メラ(下)とビル(上)
Sep. 16, 2005 |
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2005年9月16日 金曜日
昨夜は肌寒い位に涼しかった。
遂にクーラーなしの生活が戻って来た。しかも唐突に。
先日、ヤモリの事を書いただけでは飽き足らず、しつこくヤモリの話題。嫌いな人はごめんなさい。
ニホンヤモリはチビで地味で愛らしいのだが、色んなヤモリが世界には存在する。イグアナに限らず、各種のヤモリだってペットショップで売られているらしいし、愛好家も実に多い。
日本には野生では生息しないが、マニアに大変人気があるのは「トッケイヤモリ」( >>こちら参照)だろう。何たって爬虫類らしさが抜群で大型(成長すると30センチをゆうに超えるらしい)、しかも柄も派手だ。
こうちゃんは20代の頃インドネシアに棲息・・・もとい、駐在していた。どこの家の庭にもトッケイヤモリがいて、夜になると大きな声で「トッケ、トッケ」とも「トゥッケ、トゥッケ」とも聞こえる声で鳴くと言う。決して「トッケイ」とは聞こえないのだと、こうちゃんは証言する。
小さなトッケイヤモリは甲高い声で「トッケ、トッケ」と短く鳴くが、大きなものになると声が野太くなり、スローなとぼけた低音で「トォ〜ッケ」と鳴くのだそうだ。
もちろん声色で再現してくれるのだが、その鳴き方は大変ユーモラスだ(鳴いているのはこうちゃんだが)。低音の魅力と言っても水原ヒロシや神戸一郎(と言っても、若い人は知らないだろうな、カンベイチロウなんて)のような低音ではなく、安岡力也みたいな感じかな。
こうちゃんは耳が良くて物真似が上手い。だから語学も達者だ。と言っても英語とインドネシア語、そして中国語だけだが。私も耳が良い。ピアノをやっていた頃は、実はピアノよりも聴音が得意だった。耳から覚える外国語は私も得意な方だと思うし、もちろん物真似も上手い。耳の良い夫婦だと言える。
その割に最近はお互い、言い間違い・聞き間違いが多くなって来たのだが、それは耳のせいと言うよりは、脳軟化が進んでいる感じだ。歳をとるって侘びしい。
いや、問題はヤモリだった。愛すべき爬虫類・ヤモリ。まだイモリとの区別がつかない人はいないでしょうね?
うちのモーリスはニホンヤモリ( >>こちら参照)だから、トッケイヤモリのような派手なものではない。透き通ったような灰褐色でチョロチョロと動く。
トッケイヤモリは、大きいものでは30センチを超えるらしいし、>>こんな柄だとギョッとする。流石、インドネシアなどの熱帯の生き物だ。温帯には、こうも派手な野生動物は少ないだろう。
だけど卵を孵化させて、赤ちゃんから育てている人だっているし、こんなに可愛いトッケイヤモリの素敵な写真を見られるサイトもある。
これ位だとラブリーですね。
しかもサイトオーナーはトッケイヤモリの魅力を存分に語っていて、「巨大・狂暴・美麗と三拍子そろった最高のヤモリ」と評していた。
愛情溢れる文章はこう続く・・・
「このヤモリは言葉では言い表せないほど、本当に多くの魅力があります。大きさでは「世界最大」の座をツギオミカドヤモリにゆずるものの、30cmクラスの全長を誇るその大きさと、手におえないほどのその性格の狂暴さには、すさまじい迫力がある。さらにその美しい色彩もあり、「ヤモリの王者」の座は、文句なしにトッケイのものである!
