グレースちゃん
Aug. 16, 2005 |
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2005年8月16日 火曜日
昨日と今日と、捕獲器の貸し出し依頼の中でちょっとした拾い物が有った。
拾い物とは、発展性のある前向きな善意の発掘という事だ。
昨日は地元の男性からのご相談で、保護した仔猫の里親募集やケアについてだけでなく、その母猫や他の野良猫の捕獲と不妊手術、エサやり等を総合的に考えて戴けた。
電話で話してみても、他人に依存するところがなく、一人でちゃんとやろうとしているのが解かる。
近々、捕獲器を手渡しする際にお会いして、今後の事を色々と相談したい。
無理のないペースで出来る事を続けられるよう、若干のサポートをさせて戴く予定。
今日の方も偶然に男性で、脱走した元野良の飼い猫の為の捕獲器の貸し出し依頼だったが、この方も前向きに話が出来た。
端で聞いていたこうちゃんも、私の話し振りを聞いていれば、相手がどんな感じの人か解かると言っていた。先ずはその猫の保護、そしてその後もちょっとした部分で協力関係が発展出来そうな感じがする。
楽しい事を考え、企画したい。今、新しい構想が色々とあるので、それを実現する為に動く事自体が楽しい。
昨夜遅くに保護主さんとやりとりして、今日マツモト先生のところに転院する事にしたグレースちゃんは、検査と相談の結果、先ずは入院させて戴いてケアと今後の施術をお願い出来た。
保護主さんは独り暮らしで、仕事に出掛けている間は世話が出来ない。口が開かないので、鳴き声もくぐもっている。先生の見立てでは、多分交通事故で顎を骨折したものが、骨の成長と共に固まってしまったものだろうという事だった。
手術は大変難しいらしい。まだ体重1キロの仔猫なのだ。麻酔のリスクだけでなく、額関節を取り除いて人工的に関節を入れても、成長期だけにまた骨がどんどん形成されて固まってしまう事、そして神経や血管が集中している部位で危険が大きい事など説明して貰ったけれど、それでも私としては先生にお願いしたいと思った。
保護主さんも最初は大学病院でお願いしようと思っていたのだが、直ぐに診て貰えるかどうかが解からない上、大学病院であれば必ず治せるという保証もない。
一旦里親募集は中止したものの、今後の展開次第では、やはり独り暮らしの勤め人ではケア出来ないかも知れないので、再募集を見越して写真をたくさん撮っておいた。グレースちゃんはとても可愛い。顔も全身の様子も、そして態度も可愛い。
黒トラと言った方がピッタリする感じのキジトラで、若干毛が長い。姉妹の蝶子ちゃんは完全に長毛なので、短毛とは言ってもグレースちゃんもテトのような感じに白い毛がポアポアと飛び出ている。尻尾もフサフサ。姉妹で貰えて、そして手が掛けられる余裕があるなら喜んで手を挙げるのだが・・・まあ、そんな事を言っても戯れ事になってしまうかな。
病院の保護猫の募集も新規でお願いされたので、グレースちゃんの診察の後で写真を撮る。別々の保護主が託して行ったものらしいが、片方（マメちゃん）はそのまま預けたきりトンズラ（よくあるケースだ）、もう片方（メメちゃん）はマルコの保護主ゴトウさんの保護猫らしい。
どちらも目がやられているが、ゴトウさんの保護猫は特に酷い。眼球摘出の予定だと先生は言っていた。どちらも可愛くて、しかも人懐こい。折角助けられた命だから、幸せになれるといいね。手伝ってあげるからね。
そして既に募集中の3姉弟の保護猫のうち、1匹だけ残っている茶トラの「ヘンリー」の写真も撮って来た。随分と大きくなり、少年ぽくなっていた。なかなかやんちゃで、診察台でじっとさせるのに一苦労した。突貫小僧だ。人馴れも抜群。
成長期なので今は顔が丸くないけれど、白濁していた目も綺麗に治っていたし、茶トラらしい屈託の無い陽気な子だ。さあ、ヘンリーは誰の手に託されるのでしょう？！
グレースちゃんの負担を少なくしたいと思ったので、あまりたくさん電車を乗り換えない方が良いと考えて、「武蔵新城」駅の改札でピックアップしたけれど、帰りは猫連れではないので、保護主さんを「日吉」駅まで送らせて戴いた。
その後も1件立ち寄る所があり、一旦帰宅して猫家事と晩ご飯を済ませ、その後はエサやり。何とも出入りの多い一日だった。寝不足のまま動き回ったので、やっぱりちょっと疲れた。
しかし久し振りに「新城」駅前まで行ったのだが、ちょっと猥雑ではあるものの、仕事を持つ主婦には買い物至便で良い場所だ。携帯ショップとジャンクフード店ばかり目立つ「日吉」駅前よりも、ずっと便利に思える。日吉は所詮、学生の町なのだろう。
 その疲れも吹っ飛ぶような、里子に行ったエンジェルの可愛い写真が届いた。新しい名前も決めて戴いたので、里子データの方で発表します。 >>こちらでどうぞ。
夜はもう時間がないのと面倒臭くて、またしても冷やし中華。ハムは仕方ないので包丁で切ったけれど、胡瓜はスライサーで千切りに。
しかし、スライサーでは水っぽくなってしまって美味しくない事が解かった。手抜きをすれば、必ずそれだけの結果にしかならないという事の証明でした。
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ヘンリー
Aug. 16, 2005 |
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今日のにゃんこ
アタシは「にゃご」、手前のデブと間違わないでね。アタシは奥の「猫つぐら」の中で寝ている方よ。でも、デブの「ちゃと」も気の良いヤツなので、ついでに宜しくね。（ちゃと君の募集は、
>>こちらをご覧下さい）
アタシの保護主は、一杯猫を抱えてるの。先日なんか、台風のさなかに乳飲み子まで拾っちゃって、オロオロしながら育てていたわ。
もうじき、その仔猫にも追いつかれてしまうかも知れない位、実はアタシって小さいのよ。川口さんちのモアちゃんの半分以下よ。同じメスでも色々あるのよ。
アタシの募集は、ここのサイトの >>里親募集No.400-1576でじっくり見てね。
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