《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

ケージの隣で

Jun. 26, 2005
2005年6月26日 日曜日

暑いね、どうも。

梅雨は何処に行ってしまったのだろう。気温も今年最高が出たと言うし、遂に昨日からは1階もエアコンを入れ始めた。外気の湿気が凄くて、2階よりは涼しいと言っても除湿しない事にはカワムラ達12匹も堪らないだろう。長毛も5匹居て、さぞかし暑いだろうから。

かくして電気代が跳ね上がる季節が、早々と到来してしまった。うちはね・・・24時間エアコンつけているのよ。バカ高くなるのよ、電気代。金額を聞いたら、みんなぶっ飛ぶわよ。

でもいいの。毎年の事だから。他で節約するから。ええ、着るものと言えば100円ショップの破れたTシャツしか着ないし。

破れていないのもあるにはあるけど、晩餐会にお呼ばれしている訳じゃないし、エサやりと動物病院と八百忠くらいしか行かないし、着るものなんかどうでもいいのよ。ボロは着てても心は錦よ。何だか口調がオカマっぽくなって来たわね。



動物病院と言えば、ゴマの治療は今日で終了した。検査の結果、細菌もマイナスだったし、全て異常なし。万歳三唱したい気分だ。毎日貰うレセプトの束の厚みで、通院回数の多さを改めて知る。

それにミュウとジーコの治療の分、18匹のワクチンや通院の分、そして野良猫の不妊・去勢の分をあわせると、もの凄い厚みになる。もしかしたら、マツモト先生の病院のレセプトを日本で一番多く持っているのは私かも知れない。という事は世界一だな。ギネスブックに申請したい位だ。

本人(猫だが)も身体が楽になったのか、じっくり膝の上に乗って眠ったりする事も再開した。可愛い。小さなゴマの身体を膝に抱いていると、この猫をあの日家に連れ帰って本当に良かったとしみじみ思い返す。

一度細菌感染が治まったとは言っても、細菌はどこにでも居る。抵抗力が落ちれば、また細菌感染した時に自己免疫が勝てずに細菌が増えて、そして今回のような事態を繰り返す事にもなりかねない。

環境を無菌状態にする事はほぼ不可能なのだから、免疫力を上げてやる、いや、本来持つ免疫力が正常に働く状態をキープさせる事が大切なのだと思う。

ストレスが免疫力を低下させる事は、既に科学的に証明されている。では何がストレッサーになるのか?その個体でそれぞれ違う部分もあるのは人間も猫も同様だろうが、寒さ・暑さだって充分にストレスだ。

ある程度は暑くても我慢しよう。だけどそれも程度問題だ。うちはエアコンつけっ放しと言っても、全然涼しくなんか無い。エアコンを入れない限り、2階は40度なんてザラにある事だ。川口家には夏には行かないと言う、某テレサ・ちんもいる位だ。

しかし過保護にし過ぎて、本来持つ順応・適応力や自然治癒力を必要以上に怠けさせてはいけないのだろうとも思う。だからこのことに限らず、何事もバランスが大切なのだ・・・というところに行き着く。



今夜は桜庭和志対ヒカルド・アローナの「PRIDE ミドル級GP2回戦」を観た。仕事が押しているので、他の試合は観なかったのだが、桜庭だけは観たかった。だけど観なければ良かったかも知れない。

ちょっと酷い試合だった。

前回は小学生でランドセルを背負って入場した桜庭だったが、今回は詰め襟姿に肩掛けカバンの中学生になっていた。白いヘルメットもかぶって自転車で入場。勝ってこそ、こういうとぼけたコスプレもシャレになるのだ。

アローナに4点ポジションからの顔面への膝蹴りでボコボコにされ、大流血のTKO負け。完敗だった。眼窩底骨折が疑われると言う。もう顔が普通じゃなかった。こちらでニュース画像が見られるけれど、ショッキングなものは見たくない方はクリックしないで下さい。

アローナは若く、ハングリーな闘いぶりで、そして強かった。

桜庭とアローナは、どちらもミドル級だが(93キロ未満でミドル級、93キロ以上でヘビー級)当日の体重差が本当はどれ位あったのだろうと気になる。

ミドル級同士で10キロの体重差がある場合、4点ポイント状態における頭部・顔面への膝蹴り及び蹴りによる攻撃の有無を、体重の軽い方の選手が事前に選択する事が出来るというのがPRIDEのルールだ。

つまり体重の軽い方の選手が上記攻撃を認めれば双方ともその攻撃が可能となり、認めなければその攻撃は双方とも禁止となる。

体重差がどうだったのかよく解からない。見る限りでは、アローナはヘビー級でやってもおかしくないような気がするけれど、体重差以上に実力差、そして10歳近い年齢差(桜庭35歳、アローナ26歳)も感じてしまった。

かつてグレイシーの一族を次々と破り、PRIDEをここまでの人気格闘技に押し上げたのは桜庭の功績である事は間違いないだろう。だけど、もう満身創痍で見ていられない。あそこまでストップをかけないセコンドにもレフェリーにも、ちょっと疑問を感じたのは私だけではないだろうに。

初めて彼の試合を観た時からずっと桜庭が好きだったけれど、もうここ数年ずっと悲壮感みたいなものを感じてしまって、観るのが辛い。プロレスラーは40歳でもやれるけれど、PRIDEでは多分無理なんだね。

そしてK-1同様に、圧倒的に打撃の強い選手でないと勝てなくなってきているような気がする。寝技(関節技)でギブアップをとるのが、プロレス系の格闘技好きとしては面白かったのに。

桜庭はもっとやれると主張していたけれど、普通だったら死んでるよ。あんなルールで良いんだろうか。顔面や頭部なんて鍛えられないものね。



観音(カノン)はもう、ブラッシングも撫でさせもすると言う。良かったね、たくさん甘えられて幸せだね。

ガラ

暗い所で見上げる

Jun. 26, 2005


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