ペリー
ちょっと拗ねてる
Jun. 19, 2006 |
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2006年6月19日 月曜日
カワムラさんには、もう何でも好きなもので食べられるものを食べて貰おうと思う。
昨日はホタテの貝柱を加熱したものに、ハイポをたっぷり掛けて与えた。
モアがホタテの身は食べず、スープ(ハイポとアロエベラジュースを与える為の釣りエサだけど)しか飲まないので、いつもおこぼれに預かっていたペリーとカワムラさんにも、これからはちゃんと彼らの分も与えようと思う。
本当は、そういうものを与えて総合栄養食を食べなくなってしまう事で栄養のバランスが崩れるのが厭なのと、海産物は尿のpHを上げてしまうという理由から、キャットフードが食べられる子には出来るだけホタテ等は与えたくないのだけれど(ホタテは高いしね)、カワムラさんにだけ与える事は難しい。
ペリーにも分けてやらないと。
それでもペリーにはほんのちょっぴりしかやらないので、さっさと自分の分を食べてしまうとカワムラさんのお皿を狙うペリーを、片手でしっかと取り押さえて阻止する。
お陰でペリーは少し拗ね拗ねモードだ。ごめんね、アンタはまだ若くて健康だから、わざわざ栄養の偏ったモノを食べさせたくないのよ。
イオやガラ、ルスも少しは騒ぐけれど、こちらは聞き分けが良い。「カリカリ食べなさい」と言えば、すんなり引き下がる。テトとリマなんか全く興味無いらしいし。
カワムラさんは、ホタテを美味しそうに食べてくれた。一度も顔を上げずに夢中で食べている。と言っても、今は普段でも顔が上がっている時がないのだが・・・。
ホタテもお水も、ベッドの上で与えている。後ろ足が萎えていて、踏み台を置いてもテーブルには自力ではもう上がれないし、余分な動きをさせて消耗させない方が良いだろうと考えて。
トイレは遠くないか?温度や湿度はどうか?色々と悩む。
外科的な処置でもない限り、弱っている個体にとって何が一番良いのかなんて、獣医師にも解からないだろう。本当の事など、誰にも解からないのだ。
良い獣医師というのは、多分、その子と飼い主が満足する結果になるよう手助けしてやりたいと願ってくれるはずだ。但し、あまり過激で極端な事でない限りに於いて。
3年半以上、一日も欠かさず飲ませ続けて来たプロポリスは、昨日の朝の投与を以って中止した。ここまで来ると、やはり少し刺戟が強いかも知れないと思ったのだ。
この件に関しては、こうちゃんが判断してくれた。問題を抱えた子に対して何をどうすべきかは、飼い主が最終的にはリスクを負って判断しなければならない。それは常に肝に銘じている。
でもくどいようだが、本当はどうしたら良いのか、どうすべきなのかは解からない。
解からないけれど、しっかり経過を観察しながら、試行錯誤しながら、「判断・決断する」という責任を果たさなければならないのだ。
それは決して獣医師の責任ではない。
プロポリスに関して言うなら、もう少し薄めて飲ませても良いかも知れないのだが、今のカワムラさんに対しては少しでも嫌がる事はしたくない。
そして投薬と同様、それを引き金に吐く事があってはならないと思うから。
ハイポくらい刺戟が少なければ、まだ与えられるだろう。
でも、カワムラさんの蓄膿を軽減させてくれ、あの臭い臭い臭いをすっかり無くしてくれた立て役者のプロポリスには、ここで役目を終えて貰った。
衰弱した子には、出来るだけ吐かせない工夫をしてやらなければいけないと思う。
吐く原因は様々で、腎不全の場合もあれば、毛玉症の場合もあるし、食物アレルギーの事もある。
1歳までは殆ど喚毛しないせいか、毛玉が原因で吐く子は少ない。
1歳を過ぎた喚毛期に突然吐いて、飼い主はビックリする事があるようだけれど、吐いたものの内容(毛が含まれているのか、食べたものがどれ位消化されているか等)やタイミング(食べて直ぐに吐くのか、空腹時に吐くのか)、色や臭いを飼い主はしっかりチェックして欲しいと思う。
毛玉が原因であれば、あまりその事に神経質にならずに、ブラッシングに努めるとかウンチと共に流れるよう、便秘させない努力や、専用のジェルなども取り入れた方が良いかも知れない。
問題は毛玉が原因とは思えない嘔吐や吐出の場合だろう。
食べたものをどれ位消化しているか、それとも胃液だけ吐いているのか、食べて直ぐに吐出しているのか、それとも空腹時に決まって吐くのか・・・水を飲み過ぎても吐く場合があるし、投薬がきっかけになって吐く場合もある。
