《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

祝婚約

May. 28, 2005
2005年5月28日 土曜日

15匹のSOSで出会ってから4年半、やっと会えたね。おニャアニャン。

おニャアニャンのご主人が、少し前に都内に単身赴任になった。妻は今回が初めての夫のマンション訪問だ。おニャアニャンは昨夜の最終便で都内に入り、今朝仕事で岩手に出掛けるおトウニャンを見送って、洗濯をしてから我が家にやって来た。

日吉駅でピックアップする事にした。初めてでも多分判ると思うと、お互いに思っていた。うん、判ったよ、直ぐに。ズンズンと真っ直ぐ近づいて行き、法要・・・もとい抱擁する。僧侶のおブリ様ではないのだから、法要は出来ないやね。

初めて会うおニャアニャンは美人だった。清楚と言えば清楚だし、一昔前の銀座の一流店のバーのママでも務まりそうな、キリッとした威厳もあった。写真は「清楚」の方だけど、既に本人のサイトでも面が割れているから、無断で掲載してもOKだよね。

もえるさんといいおニャアニャンといい、京女は雰囲気があるな。外見だけでなく、言葉のイントネーションのせいもあるのかな。語気の荒い上州女とは大違いだ。私も次に生まれて来る時は、是非京女にして戴きたいものだ。へえ、おおきに、ほだらあんじょう頼んます。

たのんます・・・と言えば、ガラを所望されて、おニャアニャンちの隼人の嫁にした。もちろん本人同士は知らないし、今後会う事もないだろう。飼い主が勝手に縁組みするだけであって、猫自身が、どちらかの家に移動するという意味でもない。双方とも避妊・去勢済みだから、繁殖させる訳でもない。ま、お遊びの範疇と言えなくもない。

隼人もガラも偶然だが、母猫は「はなちゃん」と名付けた黒白だ。昨日、突然決めた縁組みだった。2匹の雰囲気が似ていると、ガラを見たおニャアニャンは言う。

隼人は『イケメン3兄弟』の1匹だから、当然ハンサムだ。里親募集の当時は、仮名を「フツウちゃん」といった。

兄弟の「モンちゃん」や「ボーちゃん」と比べると、普通の感じがしたせいだろうか。人馴れもイマイチで、母猫のはなちゃんと共におニャアニャン家の子となったという経緯だ。

しかし「普通」に見えた隼人は、実はかなり可愛い猫に成長していた。大きな目に優しい表情・・・おニャアニャンの日記に時々登場する度、いい猫だと思っていた。

同じ「目千両」である上、似たような「コソ泥柄」もある事だし、相手に不足は無い。それどころか、隼人の方が可愛いかも知れないぞ、ガラ。但し、喧嘩はガラの方が強いかも知れないが。

おニャアニャンはガラをつくづく眺めて、こんないい猫が外に落ちているんやねえ・・・とも言っていた。いやいや、こまで化けるとは、私も思いませんでした。

仔猫の頃は、男の子だとばかり思っていたガラ。なかなか触れなかったガラ。それが今では、抱っこは無理でも、甘えて擦り寄って来たり、お客さんが来ても姿を隠す事もなくちょっと離れたところで興味深々な様子で寛いで見せる。1歳を過ぎ、婚約の儀も整い、ジューンブライドになる日を待とう。

この事を、昨日電話したついでに野村さんに話したら、じゃあマルコちゃんとうちの七子を婚約させます?と提案された。それは素敵だ。七子ちゃんは、私の大好きなキジトラの女の子だ。足が1本無いところとメチャクチャ顔が可愛いところが一緒。近々正式に婚約させましょう。ブラボー。

昼は予定通り、赤ワインを開けた。ハーブとスパイスの2種類のサラミにスモークチーズ、バジルのオムレツ、そしてトマトとバジルの冷たいスパゲッティ。すごく美味しいオリーブオイルを使ったせいか、いつもよりぐっと味が良い気がする。

このオリーブオイルは、皆さんにも近々ご紹介しますね。本当は誰にも教えたくない位、上質で美味しくて安いのだ。フランスパンを焼いて、このオリーブオイルをかけただけで、バターで食べるより美味しいかも知れない。

