《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ルス

首が白いから・・・

Jul. 3, 2006
ルス
2006年7月3日 月曜日

校了日とあって、ほぼ完徹。

これ程までに辛い締め切りは、いまだかつて無かっただろう。

辛いのは仕事の中身そのものではなくて、専らこの身体のせいだ。身体中が痛い。



いつもの関節痛に加え、酷い筋肉痛だ。

予想はしていたものの、大掃除がこんなに体力仕事だとは・・・。そのハードな掃除の内容は、また後日のレポートにて。





午前中は仕上がり原稿の納品と打ち合わせがあり、8時頃には家を出る。

10時半終了、急いで帰宅。

30分ほど休憩して、今度は動物病院と「清水港」へ。



病院では、薬の受け取りとモアの手術日の確認。

10日に決定した。

今はステロイドが効いているが、根本的な原因が解決している訳ではない。

抜歯がどう出るかか解からないが、消去法でひとつずつ対処して行くしかないだろう。あとはハイポでウィルスを増やさないようにし、アロエベラジュースで毒素排出と消炎効果を狙う。





清水港では、ムツコと待ち合わせていた。

幸太の事、今の猫たちの事、3年半前に同じ「清水港」で8人でランチをした事、あの時店にした「ラブ」君は亡くなり、今は2代目ラブ君が大歓迎してくれている事など一気に話す。

3人とも焼き魚定食を戴き、白身魚のミンチの餃子をサービスして戴いた。ポン酢で食べるのだが、餃子そのものに柚子胡椒が効いていて美味しい。



柚子胡椒は大好きだ。冷や奴にも納豆にも、うどんにも味噌汁にも使う。今や、七味唐辛子や胡椒以上に我が家では出番が多い。

か〜か〜か〜き〜き〜き〜さんのお母様の店で買える自家製柚子胡椒が今まで食べた中では一番美味しい。これは辛い。そして香り高い。



ムツコとは食事を共にしただけで別れたのだが、お互いに忙しく、しかも大勢の猫たちが待っているのだから、早く家に帰った方が良いに決まっている。私は掃除と洗濯も待っている。

ムツコには、この段階ではまだノミの件は話していない。これが全面解決してからでないと、人様を家には入れられない。可愛いムツコに、ノミのお土産を持たせる訳にはいかない。



さあ、今日も徹底掃除だ。

〜ノミ奮戦記  その2. 発見のきっかけ

こうちゃんが連日、原因不明の虫刺されの傷が増え続けているにも拘わらず、同じベッドで寝ている私はさっぱり刺されない。やっぱりダニじゃないのか?

ダニはそんなに私が嫌いなのか?それは違うだろう、いつも私を好んでいたくせに・・・。

兎に角、ダニだって油断していたらあっと言う間に増える季節だ。訳が解からないままでも、兎に角ダニ対策はしないといけない。

という訳で、見えざる敵の脅威に怯えながら、6月末から連日、ダニを想定した対策を続けていた。



そんなある日、いつものようにルスの顎やリマとカワムラの目を拭いている時だった。ルスの顎の下の白い毛の中に、黒い小さな粒がある。黒いカサブタのようなアクネが剥がれたものにも似ているが、もっと細い。カールしているものもある。



・・・もしやノミの糞?



ノミの糞は、カワムラさんを保護したばかりの時に身体中にあったし、チャイにも見られた。あの時は成虫はいなかったようだけれど、念入りにフロントラインをし、念の為駆虫もした。それも2度ずつ。

ルスの白い毛を根本から掻き分けて、糞らしきものがどれ位あるのかを確かめていた時、小さな虫を発見。動きが物凄く速くて一瞬のうちに見えなくなってしまったものの、あれは確かにノミだ。



この時のショックをご理解戴けるだろうか?まさか・・・何故我が家にノミがいるのだ?今いる子たちは全て保護猫ではあるけれど、どれだけ神経を使ってケアして来た事か。

エイズや白血病のキャリアである事には覚悟を決めているし、受け入れる事にも寛容なつもりだが、ノミ・耳ダニ・皮膚疥癬などの外部寄生虫や回虫・コクシジウム・鈎虫・条虫などの内部寄生虫、カンピロバクターなどの細菌感染には、神経質過ぎる程に検査と駆除をして来た。

なのにどうして・・・可愛いルスに!

