ジャム
食べないったら
食べないのよ
Aug. 6, 2006 |
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2006年8月6日 日曜日
今日もジャムは食べない。
朝、焼き海苔を少し欲しがっただけ。
傷を縫っている糸を噛み千切ろうとするので、カラーを着けたところ、ロデオの馬のようにジャンプして暴れた。
その様子があまりにも激しいので、とってやろうとしたが、自力で一発で外してしまった。
首の太さに比べて頭が小さいので、その気になればカラーから抜ける位はお手の物らしい。
食べる事には殆ど興味が無い、カラーは着けられない、シリンジやスポイトは受け付けない、通院は極度に嫌がる、投薬にも興奮する・・・一体どうしたいのだ、このロデオ娘は。
でも本当は解かってるよ。
じっとしていたいんだよね。
嫌な事は何もされたくないんだよね。
ちゃんと解かっているからね、ジャム。
でも今は我慢しよう。
おとなしくカラーも着けて、ご飯もしっかり食べているリュークを見習いなさい・・・・なんて、そういう事を言われるのが一番プライドが傷つくんだよね、アンタみたいな子は。
どういう子であるかは、これまた傷つけるから容易く言えないけどね。
という事で、夜、病院へ連れて行く。
暴れながら熱を測って戴くと、ちょっと熱がある。
それで食べないのか、或いは投薬のストレス、もしくは薬の副作用で気持ちが悪いのかも知れないという事で、経口投与を一旦中止し、注射に切り替えた。
この1週間ろくに食べていないので、すっかり痩せてしまった。
とりわけジャムやミュウ、ぶーちゃんに関しては、「すっかり痩せて・・・」等と言ったら笑われるだろう。
しかし、猫たちの食餌量や体重、そして血糖値・コレステロールの管理はしっかりやっているし、実際に1週間で700グラムも体重が落ちているのは事実なのだ。
モアの時も同様だったけれど、病的な要因での不健康な痩せ方は好ましいはずがない。
食べられないで痩せる事は、人間だってよろしくないのだ。
腫瘍は、切除の際にマージンが充分とれていた事と、悪性のグレードがそう高くないようなので(詳細な数値はまだ送られて来ていなかった)、経過観察になる可能性が高い。
暫くは毎日、注射に通いながら、自発的に食べられるようになるのを目指す。
美味しいものになど興味の無い猫・・・嫌な事をされると拗ねて本当にそれだけでも具合が悪くなる猫・・・アインやジーコの面影までジャムの中に見るようになって来た。
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ジャム
こう見えてもアタシ
Aug. 6, 2006 |
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痩せたのよ・・・
Aug. 6, 2006
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ジーコの面影・・・で思い出した。
昨夜から、ジャムか突然何かを追う様子を見せる。
そして立ち止まり、じーっと虚空を見つめている。
見つめる先は、トラベルキャリーの中。
まさかゴキブリでも・・・と思ってよく探すが、何もいない。
何もいない空のキャリーの中を、いつまででもじっと見て、恐る恐る手を差し伸べようとしたりしている。
実は、そのキャリー・・・ジーコが息を引き取った時に入っていたキャリーだ。
ジーコがそこに居るのかな・・・と思いながら、私にも姿が見えれば良いのにと恨めしい。
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お見舞いの花
(カワムラさんとモアと
ゴマとジャムへ)
Aug. 6, 2006 |
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病院から戻ると、ジャムは直ぐに夏用のタイルベッドに横になった。
脱水は無いみたいなので、補液はせず。
それに傷口がある時は、皮下に点滴するのは不適切らしい。
そうか、漏れちゃうのかも知れない。
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ゴマにも心配されて
Aug. 6, 2006
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舐めて貰ったよ
Aug. 6, 2006
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しめじのママさんのところのみんたんも、肥満細胞腫の2度目の手術だと言う。
みんな大変な思いをしているんだな。
頑張ろうね、ジャム。
何でもいいから食べて下さい。
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覚え書きとして:
朝はタラコスパゲッティと冷たい日本茶。
ジャムも焼き海苔を少し食べる。ミネラル分が多いので、普段は与えないようにしているけれど、今は一時的にであれば、食べてくれるものだったら何でも良い。
昼はワカメスープ掛けご飯に、焼いたササミを千切ったものと三つ葉を乗せて食べる。暑い日に熱いものを食べて、ますます暑い。
おやつにアイスと日本茶。
夜は焼き肉とキムチでご飯。肉はカルビのみ。 |
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