《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

ぐて〜っ

Jul. 20, 2005
2005年7月20日 水曜日

寒気が下りて来ているとかで、幾分涼しい。



昨日から原稿の直しに掛かっているけれど、もう既に気が抜けてしまったらしく、やけに疲れて根気が続かない。

いいさ、もう直ぐ終わるのだ。

本当ならば既に締め切りを終えて「ルンルン」のはずだが、どうにもハイにならない。

こんな事は珍しい。



食事を作るのも面倒。

だけど外に食べに行くのはもっと面倒。

こういう日にはご飯だけ炊いて、冷蔵庫にある調理しなくて済むもので食べる。

明太子、佃煮、梅干し、海苔、カレーの残りも少し食べる。どれも美味しい。

何だ、ちゃんと食欲はあるようだ。



食べられるうちは大丈夫。

しかし消化機能が落ちているのかいつまでも胸焼けがし、コーヒーも煙草も不味い。





モアの事を心配する余り、モアと同じように口の中が痛くなって来た(心配なのは事実だが、因果関係はいい加減である)

歯の付け根の歯茎が痛い。

鏡で見ても、何がどうという事はない。なのに塩分がしみて痛い。歯を磨いた時に、ちょっと乱暴にして傷つけたのかも知れない。

「知覚過敏」というやつかも知れない。



歳をとると、年がら年中どこかしらが傷み、痛む。

これからは、もう少しペースを落としてぼちぼちやるしかないな。



憂鬱な原因がひとつ解かった。

猫雑誌を読むとは無しに眺めてしたら、猫をリードで散歩中に、子供の声に驚いた猫がリードをはずして逃げてしまったきり、ペット探偵も頼んだけれどいまだ発見出来ていない、この場合誰にどのような責任があるのでしょう・・・という質問と、その回答があった。



説明書通りにリードを取り付けていたら、飼い主には全く責任がないと言う。

身体がしなやかでリードから縄抜けし易い猫だけに、どんな場合にもはずれないよう作る責任があるので、この場合はメーカーに責任があるという答だった。



それはそうかも知れない。

「猫にはご使用にならないで下さい」とか「パニックを起こすと、猫の場合は何としても脱出して逃げてしまう事もあります」等という注意書きも必要だろう。



しかし、最終的には、自分の大事なペットを守る責任はあくまでも飼い主にあるんだという事を忘れてはいけないと思う。

何か危険があっても仕方ないという位の覚悟なしに、外に出したり散歩させたりする事はあり得ないだろう。事が起きてから悲しんでも、それはちょっと飼い主としては無知に過ぎないか。



リードやハーネスのメーカーに責任を取らせるとしても、実際にその猫が無事に手元る事以外で、どう贖って貰うというのだろう。

ペット探偵の料金と猫が血統書付きの純血種で、ペットショップやブリーダーから買ったものであれば、その代金分程度を弁償させるのだろうか。



幾ら散歩が好きな猫であっても、散歩には常に危険が伴なう。

病気感染のリスクも高いし、脱走させてしまったケースも幾らでも聞いている。実際にそれで捕獲器を貸し出して来ているのだ。



これは病気に対しても言える事だが、愛する我が子がどう生きるか、どういう最期を迎えるのかは、全て飼い主に責任があると言って差し支えないと思う。

獣医だって人間だし、医療も薬も万能ではない。



ハーネスだって、どんな場合にも完全に安心だなんて事はあり得ないだろう。

頑丈で人間の力を以ってしても簡単に壊れたりしないはずのプラスチックのキャリーが、パニックになって火事場の馬鹿力を出した猫が内側から蹴破って脱走してしまったケースだって知っている。

大事なペットに対しての全責任を持つ覚悟で飼わなければ、常に様々な危険や予想しない疾病やトラブルの可能性が潜んでいる日常に於いて、その時その時の判断のバランスを欠く事になりかねないだろうと思うのだが、如何だろう。

ま、誰もそう思ってくれなくても、私はそう思っている事に揺らぎはないのだが。



法律だけでは心の問題は解決しない。そう思うエピソードだった。

回答者が、敢えて法的な責任の所在はどこにあると定義していても、それども飼い主さんがあらゆる危険を想定して、少しでも危ない目に合わせずに済むよう、後から悔いる事が少なくて済むよう、今後はお散歩はやめておいた方が良いですね・・・というような内容を付け加えてくれていたら良かったのになあ・・・・と思ったら、何だか憂鬱になって来たのだ。

たとえ法律相談であったとしても、そこには血の通ったものであって欲しい。

そうでないと責任の所在だけ云々するのは虚しい。

みーちゃん

いつもきちんと

Jul. 20, 2005


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