ルス
こっくりこっくり
Dec. 31, 2005 |
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2005年12月31日 土曜日
あっと言う間に大晦日。
怒涛の12月だったなあ・・・まだ一段落していないのだけれど。
今年も大掃除は出来なかった。毎日小掃除はしているけれど、それだけでは一気に家全体を綺麗にするのは不可能だ。
昨日、フードプロセッサー「フビライ」を設置する為にキッチンの調理台は整理して掃除したが、換気扇の掃除までは手が回らなかった。
年賀状も作れなかったばかりか、そもそも住所録の整理すら出来なかった。
一応、ジーコとアインの喪中のつもりだけれど、年始の挨拶くらいはしておきたかった。
今から欠礼をお詫び致します。
秋には是非実現しようと考えていた、玄関先の庭に大きな樹を何本か植える事も出来なかった。
壊れた木戸を修理、いや造り替えも先送りしているし、2階の出窓をマルコの別荘に改築する事も年内に出来なかった。
9月からの出費は今まで以上に激しくて、12月は何と◇●万円も遣ってしまった。これを「ガビ〜ン」と言わず何と言おう。
今年最後だから、改めて言っておこう。ガビ〜ン!
でもいいのだ、猫の為に遣った金ばかりだから。
それに、出来なかった事ばかりでもない。
猫たちの為の暖房も進化させる事が出来たし、キャリーもトイレもケージもタワーも増やせた。猫の頭数も増やせたし(増やしたくて増やした訳ではなかったけれど)、絶え間ないご相談への支援も幾らかは出来た。
助けられもしたし、助ける事も出来た。
相変わらずの怒涛の日々が、凄い勢いで流れ去って行く。
誰にだって、出来る事と出来ない事とがある。
誠実に精一杯やるだけ、その繰り返しを放棄しないようにするだけだろう。
明け方、とても強い北風が吹いた。窓がドンと鳴る程の突風だった。
こんな寒い晩、シロちゃんはどこで寝ているのだろう?冬になっても、家には入れて貰えていないのだろうな・・・夜中にエサを補充しようとすると、いつも走ってやって来るのだから。
シロちゃんには、南側の庭の濡れ縁にハウスを用意してある。ある朝、そのハウスからシロちゃんがアクビしながら出て来たのを目撃したけれど、その後入っている様子がない。
いつだってご飯を食べ終わると、シロちゃんはあるお宅へと帰って行くのだ。私が捕獲して去勢したのに、毎日ナチュバラとロイヤルカナンの混ぜご飯でもてなしているのに、その帰宅(?)して行く後ろ姿を見る度切ない。
ハウスはブラックケージを利用して、保温と雨避けの為に大きなエアキャップで周囲をグルリと包んだ。更にその上に黒いゴミ袋で包み、どこからも水滴が入らないよう厳重にガムテープで補強した。ブラックケージが意外なところで役立った。
しかしシロちゃんはどこが落ち着くのか、どこが気に入ってくれるか解からないので、今朝まだ暗いうちに、今度はダンボールハウスも作ってみた。そこかしこに幾つでも置いてやりたいのだ。少しでもこの寒さから守ってやりたい。
ダンボールは月に一度しか回収が無いので、直ぐに大小様々なものが溜まってしまう。手頃な大きさのもので組み立て、何重にも補強した。箱の上に10キロのぶーちゃんが乗っても大丈夫な位、思い切り頑丈に作った。そしてこれもエアキャップで包み、水濡れ防止と保温対策をした。
ダンボールハウスの中には浅いダンボールをベッドとして入れて、その上にベビー毛布を入れる。入ってくれる事が解かれば、使い捨てカイロを入れる事にする。
このハウスは、玄関脇の植え込みの中に隠した。シロちゃんは毎日ご飯を食べに来ると一旦そこに隠れ、私達が家の中に入るまで待機している。
風が入らない向きを考えて設置したものの、念の為ベニヤ板で風防もしてみた。本当は、立派な小屋を作ってやりたいが、冬は狭いハウスの方が暖かいだろう。
玄関は朝のうちの一瞬しか陽が当たらないので、昼間ここに入る事は無いだろうが、夜ご飯を食べに来た時に、茂みに隠れたついでに気づいて気に入ってくれると嬉しい。
地面に直置きしているので、それでは夏場にはナメクジや虫が入ってしまうだろうから、高床式になるよう考えたい。そして、大き目のフード付き猫トイレのハウスも設置予定だ。そこには毛布と湯たんぽを入れておく予定。
本当はシロちゃんを家の猫にしてやりたい。
メラ・ビル・プティのパパなんだもの。
死んでしまったママの分も、我が家で大切にしてやりたい。ご飯だけ与えて避妊もしてくれなかった(そして仔猫たちが生まれても助けてくれなかった)家になんか戻らないで、うちに棲み付きなさい、シロちゃん。
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メラ
ぐっすり
Dec. 31, 2005 |
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ビル
福々
Dec. 31, 2005 |
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今年の年明けは、ジーコとアインの危篤状態の連続の中で迎えた。
心身ともに辛く苦しい日々だったけれど、極限の状態であったからこそ見えた真実もたくさんあった。
あの時、神様が篩(ふるい)を掛けてくれた。
いや、ミュウちゃんだったのかな。
そしてミュウもアインもジーコも見送った事で、私にはもう怖いものなど無くなった。
敢えて探すならば、愛する我が子たちを残して先立つ事だけかも知れない。それだけは避けたいので、少しずつペースダウンしながら低空飛行で生きて行きます。
(本当は歯医者で歯を削られる事とか空腹も怖いし、水も怖いし、残っている子たちを失う事もとても怖いのだけれど・・・)
今年も一年、お世話になりました。
悲しい出来事もありましたが、皆様から勇気と力をたくさん戴きました。心より感謝申し上げます。有り難うございました。
人は誰も一人で生きているのではないのだという事を、改めて感じます。
誰に依存する事なく生きる努力をしていても、たとえ気づかないでいても、どこかで必ず誰かに支えられているのだという事への意識と感謝を忘れないでいたいと思います。
可もあり不可も多い私ではありますが、来年もどうか宜しくお願い申し上げます。
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プティ
ベッドで
Dec. 30, 2005 |
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プティ
くつろぐ
Dec. 30, 2005 |
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覚え書きとして:
朝はアンパンと牛乳、ミカン。
昼はお茶漬けとリンゴ。
おやつにチーズケーキとプリン、ミルクティ。
夜はかけ蕎麦と厚焼き卵、板わさ、本マグロで山かけ。 |
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