ペリー
見〜た〜な〜
Apr. 2, 2006 |
|
2006年4月2日 日曜日
春の嵐。
夕方から凄い雷雨。
ジャムは雷が怖いのかソワソワしてしまって、いつもは呼べば直ぐに来るのに、幾ら名前を呼んでも来ない。
抱き上げると直ぐにゴロゴロ言ってしまうのだが、何を感じているのだろう。
生まれた直後に捨てられて、直ぐに人の手で拾い上げられ、愛情とミルクをたっぷり貰って育ったジャム。
野良生活の経験はないのだから、外で暮らした経験のあるゴマのように雷が怖いという事はなかったのに。
兎に角、抱いて頬擦りして話し掛ける。
大好きだよ、可愛いよ・・・と。
それしか言う事が無い。
嫉妬深くて、向こうっ気だけ強くて、そして繊細なジャム。
マルコとはまだ復縁出来ていないけれど、それでもいいよ。心の中にある小さなバクダンが破裂しないように、どちらにも時間と手間を掛けて愛して行くから。
多少の問題行動はどんな猫にもあるだろう。ある子はマーキングという形で、ある子は過剰グルーミングという形で、ある子は他の子への不寛容な行動という形で、またある子は夜鳴きや外に出たがる行動という形で・・・。
でも、その問題行動には、必ず原因があるはずだ。それを考えてやる事をせずに、悪い猫だと腹を立てる飼い主がいる事に驚く。それも昨日今日猫飼いを始めた訳ではない、分別も知性もある大人の女性が・・・。
勿論、猫の心境や問題行動を起こす原因を、幾ら考えても理解出来ない場合もあるし、そういう場合の方が多いかも知れない。その時は、私なら猫に謝りたいと思う。
「ごめんね、不満を与えていて」「ごめんね、なかなか解かってやれなくて」「ごめんね、解決してやれなくて」
それでも、ただ謝るだけではなく、そして考えているだけじゃなく、思いつく事を片っ端から試行錯誤してみるのだ。その繰り返しが、「育児」とか「飼育」という事なんじゃないのだろうか。
生き物と暮らすという事は、必ずしも人間に都合の良い事ばかりじゃない。割とあちこちで、マーキングが止まらない猫もいる。その時、飼い主たちはどう考え、どう対処するだろう。
トイレの形状や砂が気に入らないのではないだろうか、それともトイレの数が少ないのだろうか。
猫の頭数や人間の生活態度が原因で落ち着いてトイレを使えない状況が出来てしまっているのではないだろうか、或いは猫同士の関係でストレスを抱えているのだろうか。
それとも潜在的に何か体調不良(膀胱炎や結石、それとももっと他の慢性疾患や感染症)を抱えているのではないだろうか・・・
そう省みる事なしに、飼い主にとってケアが楽な方法しか採用せず、マーキングに腹を立てたりケージに閉じ込めようとする姿勢では、問題は決して解決しないばかりか、飼い主も猫も決して幸せな関係ではないと思うのだが・・・。
我が家だって、マーキングの苦労はさんざんして来ている。しかし洗える物にオシッコしてくれるよう、全てそこに照準を合わせて防御しているから、うちに来てマーキング臭がする事はないはずだ。されれば即、熱湯で洗う。
消臭・脱臭の工夫も色々とするし、トイレの数なんか、自慢じゃないが(自慢かな?)27個もある。それも新聞紙トイレしか使えない子、オカラの砂が好きな子、ヒノキの砂じゃないと食べてしまう子、枕のトイレが好きな子と色々だ。
現在、部屋の区分は、ほぼトイレの種類とご飯の食べ方とが基準になっている。人間本位の生活をしていたら、多頭飼いは上手く行きっこない。しかし例え1匹しかいなくても、飼い主本位では猫は幸せじゃないだろう。
兎に角、毎日が戦場のようだ。頭数が多いという事が原因で環境が悪くならないよう、尚且つ個々へのストレスを出来るだけ少なくしてやれるよう努めるには、手間と時間が掛かる。
相手も心のある生き物だし、心の状態は少しずつ変化もするから、これで良いという到達点は決して無い。だから飼い主は日々頭を悩ませるし、改善点を探り試行錯誤する繰り返ししかないと思っている。
自分が責任を持たなければならない自分の飼い猫との暮らしの中では、飼い主たる人間の都合だけを押し付けるのは気の毒な事だ。
しかし猫相手にだけ考えても、「人間の都合」に思える事柄は他にも色々とある。野良猫の不妊・去勢だって、人間の勝手な都合ではないかと考え始めれば、勿論そういう局面もあるだろう。
しかしそれだけでない理由がある事は、野良猫と関わり続けて来て、命を救えなかった事や、保護にも限界がある事を実感している人たちは其々が独自に知っているはずだ。
どこで線引きをするか、どこに妥協点を見出すか、苦しんで答を出している人たちもいるのだが、その苦しみを他人に見せる必要はないだろう。
日記は他人の心の満足の為に書いているものではないのだし、そもそも本当に苦しんでいる事を他人に見せるなど、到底出来ない。書ける内容というのは、ほぼ「さわり」だけだ。
しかし、書いてある事しかしていないと思う人もいる事を先日知って、改めて驚いた。
誰であろうと、そんなはずないじゃん?