いや、ルスだけではないだろう。1匹見たら、その何十倍もいるはずだ。ゴキブリやノミの生命力、ネズミ算式に増えるその脅威は、ちょっと検索すれば幾らでも出て来る。

たまたま毛色が白いところの多い子だと、発見がし易いというだけだ。

これが「黒い天使」リマや「黒いウールモップ」タム、黒トラのモアやテト、まさに蚤色のゴマ・ジャム・イオの場合など、極めて発見し難いはずだ。

どれだけ家の中に蔓延してしまっているかの判断はつきにくいが、ルスの身体に居た蚤は、孵化して間もない感じの極めて痩せた細長い小さなノミだった。

これが数日すると、太ってコロコロになる。そして1匹のノミは、1日に10〜30個の卵を産むのだ。



卵は気温の高いこの季節だったら2〜5日で孵化し、1〜2週間の幼虫期間を経て蛹となり、蛹は10日〜50週も生きられる。しかしそれも季節によるだろう。夏場であれば、1〜2週間で成虫となる。

つまり、3週間〜1ヶ月のライフサイクルと見て良いだろう。だからフロントライン(プラス)も、1ヶ月後にまた繰り返すという訳だ。



もう認めるしかない。うちにはノミがいる。こうちゃんの原因不明の虫刺されは、ノミだったのだ。



後で解かった事だが、足首から脛の部分に集中して刺されるのがノミの特徴らしい。勿論、そのまま持ち込んでしまえば、人から猫へ、そして猫からまたうつって人を刺す・・・という事もある訳だ。

足首から始まったこうちゃんの不思議な虫刺されは、やがて脇腹や胸にまで及んでいた。という事は、既に2階の猫たちにも感染させてしまったと考えた方が妥当だろう。

毎晩、こうちゃんの胸元にくっ付いて寝ているジャムにも・・・。そしてゴマの過剰グルーミングも、もしやノミアレルギーでは・・・?

絶望的な発見。これからの対処を考えただけで、気が遠くなりそうだ。しかしやらねばならぬ。反省と自戒を込めて、そして猫たちへの罪滅ぼしも含め、今までの徹底掃除と大洗濯に拍車を掛けるのだ。



その対処については、また明日。



しかし幸いな事に、原因特定前からダニを恐れて大掛かりな対策に乗り出していたので、その結果、意外と被害は拡大していなかった。

こうちゃんだけ、専ら被害に遭っていたのだ。いわば人身御供であり、蚤センサーのようなものである。仕方ないな、犯人なんだから。

可哀想なこうちゃん。しかし磔刑にされたイエス・キリストを思えば、大した事ではない。生きてさえいられれば、いつかは治まるだろう。これ以上、食われ続けない限り。

ノミたちはきっと、美しいこうちゃんの血を求めていたに違いない。こうちゃんは、太陽神に捧げられるインカの処女のミイラか。そもそも生けるミイラのようではあるが。

イオ

誰が蚤色ですって?

Jul. 3, 2006
イオ
テト

ボクも蚤色?

Jul. 3, 2006
テト


覚え書きとして:

朝はサンドイッチとアイスコーヒー。


昼は「清水港」の700円ランチ。焼き魚定食で、私達夫婦は鯛の塩焼き。ムツコは金目鯛の粕漬。サラダと鮭のアラの味噌汁、白身魚の餃子、刺身盛り合わせ、そしてご飯はお代わりしてたっぷりと。

食後にコーヒーも戴く。


夜は、徹夜と掃除で疲れきっていたし、兎に角暑くて、卵かけご飯と明太子、冷や奴、伽羅蕗など、一切火を使わないで済ませる。

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