爪が割れないように用心したいので、消毒したガーゼを当てている。
爪が巻いて肉に食い込んでいた為についた傷の消毒も必要だろうし、ガーゼを当ててあると異物感がある為に、常に意識がそこに行く。
「注意して動き回ろう」という意識が途絶えると、途端に足先をぶつけるのだ。
足先は、身体に先行してどこへでも行く。
ガサツな性格のせいか、思わぬところで爪先だけ家具にぶつける事が多い。足の爪先は身体という軍隊の先鋒を常に務め、知らず知らず酷使されて来た。今暫くは労わってやろう。 |
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マルコはカメラを構えると、それだけでゴロゴロ言いながら身体もゴロゴロさせてしまう。
ひっくり返って「シェー」をする。
ちゃんとおすまししたところが撮りたいのに、お腹を見せてクネクネしてばかりいる。「マルコ、お前は真面目にしていられないのか?」とこうちゃんに呆れられる。
マルコとリマは、そういうところが良く似ている。
我が家の道化だ。どちらも人気があって、狙っている輩が多い。可愛いとぼけた猫たちだ。
そのマルコの写真の撮られ方を見ていて、昔のエピソードを思い出した。
かつて住んでいたマンションのお隣に、トモちゃんという2歳児の男の子がいた。
毎日「となりのオバチャン!」「ボクだよ〜」と言って、うちに遊びに来た。
「トモ、伺っているかしら?」と電話が来る。ご飯を食べ終わるまでは遊びに行っちゃダメと言われるので、お母さんに内緒で来ているらしかった。
うちでは、私の食べているご飯をちゃんと残さず食べられる。きっと余所の家のご飯は、目先が変わって食べられるのかも知れない。
私は締め切りのある居職だったので、トモちゃんが来ている間も仕事を続ける。トモちゃんはお人形や猫と静かに遊んだり、私の傍らでお昼寝したりしていた。
そしてトモちゃんを写真に撮ろうとすると、何故か途端に変な表情を作ったり、変なポーズをとる。
私と写っている凄く面白いポーズの写真もあるけれど、私が詐欺のように若いのでお見せしない。
これはまだ1歳にもならない頃のアインとトモちゃんの写真だ。
この頃に時間を戻せたら・・・という想いもあるけれど、無論そんな事はナンセンスだ。
この頃があって、今がある。この頃は、こうちゃんの存在すら知らないのだ。
トモちゃんは今ではもう高校生にもなっているだろうから、「隣のオバチャン」に、大阪のおばあちゃんはお金持ちだからお小遣い送るように言ってあげるよ・・・等と可愛い事を言っていた事も、すっかり忘れているだろう。
アインの右横に写っている白いクマの縫いぐるみは、トモちゃんが「バブーちゃん」と名付けて、うちに来るといつもこれで遊んでいたものだ。
バブーちゃんは、今もミュウたちの部屋のベッドの上に居る。
「ひゅるるるる・・・」と鳴きながら走り回っていたアインは、今では身体を持たなくなってしまったけれど、やっぱりバブーちゃんと同じ部屋に居る。 |
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リマ
1階の道化
May. 17, 2005 |
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