たまたま頭の抽斗の上の方にある事だけ書いているのだ、大抵の場合。
そして、考えていても決して書かない事というのも当然ある。
しかし書いてしまった事は取り消せない。
後から削除したとしても、その時書いた事実は消えないのだ。
その事を改めて肝に銘じておこう。
今日、ある猫飼いの婦人の日記を拝読し、色々と複雑な想いを得た。
言いたい事、言えない事、敢えて言うべき(と思う)事・・・ちゃんと意識しないと。
「なんでもするのでご飯おごって下さい」
こういういうタイトルのメールが来て笑えた。
毎日山のように送られて来る迷惑メールの一つだから勿論受信しないで削除するけれど、色々とタイトルを工夫しているのには呆れ、且つ感心してしまう。
「あなたの精子を下さい」
「100万円でも駄目ですか?」
「お金は幾らでもお支払いします」
「私の妻を犯して下さい」
そういうストレートなタイトルだと、少しも躊躇せずに削除出来るから楽だ。
「先日はありがとうございました」
「お世話になっています」
「ご無沙汰しています」
こんなタイトルだと、もしやご相談者の誰かが経過を報告してくれているのかと思って、つい受信したくなる。
別にウィルスを送って来ているメールではないので、受信位しても良いのだけれど、シャクに障るからメールアドレスを見ながらどんどんサーバー上で削除する。アドレスが怪しすぎるよ、そもそも。
送信者の名前も一応見ている。「阿部」多いね。新しいところでは「村石」。
「N野M美」というのがあって、つい受信してしまった事がある。しかしそれはおニャアニャンではなくて、やっぱり出会い系のお誘いだった。紛らわしいよ、まったく。
件の「何でもするので・・・」メールは、それが本当だったらどんなにか良いだろう。して欲しい事はたくさんあるよ。
庭掃除、窓拭き、新聞裂き、床の雑巾掛け・・・見返りにご飯を奢る程度で良いのだったら、是非お願いしたいわ・・・と言っても、よほど信頼出来る人間しかもう家の中には入って戴かないけれど。
サーバー上で削除してしまうメールが、今では一体どれだけ多いだろう。一日に300件は下らないだろう。間違って大切なメールを削除していたらどうしようと心配にもなる。
メールを戴く際、件名には是非「伊藤さま・・・マルコの奥目の件で・・・川口です」という按配で、宛て名と差出人名も入れて戴けると助かります。我が儘ですか?
|
テト
ペロリン
Apr. 2, 2006 |
|
テト
ジロッ
Apr. 2, 2006
|
|
チャイの明るさは、プティの旺盛な好奇心と遊び心をくすぐるようだ。最近はいつも一緒。とても仲良し。チャイの方が、まるで仔猫のようだ。プティは図体も大きく、そしてなかなか受け上手になって来た。
|
プティ
チャイ、好っきや〜
Apr. 2, 2006 |
|
チャイ
プティ大好き
Apr. 2, 2006 |
|
チャイ
プティ、遊ぼ〜!
Apr. 2, 2006 |
|
プティの役割は、つい先日まではレンがしてくれていたのだ。
気の良いレン。誰とでも仲良く出来るリマやカワムラさん、チャイ、そしてジーコといった「威嚇ゼロ・気の良い」組に入るね。
ミュウは「気の良さ」とはちょっと違った。あの子は私と気持ちや立場を同じにしてくれていたのだと、そう思う。
|
レン
噂してる?
Apr. 2, 2006 |
|
覚え書きとして:
朝はいなり寿司3個とお茶。
おやつにチョコレートと日本茶。
昼は牛肉の焼きしゃぶ、ポン酢醤油で戴く。アスパラ菜のおひたしと、イカナゴのくぎ煮。そして炊きたてご飯。
夜はキムチ雑炊。長葱とキムチのスープにご飯を入れ、溶き卵で仕上げる。結構美味しかった。 |
|
前日の「猫雑記」へ |
|
翌日の「猫雑記」へ |
|
|
|
note |
Click erch picture
please |
是非応援して下さい |
|
|
|
|
|
|
|
ナチュラルフードとサプリメントのウェブショップ |
|
|