《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ゴマ

何してるとこ?

Oct. 12, 2006
ゴマ

2006年10月12日 木曜日

今日も出掛けた先でちょっと苛々する。



先ずは郵便局で、いつものオネエチャンは手が鈍いので、ゆうパックをたくさん発送するのに、隣の窓口とにこうちゃんと私で分かれようとした時、手を止めて「ご一緒でなくて宜しいですか?」と聞いた。

そりゃあ、2つしかない窓口をうちで占領するのは申し訳ないけれど、他に待っている客もいないし、切手は計算してきっちり貼って来ているのだし、同じ窓口で処理して貰うメリットは無いじゃん?デメリットこそあれ・・・。

でも可愛い娘だし、だんだん口うるさいオバサンになって行くのもどうかと思うので、にっこり笑って「別々でいいんです」と答える。心の中では、早くやれよ〜と呟く。





次に行った【ドトール】では、相変わらず催促しなければ絶対にレシートは出さない。

毎回、誰がレジをしていても同様だ。

これは店の方針なのだろうか。



ベーグルサンドが出来上がるのを席で待っていると、混雑した騒々しい店内だというのに蚊の鳴くような小さな暗い声で「※♯θ唐おまちのお客さま〜」と聞こえたので、「私の分かしら?」とカウンターへ行くと、無表情のまま返事もしないオネエチャン。

もう一度「私のですよね?」と訊くと、「シュリンプベーグルと照り焼きチキンベーグルをお待ちのお客様」と、客を目の前にしながらアレンジ無しで言った。

「声が小さくて聞こえなかったわ」と言ってやると、無言で睨まれた。

このオネエチャンも、「申し訳ございません」という言葉はインプットされないまま店に出されたようだ。

客に返事をするどころか、オネエチャンはカウンタの中に居た別のオニイチャンと顔を見合わせて笑った。この時が一番腹立たしかったかも知れない。嫌な店だ。



店員同士でのお喋りは楽しそうにして(仕事中のお喋りなど言語道断)、客には気の無い挨拶や、いかにも嫌々やっているかのような物言い・・・【ドトール】はフランチャイズシステムだろうから、【株式会社 ドトールコーヒー】という会社の社風ではないだろうとは思う。

しかし、いつ行こうと、店員は違えど態度が悪いのは、ドトールコーヒー日吉店だけだろうか。

折角、飲み物も食べ物もそこそこ美味しいのに、毎回不愉快な接客態度に遭い、憮然と飲み食いして帰る羽目になる。



最後に車を置いている東急に戻りエレベーターの前で待っていると、杖をついたお婆さんがやって来た。エレベーターの扉が開き、ドアを押さえながらお婆さんを先に誘導する。「ご親切に・・・」とお婆さんは笑顔で言う。

お婆さんは2階で降りる際、「ありがとうございました」と頭を下げ、ゆっくりとおぼつかない足取りで降りて行こうとしたら、まだお婆さんの身体が半分エレベーターに残っているうちに、黒づくめのだらしない若い男が「閉まる」のボタンを押した。

それでも無事にお婆さんは降り、エレベーターのドアが直後に閉まった。

「ちょっと貴方ねえ、お年寄りが降りようとしているのに、早くボタンを押し過ぎじゃない?」と言ってやる。男はむっつりと黙ったまま、聞こえていないようなふりをして、その馬鹿丸出しの横顔を見せていた。

二十歳くらいの若者だろうか?しかし、無作法だったり非常識だったりしても、それは年齢には関係ない。オバサンだって無作法で自分勝手だし、学生だって礼儀正しい子は幾らでもいる。

でも、一歩外に出ると、不愉快な事で溢れている。





やっぱり家(うち)は良い。

多少自分勝手ではあっても愛らしい猫たちが、常に私を求めている。

飼い主が癒される為なんかじゃなく、私がこの子たちへの良き奉仕者たるべく、喜んで努力したいと思わせてくれるこの猫たちの実力たるや、本当に凄いと思う。



ゴマは今日は2度とも猫トイレでオシッコをした。

何がきっかけなのか解からない。私の行動や対応はいつも通りなのだ。

いや、ちょっと違ったかな。ゴマがご飯を食べている時、いつもより長めに撫でてやった。





ゴマはチョコチョコ食いだ。

うちには、一気食い組とチョコチョコ食い組と存在する。多頭飼いで難しいのは、その両者が混在した場合、食いっぱぐれる子が出てしまう場合と、あればあるだけ食べてしまうような子がいる場合だ。うちでは現在、そこを基準に部屋分けしている。

ゴマ部屋とカワムラ部屋はチョコチョコ食いの連中、ぶーちゃん部屋とみーちゃん部屋は一気食いの面々。それぞれの中に、違う食べ方をする子を入れると大変な事になるのは経験済みだ。

