チャツネ
ママの元へ
Nov. 22, 2005 |
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2005年11月22日 火曜日
 シフォンちゃんたち3匹の母猫である「たぬき」ちゃんが、今日家猫となった。
飼い主は、この親子4匹を数ヶ月間ずっとケアしてきた女子大学生だ。
概略を説明すると、実はこの保護主となった大学生は猫たちが住み着いていた下宿の住人ではなくて、その近くのアパートに暮らしていた。
たぬきちゃんと彼女の縁は、今年の8月まで遡る。下宿に数人の友人がいたので、そこにこっそり住み込んで猫たちの世話を続けて来たのだった。
20日の夜、病院の待合室で、私は仔猫たちを引き受ける代わり・・・という訳ではないが、先ずは気掛かりな母猫の不妊手術を薦めた。
それを彼女がしっかりと決意したところから話が進展して行ったのだ。
是非、次の出産を食い止める為にも避妊してエサやりを続けて欲しい。そして卒業後、どこかへ転居するのであれば、その時には是非その母猫を連れて行って欲しい・・・と。
そう話したものの、どれだけ真剣に受け止めて貰えるかは、今までの経験からそう期待出来かったのも事実だ。しかし、今回の大学生の場合は違った。良い意味で期待を裏切ってくれた。偉いぞ、大学生。
以下、彼女のメールを引用しつつ説明したい。
あまり人が好きではなかった母ネコは、妊娠した頃から私に信頼を寄せてくれるようになり、陣痛が始まったときは不安そうに私を呼びに来たことが懐かしいです。
これからも面倒を見ていきたいと思っています。
（中略）
考えてみたのですが、10畳くらいの部屋でも飼えるでしょうか？？
母ネコも仔猫と同じように目やに、鼻水が少量ですが気になるので・・いっそのこと、暖かく清潔な場所で世話してやりたいのです。 |
私の返事は、当然イエスに決まっている。10畳あれば4匹は飼えると答えた。勿論4匹とも飼えという意味ではないけれど。
大丈夫なんでしょうか！10畳で・・
私は田舎の出身ですので、ネコといったら自由気ままに広々としたところが必要かと考えていました。運動・日光浴、どうしてあげればいいでしょう・・
では、たぬきは、避妊とその他のケアが終わり次第、私がアパートに持っていくことにします。
4匹はいけますか。じゃあ、仔猫のうち一匹だけでも私が引き取りたいです。学校に行っている間など、2匹で居たらさびしくないかな？という気もします。どうでしょうか？ |
それでチャツネ君を薦めた。既にトイレで初ウンチとオシッコが出来た事も伝えた。
優秀なようでよかった！うんちはどこにでも漏らして駄目な子だったのに。
こちらで引き取るのはチャツネですね、なんだかほっとしました。手がかかった分思い入れがあるので‥
（中略）
今日、母ネコたぬきを病院に連れて行き、体調を見てもらおうと思っています。
避妊手術の前に室内で体調管理したいので、早いうちにキレイにしておきたいです。 |
そして本日、母猫「たぬ」ちゃんは、晴れておうちの猫になった。
たぬちゃんは今、アパートにいます。
移した後、私自身の荷物を下宿からアパートに移すために家を空けて30分くらいでかえってきたら、たぬちゃんが行方不明になっていてすごく焦りましたが、洗濯機の下で隠れて大人しくしています。
怯えているようですが、手を突っ込んで撫でてやるとゴロゴロ言っているのでもうちょっと放っておきます。
（中略）
でてきました。
さきほどはお電話ありがとうございます。お礼といってはへんですが、母ネコ・たぬきの姿をお送りします。見られるといいのですが！
仔猫たちとは、全く似ても似つきません。 |
それが冒頭の写真という訳だ。その後カーペットの上で寛ぎ、丸一日は心配させたけれど、ご飯も食べお水も飲み、トイレも使えたようだ。
チャツネ君は24日の午後に、預かり先のアベさん宅に迎えに行く事になった。ママとずっと一緒に居られる事になった幸運な息子。おめでとう。ジーコとおんなじだね。
とても大切に想っている人の、大切な猫が今日天に召された。
飼い主に心から愛され、飼い主と仲間を限りなく愛した猫だった事を、私は幸運にも生きている時から知っていた。
11月22日、この日を忘れないようにしたいと思う。そしてこのいじらしくも愛らしい猫の存在を。
その猫は、名前を「もんもん」ちゃんという。
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一点の曇りもない
Nov. 22, 2005 |
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覚え書きが書けない。
3食とも、食べたものを覚えていないのだ。
しっかり何か食べてはいたのだ。但しロクなものではなかったような気がする。 |
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