《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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イオ

家庭内ジャングルジムの上

Aug. 8, 2005
イオ
2005年8月8日 月曜日

またもやムカデが出た。

今度は1階のキッチンの床で、ペッシャンコになって死んでいた。

一体誰が何十回叩いたら、硬いムカデをあそこまでペシャンコに出来るのだろう?

やっぱりペリーとガラが一番疑わしい。

猫ってムカデに刺されもしないで、そんなにも叩き続けられるものなのだろうか?



ムカデもバカだ。

どうしてうちのような猫がたくさんいる家に入り込んでしまうのか。ムカデの情報ネットワークに、あそこの家はヤバいぜ・・・と流して欲しい。絶対に生きては出られないのだから。



それからゴキブリ。

先日、誰かと電話中に2階で大きなゴキブリを発見した。シンプルグリーンを薄めたものが入れてあるスプレーボトルを持って来て、逃げようとするゴキブリに噴霧した。

そのままベッドの下に入ってしまったけれど、暫くすると、すっかり動きが鈍くなったゴキブリが出て来た。



出て来たのを教えてくれたのは、ゴマだった。

素早く追い詰めて「ママ、ここよ!」と言わんばかりにしていた。

よしよし、ゴキブリ発見器には猫が一番だね。

ティッシュで包み、ビニール袋を二重にして捨てた。



シンプルグリーンは生体に対しての毒性はないけれど、油分を分解するのでゴキブリ退治にはピッタリだ。

ゴキブリもバカだ。

どうしてうちのような猫がたくさんいる家に入り込んでしまうのだろうか。

ゴキブリの情報ネットワークに、あそこの家はヤバいぞ・・・と(以下省略)



また連日、訃報が届く。

悲しいけれど、やっと楽になれた子もいる。本当に本当に苦しまなければ逝けない子というのがいる。アインもそうだった。



今朝亡くなった子は、大事な人の大事な子だった。

エイズキャリアで何度か発症したのだけれど、何度も奇跡的に復活した強い猫だった。

そして美しい猫だった。



今年になってからは、滅多に会わない私の膝にも自発的に乗ってくれるようになっていた。

あの澄んだ緑の瞳は、何を見て何を考えていたのだろう。大好きだったよ、***。






今もまだ、闘っている子たちがたくさんいる。

どうか少しでも苦しみが少なく、そして幸せを少しでも多く感じていて欲しい。

いつかは全員、終わりのときを迎える。

命の終わりだけは平等に、誰にでも訪れる。

生きた時間の長さだけでは計り知れない、生を受けた意義が必ずあるのだと信じたい。



今日、ある方からのご相談では、生後2ヶ月の仔猫たちが白血病のキャリアでしかも発症していると言われ、獣医は苦しむ事になるよりも安楽死させる事を勧めたと言う。



よく聞けば、発症と判断した材料のは、単に他の兄弟よりも発育が遅い事、寝てばかりいる事だけだと言う。

熱がある訳でもなく、食欲もあり、呼吸も普通だと言う。

どうかまだ悲観せず、ケアしてやって欲しいとお願いした。



無責任な事を言うつもりはない。

責任をとれと誰かかに言われるならば、最後はうちで引き取って看取っても構わない。

苦しんでもおらず、自力で食べて寝ている子を、今わざわざ殺さなくても良いじゃないか。



幸いにも保護主さんは心有る方だったので、頑張る覚悟を持ってくれた。



獣医さん、野良猫だろうが通りすがりの猫だろうが、お金が掛かっても助けられるならば命を助けたいと思う人たちというのもいるんです。

あまり簡単には安楽死という選択肢を勧めないで下さい。



たとえそれで駄目だったとしても、獣医さんに責任転嫁はしませんから。

生きるチャンスを得られるような指導を、是非お願いします。

私達は、自分に責任を求めるようでありたいと思いますので。



「私達」って誰と誰だ?

安直に使った言葉ではないけれど、言い尽くせないから敢えて言わない。



でも、今の私には言える。

「私は・・・」じゃなくて「私達は・・・」と。

数は少なくとも同じ志を持つ人たちがいる事を、今は実感しているから。



おとなしくて物静かな性格だけど、ムカデ退治に於いては圧倒的に強さを見せるペリーは、うちのオスでは一番のモテモテ男伊達かも知れない。

イオには相変わらず優しくされているし(左の写真はペリーを舐めてやるイオ)、最近ではルスもペリーに近づいている。

その様子は何とも微笑ましい。小さな恋のメロディといった感じ。いや、トレイシー・ハイドよりルスの方がずっと可愛い。

ペリーはリマとは元々仲良しなのだが、それは男の子同士のような感じで少しも色気が無い。色が黒白と黒という意味じゃないぞ。いや、案外それも原因しているのかな。

それにつけても、ペリーはいい子に育った。最初は噛んで噛んでどうしようもなかったけれど、イオ姉ちゃんの教育の賜物だ。

イオはイオで、身体は小さいのに本当に強い。リマよりずっと強いルスも、イオの一睨みで逃げる。

喧嘩にはならないものの、相性がイマイチなのか、特別仲良なるという事もしないこの2匹。やっぱり三毛同士は、譲らない。



ちなみにリマは、イオとも仲良し。

リマは誰とでも仲良しなのだ。

もちろんカワムラさんも同様。



どうやらリマは、カワムラの2代目を継ぐ気らしい。

爺ちゃんっ子は、爺ちゃんから良い教育・影響を受けたんだな。



だけどカワムラさんが長生きしてくれる事を、今は兎に角一番に願っている。

良い猫を拾ったよ、私は。

ペリー

モテモテ

Aug. 8, 2005
ペリー


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