モア
Getting better
Apr. 8, 2006 |
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2006年4月8日 土曜日
朝からずっと電話とメールのやりとり。
急遽、ある方の保護猫の一時預かりして下さる方を募り、以後は当方にて責任を持って里親募集をする事に決めた。私が預かれるのであれば良いが、それが今の状況では不可能だ。
余所さまの保護猫とは言え、一時預かりをお願いするのは、いつだってとても申し訳なく感じる。
今回は、「よしよし@あんみつ姫」にご迷惑を掛ける事になった。「フクちゃん改め前田くん」の搬送ボランティアもしてくれた女性だ。
明日の午前中に、その猫をお迎えに行って戴けるまでの段取りが完了した。良かった〜。
明日は、「SOS 40匹のマンション猫」の1匹、キジ白の「ラヴ」ちゃんが、京都の「おうすけ」さんのところに一時預かりの旅に出る日でもある。
おうすけさんも、色々と準備を整えて、心待ちにして下さっている。有り難い。
どちらも場合も、一時預かりさんと保護主さんとの間で調整を進める訳だが、一時預かりに出さなければならない側の心も大切にしたい。バランスをとるのに、ちょっとだけ苦労する。
すっかり手筈が整っていても、前日は前日なりの、そして当日は当日なりの通過儀礼というものがあるだろうと思う。社会人として礼儀を欠くようであってはならない。
更には、別猫の里親さん候補の方とのやりとりもあり、それが遠方ゆえ、現地でサポートして貰う事になった猫仲間(元々は里親さんだが)とのやりとりも必要だ。
助けてくれる人たちがいて初めて成り立つこの「橋渡し」なのだから、そのご厚意に恥じないよう、きちんとやろう。
しかし一度にたくさんの案件を抱え込むと(決して好きで抱え込んではいない)、一日中電話で喋っているような気がする。通話中の時間が長くて、掛けても全然繋がらない事が多いらしい。
電話しながらメールチェックしては、「まだ電話中なので、要件のみ・・・」と返信するのだが、注意力が散漫になって駄目だ。
聖徳太子のように出来るはずは無いけれど、複数の案件を同時にもっと上手く対応出来たら良いのに。そうすれば、寝る時間も遊ぶ時間ももう少し捻出出来るのだから。
何度も電話して下さった方々には、本当に申し訳ありませんでした。
全ての猫に手を差し伸べられないならば、いっそ公平に何もしない方が良いのだろうか。いや、そんな事はない。数の問題ではなく、1匹ずつ丁寧に幸せにする事が大切なのだから。
出来る事を出来る人がやる。それだけだ。割り切って先に進もう。
もしも里親さんが見つからなかった場合は・・・その時はその時でまた考えよう。悲観的になってみても何も生まれないのだから。
そういう風に、毎日グルグルと考える。迷いが無い訳は無い。不安にもなる。だけどしっかりしなくちゃ。大人なんだもの。
良い結果が生まれるよう、預かりさんと私とで最善を尽くして募集活動をしようと思いますので、どうか応援宜しくお願い致します。
さて、可愛いモアは、オーダーメイドのベッドをプレゼントして戴いた。それが大層気に入ったらしく、昨夜からゴロゴロ・クネクネしてご機嫌だ。一緒に入っていたキャットニップの匂いが移っていたようで、そのせいもあるかな。
しっかり食べられるようになって数日が経つ。やっと少し太ってきた。角度によっては大してやつれて見えないようだが(そうであればモアの為には嬉しいけれど)、確かな「原因」と「症状」があって痩せて来てしまっているのが現実だけに、そしてステロイドはウィルスそのものを退治している訳ではないだけに、それが悲しいし悔しい。
口内炎だけでなく、肝臓が悪化しているようだ。しかしもう血液検査はしないと思う。
肝不全になったジーコも、肝臓疾患の処方食であるL/dは食べられなかった。食べられるもの、食べたいものを食べてくれるだけでも「御の字」である場合もあるのだと、その時に知った。
モアだって同様だ。少しでも長く生きさせる為ではなく、モアが楽しく幸せに毎日を生きられるように・・・その事を第一に考えたケアをしたいと思う。
嫌がる事は出来るだけしないで、楽に生きられるよう手助けする意味でのケアをしてやりたい。ハイポもアロエベラジュースも、そしてステロイドもその為にこそ使う。
楽しく生きさせたい。幸せを感じて欲しい。それもまた飼い主のエゴかも知れないけれど、モアが嬉しそうにしている姿を見たい。美味しく食べさせたい。無理矢理、嫌がる事なんかしたくない。
モアを毎日じっくり観察し続けて、まだ若いモアがこれほど短期間(ちょうど1年だが)に悪化してしまうものなのかと愕然とする事もある。
しかし、何度か大きな波を乗り越えて来たモア。ますますジーコの姿がダブる。
ジーコは幸せだったかな?猫のパパとママ、人間のパパとママとずっと一緒にいられたのはジーコだけだもの、幸せだったよね?私はジーコと暮らせて幸せだったよ。
モアにも、もう少し幸せを感じさせてやれるように頑張りたいのだ。
しかし何と言ってもステロイドが効いているだけなので、根本的な原因は解決していないばかりか、ステロイドを使う度に本当は少しずつ状態を悪化させている仕組みも医学的に説明して戴いて、愕然としてしまった。
ステロイドで食欲が出ている時には、一瞬飼い主は「有り難い」と喜ぶものの、その効果が切れた時には、より悪化している事を飼い主もやっと実感する。
ステロイド依存症にしてはいけないのだと強く思った。どうにかして脱ステロイドを図りたい。
人間はもっともっと節約しても構わないから、モアや他の子たちにもハイポやアロエベラジュース、プロポリスをしっかり与え続けられるようでありたい。
その為には、ちょっと(かなり?)厭だけど、せっせと仕事するわよ。働かなくては何も買えないのだから。いつも吐き出すばかりじゃ能が無いから、何かの時の為にも貯めないとね、お金は。
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モア
お口は痛いけど
Apr. 8, 2006 |
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モア
外を見るのは好き
Apr. 8, 2006 |
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モア
モア専用ベッドよ
Apr. 8, 2006 |
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ガラ
いいなあ、モアは・・・
Apr. 8, 2006 |
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「黒い天使」リマは、モアにも優しい。必ず舐めてやっているし、モアもリマの事は好きらしい。
リマは格子戸越しに、別室のレンからも毎日熱烈ラブコールされているし、ルーバードア越しに一人だった頃のみーちゃんとからも仲良くして欲しそうに見つめられていたのだ。
ペリーともまるで兄妹のように抱き合って眠るし、イオとも仲良し。ルスとは姉妹だから勿論仲良しだし、弱虫テトやガラもリマには一番気を許している。
どうしてこんな良い子が育ったのだろう?カワムラさんに舐められて育ったお陰かな?
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リマ
モアちゃん好き好き
Apr. 8, 2006 |
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リマ
舐めてあげるね
Apr. 8, 2006 |
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覚え書きとして:
朝はトースト、バターといよかんジャムを乗せて。ミルクティ。
おやつにリーフパイとチーズパイ、日本茶。
昼はご飯を炊いて、明太子と甘い厚焼き卵、焼き海苔、トマトと新タマネギのサラダ。ドレッシングは塩胡椒とオリーブオイル、バルサミコ酢を少々。
夜は昼に残ったご飯でチャーハン。具は卵、豚肉の角切りと葱、クレソン。塩胡椒と醤油で仕上げる。 |
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