《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ありし日のミュウ

私を待つ目


Jun. 30, 2005
2005年6月30日 木曜日

今日はミュウを思い出していたい気分だ。

今を精一杯に生きなければいけないと思うから振り返りたくはないけれど、時は誰にでも容赦なく過ぎて行くだけなのだけれど、悲しい事は思い出したくないのだけれど・・・せめてこの心の痛みを掘り起こす事でしかある人を慰められないような気がして、いつもは辛いから見ないようにしている昔の写真を、長い時間をかけて選んだ。



結局、ミュウが健在だった頃は今ほどにはカメラも使いこなせず、ろくな写真が残っていなくて悔しい。

もっとミュウたちに時間を注ぐべきだった。



様々な思いに打ちのめされる。

弱い自分と向き合う。




他のどんな苦労も不愉快も、大した事ではないのだと改めて感じる。

そう、どんな事も。ミュウやアインたちを失った事だけが私にダメージを与えられる唯一の事だ。



今、幸せを手元に持っている人たちは、どうか悔いの無いよう過ごして欲しい。

時間は無限ではないのだから。



そして私も、今手元にある幸せを大切にしようと思う。

彼らを失う事が、次に私にダメージを与えられる唯一のものなのだ。



アスベストの事とか、踏み切り事故を起こした車の事とか、奇声を発するテニスプレイヤーの事とか書こうと思っていたのだけれど、また別の日にしよう。

今夜は何も考えたくない。

機械的に仕事をし、猫家事に勤しもう。

ミュウがいてくれた
幸せのひとコマ


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