改めてこんなところで言う内容でもないのだが、最近、吐く事に関するご相談が増えていたので、兎に角、先ずはしっかりと観察して欲しいとお願いしている。
カワムラさんは、今日も私が傍に居ると、頑張って起き上がっている。
今日は少し声が出せた。
トイレも自力で通える。
但しヨタヨタだし、途中で立ち止まって(しゃがみ込んで?)動けなくなる。
猫は本当に強いと思う。
アインもジーコもギリギリまで自力でトイレに通っていた。
アインなど血栓症で後ろ足が完全に麻痺してしまってからでも、いざりながら猫トイレに入って行った。
飼い主にはそれを止められなかったし、意志に任せて見守るしか出来なかった。
私がして欲しい事を、猫たちにもしてやるつもりでいる。
私は最期まで家で過ごしたい。
但し苦痛は取り除いて欲しい。
食べたいと思うものを食べたい。
少し我儘も言いたい。但し言える相手が居れば・・・の話だが。
正直なところ、土曜日には「今夜でお別れになるかも知れない」と覚悟したのだが、ハイポをシリンジで200滴ずつ6時間毎に飲ませたところ、兎に角少し食べられるようにまでなっている。
それだけでも嬉しい。
カワムラさんも嬉しいだろうと信じる。
ご飯と女が大好きだものね、カワムラさんは。
本当は、食べられなくなって衰弱して来ているという事は、もう食べない方が身体には良いのかも知れないと思う事もある。
食べればエネルギーにもなるだろうが、消耗するのも確かだ。
残った生命力を細々と使って少しでも長持ちさせるのか、それともまた内臓や臓器、そして血液循環を盛んにさせてしまった結果、ますます消耗させてしまうのか・・・それだって本当のところは解からない。
解からないけど、カワムラさんが幸せな時間を持たせたい。
普通だったら口の中の炎症が酷くて食べられなくなるだろう時でも、カワムラさんは食べてくれていた。
普通の猫じゃないのだ、カワムラさんは。
今も男気を見せてくれているんだろうな。私のパートナーだもの。
一番落ち着ける家で静かに過ごせて、また美味しく食べられれば、それが一番幸せだよね。
私とカワムラさんがそう思えれば、それが一番だね。
今日は思いがけず、素敵な出来事もあったしね、カワムラさん。
でも秘密にしておこうね〜。
さあ、また一緒に寝よう。
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リマ
爺ちゃんが心配
Jun. 19, 2006 |
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さていきなりですが、下の写真は何でしょう?
私には、条虫入りのウンコに見えて仕方なかったのだが、実はゴマをまぶしたアーモンドチョコレートだ。軽くて美味しい。
でも、駆虫した後でびっしり条虫の体節が出たウンコを一度でも見た事のある方だったら、解かって戴けると思うが如何だろう?
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これは何?
Jun. 19, 2006 |
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そして綺麗なお花・・・ミュウちゃん達はお花を食べないし、ひっくり返さないし、我が家で唯一何かを飾れる部屋がミュウ部屋だけど、色んなもののストックで足の踏み場が無くなって来た。
だから部分的にしか撮れないけれど、アップで撮ると綺麗ね。
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ミュウ達の花
Jun. 19, 2006 |
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最後は今夜のおかず。おからは安くて栄養があって美味しい。もやしとおからは偉い。
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おからの炊いたの
Jun. 19, 2006 |
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覚え書きとして:
朝はすきやきの残りとご飯。朝からたっぷり。
昼はざるうどん、薬味は根生姜と茗荷。
夜はご飯と、おからの炊いたの(おからと葱、コンニャク、人参、椎茸、鶏肉)、鶏と厚揚げの煮物、伽羅蕗、枝豆、そしてビールをコップ1杯。 |
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