モア
ちっと寄り目
Jun. 23, 2005 |
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2005年6月23日 木曜日
ゴマの通院、第3期の最終・・・のはずだった。
しかし・・・今日の尿検査で、減ってはいたけれど出ちゃったよ、細菌が。
あと3回、注射に通って下さいと言われてしまった。「とほほ」としか言い様が無い。
細菌感染というのは、たとえ一度細菌がゼロになったとしても(ゼロには出来ないんじゃないかとも思う)、感染源がある限りは(それは無くせないものだし)抵抗力が弱っていれば、また発症するのだ。
だからやっぱり免疫強化が必要なんじゃないか。そこに行き着く。健康上の問題が出る度、いつもここで堂々巡りだ。
毎日色々なご相談がある中、まるで「流行り」のように似通った内容が傾向として見られるのが不思議だ。
つい先日までは膀胱炎の子が多かった。
その後は食欲不振の子が多く、今は原因不明の軟便の子が多い。
寄生虫(原虫も含む)なのか、フードのアレルギーなのか、ウィルス感染による病気のせいなのか、あるいは腸内細菌の問題なのか・・・これは獣医でも一発では判明出来ない事が多い。
もちろん調べれば解かる原因も多い。
しかし一定の検査をしても解からない場合、ひとつずつ原因と思われるものを排除する対処をして行って、消去法で取り組むしかないのが事実だ。
私は医師ではないけれど、こういう事は医師だからといって全て解決出来るという問題でもないのが事実だ。
私だって、何でもかんでも獣医に頼りたい。
そして次々と難題を解決して欲しい。
膀胱炎も下痢もばっちり止めて欲しいし、心筋症や腎不全も治して欲しい。難治性の口内炎やFIPだろうが白血病の発症だろうが、必ず効果のある治療をして命を助けて欲しいと願ってすがってしまうのも事実だ。
だけど医学も医者も万能ではないのだ。
飼い主が責任をもって判断し、ケアしなければならない部分が大きい事は確かなのだ。
それでも不安になる。
知識も充分ではないかも知れない。だから先輩の話も聞きたいと思う事もあるし、色々な可能性や方法を知りたいとも思う。
事実、私もアインやジーコのケアについては、「チューブダイエット」の「キドナ」の存在を教えてくれた人がいたからこそ、あそこまで生き長らえて貰えたと思って感謝している。
プロポリスはかよ子さんが、シルバーやレメディだって色々な猫仲間たちが、身を以って経験したものを教えてくれたのだ。
私に寄せられる相談というのは、行き詰まった時、ほんの少しだけ何かを示唆して貰いたいという事に過ぎないのだろうと思う。
一緒に考えて、共に試行錯誤しているつもりでお返事をさせて戴く。
私が絶望しかけていた時に手を貸してくれた人たちがしたのと同じように、私もそれをしたいと思う。
未練がましくてお恥ずかしい限りだけれど、ミュウもアインもジーコも、失わずに済んだ方法があったのではないかと今でも悔やむ。
その時その時で考えられる・出来る精一杯の事をして来たのだから、それで良かったのだと理性では考える。
それでも悔やむのが人間だ。
毎朝、彼らの写真とお骨に手を合わせては、「ごめんね」と言ってしまう。ヘコタレで駄目な飼い主だな。
今、愛知から千葉に里子に行った春くんの具合が良くない。
様々な症状からみて、FIPのドライタイプを発症したという疑いが濃厚だ。
里親さん、いや、飼い主さんは最大限に前向きな努力をして介護して下さっている。
どれだけ不安で心細いか、私にも良く解かる。
捨てられて心細く彷徨っていた春くんに、やっと永住の場所と限りない愛情を注いでくれるお母さんが出来たばかりだというのに、神様は意地が悪い。
神様はどうして病気やウィルスまで創ったのだろう。
パンドラが箱の蓋を開けたから出て来たって?
誰か、もう一度しょうもないウィルスや細菌、そして妬みや僻みの感情や不治の病など(ついでに藪蚊とムカデとゴキブリとナメクジも)、箱の中に封じ込めてはくれないものだろうか。
だけどこれだけは確かな事として言える。
今、病気で苦しんでいるこの時も、あんなにお母さんに愛されている春くんは間違いなく世界一幸せな猫だと。頑張れ、春くん。
(写真は、飼い主のメルロさんのブログ『Come here, my love.』から拝借しました)
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テト
ボクは生き返った
Jun. 23, 2005 |
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思い起こせば、テトも保護されたばかりの時に危篤状態が続き、門脈シャントと診断されて、長くは生きられないのではないかと言われていたのだ。
すっかり元気に大きくなったテト。
それでも一番の成長期に飢餓状態が続いたせいか、オスとしてはとても小さい。
ガラになんかとても太刀打ち出来ない。
しかしどの子も可愛い。うちの子は可愛い。
余所の子も可愛い。
やたらと女好きのオヤジの気持ちが解かる。 |
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