《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ぶーちゃん

重い重い

Jul. 4, 2005
2005年7月4日 月曜日

朝は20度を下回る涼しさだった。

昨夜からの雨が降り続いて、一日雨降り。

夜だけでなく朝もエサやりをしているミヨコは、出社前なのに濡れて大変だろうと思う。



私の場合、日に2度やっていた頃は職場の庭だったから随分と楽だった。






朝から揚げ物なんかしてしまった。

涼しいと途端にやる気が出るようだ。

イカの竜田揚げと、炒り卵ご飯を少し、梅干し、そしてお汁代わりに小さなカップで細うどん(ネギとお揚げ入り)



昼間も涼しい。

仕事がはかどったのは有り難いが、湿り気の多い冷気のせいか、かなり根を詰めたせいかなのか(情けないけど)背中と首がガチガチに張って痛くなる。



昼には辛うじて簡単に料理(スパゲッティだけ)をするものの、夜にはもうアカン。

エサやりの帰り道、このまま外で食べちゃおうという事になった。

そうは言っても既に時間が遅くて、道すがら開いているのはファミレスかラーメン屋、コンビニか焼き肉屋くらいしかない。ああ、モスバーガーがあった。



モスバーガーに入り、ダメモトで数量限定の「匠味チーズバーガーはおしまいですよね?」と言ってみる。とっくに売り切れかと思いきや、「あります」という答。

幾ら大きくて内容盛りだくさんでも、1個670円ではちょっと高くてそうそう売れないのだろうか?

元住吉という土地柄のせいだろうか?

よし、次は「匠味アボカド山葵」も食べてみようかな。

たまに食べると美味しいね、モスバならば。



仕事に集中している時に電話が鳴る。

仕事関係の電話もあれば、ご相談の電話もある。どちらも別に嫌な気分にはならない。しかし、しつこいセールスの電話には苛々する。



大抵は新築マンションの売り込みか、エステサロンか化粧品のセールスだ。

相手も仕事なのだと思いやると、あまり無碍にはしたくないのだが、実際セールスされるものはどれも必要ないので、出来るだけ短いやりとりで済ませたい。

相手に余計な期待や努力をさせずに済むよう無機質に応対する。



「**マンションのご案内なんですが・・・」と言った時点で「うちは一戸建てなので・・・」と、理由になるようなならないような返答をして察して貰おうとする。

しかし「お住み替えのご予定などはございませんでしょうか?」相手は食い下がる。



あ〜あ、やっぱり婉曲な断り方じゃ通じないのかな。



折角そこまでは人間の鍛錬だとも思って感じ良く接して来たのに、つい苛々して来て「住み替えなんか、そう簡単にするはずないでしょう?」とかなり感じ悪く言ってしまう。

まだまだ駄目だな、私も。

もっと暇な時だと、色々と言ってあげるのに。



「うちは18匹も猫がいるんですけど、それでもマンションの管理規約に引っ掛かりませんか?」

「購入して入居時にはペット可でも、色々と問題が出てペット不可になるケースが凄く多いんですよ。ご存知ですか?そんな時に集合住宅って規約に違反して個人の勝手には出来ないから、あちこちで問題になっているんですよ。困っている人たちが多いんです」

等など、立て板に水でまくしたてる。

不動産営業の担当では、そんなところまで責任は持てっこない。大抵は売り込みを諦める。



こんな相手に電話が掛かってしまった事はちょっと気の毒な気もするけど、私の言っている事は事実なのだから仕方ない。

不動産のディベロッパーも、あと少しだけ問題とニーズを踏まえた集合住宅の提案と建築を進めて欲しい。

言わなきゃ解からないだろうし、むしろ親切なのだ、私は。



涼しいうちに、新聞の裂き貯めをしておこうと思った。

ぶーちゃん部屋でビリビリと裂いていると、部屋の仕切りの格子の所に、いつもカワムラんとリマ、そしてペリーが張り付いている。



ペリーは裂いた新聞に飛びつく遊びをして欲しいのだ。

いつまででも待っている。よほど好きらしい。

たまに格子戸越しに裂いた新聞をビラビラさせて遊んでやる。もう夢中で飛びついて、格子で鼻でも擦り剥きやしないかと心配になる位。

可愛いヤツ。



リマは単に撫でて欲しいのだ。

いつだって、どんな状況だって、自分を見て撫でで欲しいのがリマ。

可愛い。



カワムラさんは、何が欲しいのか良く解からないが、時々声を掛けてやるだけで満足そうだ。

声を掛けるのを忘れて新聞裂きに夢中になっていると、「あ〜」とか「おぅ」とか細くて高い声で鳴いて催促する。

「はいはい、カワムラさん」「可愛いね、カワムラ」アイコンタクトをとりながらそう言ってやると「あ〜」と答える。

カワムラなのに可愛い。

いや、カワムラは可愛い。





新聞紙を裂いている間は、タムは炬燵から出て来ない。

暑くないのか、タム。

隠れてばかりじゃ、ちっとも写真が撮れないよ。



ぶーちゃんは隅っこでじっと座っている。

時々声を掛ける。「ぶーちゃん」「にゃあ」身体に似合わず小さな細い声で可愛い。



レンは人の目をじっと見つめながら、ウロウロとしている。

ベッドの上でお尻をポンポンしてやると、大喜びでおなかを見せてひっくり返る。

可愛い。

しかし片手で写真を撮るには、ちょっと難しい。ファインダーを覗かずに、手を伸ばして勘だけで撮る。失敗ばっかり。





小1時間そうして過ごして2階に戻ると、ゴマの大歓迎を受ける。

ジャムは置いてきぼりにされたと思って、すっかり拗ねている。だってアンタは下に下りるのは恐いんでしょ?

マルコは寝ている。マイペースで良し。

レン

お尻ポンポン

Jul. 4, 2005


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