《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

タワーの天辺で

Dec. 6, 2005
ガラ
2005年12月6日 火曜日

ガラは、今日になってもまだ何も食べない。

このままでは死んでしまうのではないかと心配になってきた。



もっと重症のリマには、昨日だけでも20ccほどシリンジでハイポを飲ませた。

しかしリマも食べない。

下痢と嘔吐は幾分治まってきたが、私が2階から降りて行っても、いつものように鳴いて出迎えてはくれず、コタツの中で固まったまま出て来ようともしない。





2匹は注射と点滴に毎日通院になりそうだ。

リマをキャリーに入れる事は簡単だ。

しかしガラが問題だ。

昨日、部屋に開放してしまったのは失敗だった。ケージに入れておくべきだった。



昨日の朝は窓辺のベッドで眠っていたから何とか捕まえてキャリーに入れられたけれど、病院から帰ってから今朝までずっとキャットタワーの天辺で固まったまま、しんどそうに目を閉じて動こうとしない。

そこでは人間は手出しが出来ないよ、ガラ。下りておいで。

午前中一杯頑張っても駄目で、一度は泣きたいような気分で諦めかけたが、やっとタワーから下りて来たところを時間をかけて近づき(近づけば逃げるの繰り返し)、撫でまわし(心細いのか弱っているのか、おとなしく撫でられていた)、さんざん名前を呼んだり説得したりして(気休めかも知れないが)、遂にキャリーに押し込んだ。



リマは従順で気の良い猫だが、キャリーに入れると狂ったように鳴き続ける。

昨日は一声も上げなかったガラが、釣られて一緒に鳴き続けていた。ガラはリマが大好きだものね。

でも虐待しているかのように大袈裟に鳴かれて、ママは恥ずかしかったよ。





リマの検便の結果は、カンピロは検出されたものの、凄く数が少ないという。

それはハイポの大量投与のお陰としか考えられない。実際に抗生剤は2度とも、飲ませてた直後に吐いてしまったのだから。



それぞれ検便と抗生剤の注射と輸液をして戴き、ガラはまた明日連れて来る事になるだろう。

今度は昨日の轍を踏まないよう、帰宅したら可哀想だがケージにお入り戴いた。



完治するまで・・・つまり通院しなければならないうちは、我慢して貰うしかない。

アンタに甘いパパもママも、同じように辛いんだからね。



カンピロ部屋(カワムラ部屋)の食餌は、ますます時間を要するようになった。

1匹ずつ、確実に薬を仕込んだ部分を食べたかどうかのチェックをしなければならない。



準備を始めると、カワムラとイオとペリーがわらわらとテーブルの上に集まり、早くくれ!と騒ぐ。うるさい、うるさい、待ちなさい!と言いながら、抗生剤を1/4にカットする。

1匹ずつ、ほんのちょっぴりの缶詰フードにこっそり隠して与える。3匹とも、ペロリと平らげる。薬の苦さなど、食い意地が勝って感じていないようだ。少しでも早く自分の分を食べきり、他の皿を狙う。

テトとルスは、押さえつけて口から投薬。可哀想だが、イオたちのように食べ物に執着が無いので、この方法しか無い。注射して貰ったリマとガラは、今日一杯は薬は不要だ。後は少しずつでも良いから、ご飯を食べてくれる事を願う。

モアは、ホタテとサプリメントとハイポのご飯の後で、少しの缶詰フードに潜ませた抗生剤をうまく飲み込んでくれている。良かった。力づくで抵抗するモアには、経口投与は出来ないから。



階下で過ごす時間が長いものだから、ジャムはまたしても情緒不安定だ。お気楽マルコは、いつもと全然変わらず。マルコが出窓に居る間、マルコのベッドではゴマが寝ていた。

ついでにケージの中のマルコのご飯も食べようとするが、現在ゴマはpHコントロールの食餌にしているので、慌てて皿を片付ける。ゴマも相当とぼけている。

3匹しかいない2階では、それぞれが違うフードを食べている。マルコは普通のナチュバラのプレミアム、ジャムはリデュースカロリー、そしてゴマはpHコントロール。




まったく食餌の管理は難しい。ましてやこれだけ頭数がいると、そこに加えるサプリメントの種類も色々・・・誰がどれだけ食べて、どんな排泄をしているか・・・これはもう、5部屋で分離しているから辛うじて観察出来るけれど、それでもかなり厄介だ。

何事もない時だったらまだしも、カンピロが出たり、原因不明の軟便が続いたり、特別に食事療法が必要な慢性疾患の子がいたり、誰かが膀胱炎を発症したりしていると、食べるものとトイレの管理・観察は個別にしていないと訳が解からなくなる。

そうなると、このまま分離飼育を続けるしかないだろうな。






多頭飼いは楽しい。

ヤケクソで言っているのではなく(ちょっぴり開き直りもあるだろうけど)、今の生活を心から幸せだと思う。

しかし多頭飼いは、実に手間と時間が掛かる。

それも分離飼育だと尚更だ。



頑張ろう。

腰痛なんかに負けるか・・・いや、負けそうかな。

仕事は合間にしか出来ない日々だが、上がりの日は延ばせない。延ばせるのかも知れないが、私の都合で延ばすのは嫌だ。



大丈夫、何とかなる。

もっときつい仕事をしている人たちだって一杯いるのだ。温かい部屋で座って出来る仕事なんて、きっと恵まれているのだ。頑張らなくては罰が当たる。




jackママ、腰痛をご心配戴き、そしてコルセット情報を有り難う。

コルセットか・・・鎧兜を着けて戦場に赴くような気分だね。えい、えい、おー!だわね。

カワムラ

ご飯命

Dec. 6, 2005
カワムラ
チャイ

ボクもご飯命

Dec. 6, 2005
チャイ


覚え書きとして:

朝はチーズトーストにミルクティ、カットパイン。

生のパイナップルなんて殆ど酸っぱくて嫌いだったのだが、ちゃんと熟したものは香りも甘味も強くて美味しい。しかもカットしてあれば楽チン。「東急」で買うと高いが、「よつや」で買えば半値だ。二人でたっぷり食べても、煙草1箱より安い。

昼は豚肉とピーマンの炒め物、ご飯、ワカメスープ。

夜は、自分で粉を溶いて、卵とじゃが芋とニラと人参と豚肉を加えて作ったチヂミ。なんだ、自分で全く同じに作れるじゃん。タレはヤンニョンジャン。ビールが飲みたい。


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