オリーブオイルは他のどんなオイルとも違って、種子から作られているものではなく果肉から作られた言わば「ジュース」だ。日本で手に入るエクストラバージンオリーブオイルにも色々あるが、品質の違いはあまりにもバラつきがある。加熱のし過ぎや保存状態も味を大きく左右する。こんなオイルがあったのか・・・とショックだった。直ぐに次を注文しなくちゃ。

ともあれ、トマトとバジルのスパゲッティの作り方は簡単なので、是非この季節にお試し下さい。

1.トマトは1センチ角に刻み、種は取り除く(勿体無いので、私は切りながら出来るだけ食べてしまいます)
2.トマトには塩を軽く振って暫くおき、余分な水分を捨てる。
3.バジルは粗微塵に切り、トマトに混ぜる。
4.トマトとバジルに塩コショウしたらオリーブオイルをたっぷり加えてさっくり混ぜる。
  (ニンニクの微塵切りかすりおろしを少し加えると美味)
5.スパゲッティを茹で、水でさらして、水分をしっかり切り、トマトソースと和える。
6.麺が伸びないうちに急いで食べる。

スパゲッティではなく、軽く焼いたバゲットの薄切りに乗せても、ワインの肴として美味しい。

だけど私達は、バゲットを薄切りにして焼いたものは皮が固くて食べる時に口の中が傷ついて痛いので、大抵は筒型に長く切ってアルミホイルに包んで焼き、手で千切って食べる方が好きだ。

従って、ブルスケッタはあまり作らない。ああいう食べ物は、一口で食べられる大きさでないと食べ難いと思うのだが如何だろう。

昨日バゲットを買ってブルスケッタにしたからこそ、確信を以ってそう言っているのだが・・・。食べ難かったので、京のランチはスパゲッティに決めたのだ。

本当に気をつけて食べないと、口の中に怪我をする。かと言って、パリッと焼かないと美味しくない。二人して、何とも複雑な顔をしながら食べました。どなたか上手く食べるコツをご存知でしたら、是非教えて下さい。

おニャアニャンは、うちのベランダの再生も今回の訪問の目的の一つとしていたのだが、それよりものんびり過ごして欲しいと思って、またの機会にしようと提案する。だって、おニャアニャンは疲れているよ。私よりも役割が一つ多いのだからね、人間の子供のお母さんでもあるという点が。

ワインを飲んだら眠くなったので、1時間ほど昼寝をする事にした。おニャアニャンはカワムラ部屋の猫たちと、私達は2階で・・・。しかし直ぐに起きて来てしまった。もっと寝ようよ。

彼女は初対面のお客とは言っても、過去にはたくさん本気で喧嘩もしたし、さりとてそれで切れるような信頼関係や縁ではなかった。今や肉親、妹のようなものだ。家に居るような感覚で過ごして貰いたいし、私も気楽にいたい。

ゴマがせっせとご接待していたが(写真右)、ジャムは巨体に似合わずセンシティブなものだから、下半身を触られると何となく苛々するみたいだ。テーブルの上にどっかりと座り、傍には居たいのだが、何となく不安定になって来る。お客にも愛想は良いけれど、触り続けていると文句を言い始める。デリケートで内弁慶のジャム。

1階の猫たちも全員見て貰えたね。みーちゃんだってタムだって、意味無く隠れるテトだって近くで見られたし、他の子たちはもういつも通りの愛想の良さを発揮していた。ルスなど抱っこされたまま眠ってしまったし、ペリーは調子が出て来たらしく、噛んだりパンチしたりしたがって大変。

夜は外に食べに出て、おニャアニャンが残した分まで食べ、満腹過ぎる状態で帰宅。良妻おニャアニャンは、おトウニャンの帰宅前にマンションへ戻った。また会おう、おトウニャンが東京に来ているうちに。

そうそう、ミュウたちの部屋ではミュウと対話していたね、おニャアニャン。ミュウが「よく来たね」と言ったようだ。生きているうちに会えなかったね・・・。
ジャム

見かけ倒し

本当はナイーブ

May. 28, 2005


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