トッケイというと、やはり狂暴な性格と、旺盛な食欲、また綺麗な色彩でしょう。下手に怒らせようものなら、あごがはずれんばかりに大きく口をあけ、「ゲゴ!」と鳴いて威嚇してきます。まさにトッケイ!この狂暴さこそ、トッケイの魅力の1つなのです。
また、エサを見つけると素早く近づき、ものすごい勢いで食らいつく!このがっつく勢いは迫力がありますが、エサを見つけたときのうれしそうな反応にはかわいさが感じられます。」
どうも婦女子には、爬虫類が苦手な方が多いらしいが、私は実はトカゲ好きなのだという事を今、思い出した。
そもそも、コモドドラゴンが大好きだ。「知られざる世界」という番組で初めてコモドオオトカゲの特集を観た20数年前のあの時から、コモドドラゴンが好きになったのだ。
凶暴な動物だろうが実物に頬ずりしたり舐めまわしたりディープキスをしたりするムツゴロウさん程には、私のコモドオオトカゲ好きはホンモノではないかも知れないが、でもかなり好きな方だと思う。
コモドオオトカゲの生態も随分と調べたし、歩き方の真似も上手い。私に太くて長いあの尻尾がないのが残念だが、あればもっとリアルに再現出来るはずだ。少なくとも、タモリがイグアナの真似をするよりは上手いと思う。
しかし忙しい年月、猫の事ばかり考えていたものだから、トカゲ好きである事をすっかり忘れていた。思い出させてくれた猫のリマとヤモリのモーリスに感謝する。
モーリスはそろそろ冬眠の準備に入るのだろうか。一杯虫を食べて太り、冬を乗り切って欲しい。本当は大きな飼育箱で飼いたい位なのだが・・・エサが難しいし、捕獲が大変難しいと聞くので手が出ない。
それから、先日「美味しい」と紹介したチューハイだったが、同じくメルシャンからもっと美味しいのが出ているのを発見してしまった。
昨日銀行回りをした際に、車を入れていた東急で2000円分の買い物をしなければならなかったので、試しに買ってみたのだが・・・。
250ミリリットルで200円を超える値段だから、決して安くはない。だけど高いだけの事はあった。だって凄く美味しいのだもの。
巨峰の香りも濃厚で、果汁71パーセントという濃さなのだが変に甘くない。感じるか感じないか程度の微炭酸で、上質な葡萄ジュースという感じだ。ジュースのようにすんなり飲める。
同時に買ったグレープフルーツのものは、苦くて胸焼けがした。しかし葡萄の方は抜群に美味しい。そもそも巨峰が好きだという事もあるのだが。
「これは美味しいね」と二人で話し、明日出掛けた際に一杯買い込んで来ようと思う。久し振りで美味しいものを見つけて嬉しい。
でも節約もするわよ。髪も自分で切るし、今尚、100円のTシャツばかり着ているし、ご飯もちゃんと作っているし、キャットフード何万も買うし(これはもちろん節約ではありません)。
チャイや仔猫に薬を混ぜてフードを与えるので、久し振りで缶詰が活躍。a/d缶も使うが、ナチュバラ缶も使う。するとカワムラやペリー。テト、リマ、ガラ、イオがわらわらと集まって来てうるさい。
カワムラとイオ以外は缶詰なんか食べないくせに、参加意識だけは旺盛なのだ。しかもペリーのチェック魔。買い物して戻ると、どこで寝ていても一瞬でテーブルの上に現れ、全ての品物をチェックしようとする。
「Perry, No check ! No, No !」と言い続ける。別に英語でなくても良さそうなものだが。
「少しこいつらにもあげるかね・・・」と言ってナチュバラの缶詰を開けてやるのだが、カワムラは一人でガフガフ食い続ける。「もうやめときなさい、カワムラさん」と言っても当然聞く耳持たない。全部一人で食べてしまう。
その挙げ句、最近太ってきたカワムラ。今までがスカスカだったので、多少太っても構わないけどね。犬歯は一本もないが、ドライフードも一番よく食べるのがカワムラさんだ。頑張れ、カワムラ。長生きしてくれ。
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プティ
寝る
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チャイ
寝る
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カワムラさん
寝る
Sep. 16, 2005 |
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