チャイはカワムラ部屋に入れた時、ケージ内で食べるモアの分以外の7匹分全てを、唸りながら誰も寄せ付けずに一人でせっせと食べてしまった。そして大下痢で泣いた。



同じ事をトリコロールの3匹で実験するまでもないだろう。

彼らの食欲は、保護して1年以上経過した今でも少しも衰える事無く、ぐずぐずしている兄弟がいればその分まで食べ、おからの砂を使おうものなら食べ、あまつさえ毛布まで食べようとするのだ。

お陰でみーちゃんが、負けじと一気食いに変身した。一人きりだった時代にはチョコチョコ食いだったのに。



みーちゃんのように、負けていない子はまだ良い。ガラのように食べる事に執着が無い子の場合、いつまでも空腹のままで隅っこでいじけてしまう。

ただでさえ身体の小さなガラは、あっと言う間に弱る。それはカンピロの下痢の際でも感じた事だ。



太っている子の食いっぱぐれも怖い。食べ物を摂らない事で、蓄積した体脂肪をエネルギーとして使い始め、消費されなかった脂肪が肝臓に溜まる「肝リピドーシス」に繋がりかねない。



最初は増えて行く順に部屋割りしたのだが、今は何よりも食べ物と食べ方、そして二次的にトイレの種類で分けている。

エイズ等のキャリアであるかないかで隔離しているという事ではないのは何度も書いて来た事だが、全く誤解している人も居るらしい。そんな事ではうちの飼い猫に関しては隔離しません。

本当は全頭、一緒にした方がずっと楽なのだが、前述の問題と、排泄の観察・管理が難しくなるので、やはり幾つかの部屋分けをし続けたいと思う。



今のところ、それで概ね上手く行っている。どのトイレのどこの辺りにしたオシッコやウンチが誰のものか、しっかり判断が出来る。食べる事と排泄物とで、健康状態はかなり把握出来るものだ。

同じフードを食べさせていても、ウンチの臭いがそれぞれ違っていた。しかしやがて健康状態が良くなるにつれて、均一化されて来ている。



うちに来て2年経っても物凄く臭かったレンのウンチは、ハイポの増量とダイジェストエイドの増量とで改善された。同時に、レンの涙目も改善された。ハイポは、やっぱり「使用量」次第なのだと最近また実感したエピソードであった。

ゴマ

ハイポ補充中

Oct. 12, 2006
ゴマ

閑話休題。

食餌中のゴマを撫でていて、野良だった頃の小さいゴマを思い出してしまった。

まだ生後4ヶ月程で、初対面の時から鳴いて甘える子だった。多分、家猫の子として生まれ、捨てられたのだろう。あの荒んだエリアで、人懐こい野良猫の仔猫など皆無だ。

アカに連れられて来たゴマは、毎日アカと私に見守られながらご飯を食べた。優しいアカは、ゴマが食べ終わってグルーミングを始めないと、別の皿に用意してやっても食べなかった。ゴマを守っているつもりだったのだろう。

私は私で、食べているゴマに寄って来る薮蚊を追い払いながら、自分がさんざん刺された。

まだ猫にそれ程詳しくなくて、サビ猫がほぼ100パーセントメスだなんて事も知らなかったし、そもそもサビ猫なんてものを知らなかった。

捕獲器も知らず、野良猫の避妊をする事など考えも及ばなかった。そういう時代が、僅か7年と少し前にはあったのだ。




そんな事を思い出しながら、ゴマの背中を撫でていると、家猫になって7年も経つのに、やっぱり付いていてやると安心なのかじっくりよく食べる。

ガラも同じだ。少し食べては、頭を私の手や腕にスリスリと擦り付け、またご飯を食べる。それを6〜7回繰り返して、「もういい」と言ってガラが自発的に離れるまで、こちらから離れてはいけないのだ。

いけないのだ・・・とまで言っては乱暴かも知れないが、やってみれば理解出来るし、納得する。




ゴマ部屋の3匹はいつも私と一緒だし、そもそもチョコチョコ食いだからと、食餌の時にいちいち付き合ってやらなかった。でも、いまだに撫でて見守っていて欲しいのだ・・・とちょっと愕然とした。そして反省もした。

マルコだって「食べるから撫でろ」と催促ばかりするではないか。

こちらが「これだけしてやっていれば充分だろう」と思っている事は、必ずしも猫にとって充分ではない事もあるのだという事を忘れてはいけないのだ。



しかし実際、全ての子の全ての食餌に最初から最後まで付き合っていたら、私の24時間は半分以上が費やされてしまう。この頭数を抱える事の申し訳なさを、改めて感じる

ゴマ

先ずはペロペロ

Oct. 12, 2006
ゴマ

ついでに言えば、ゴマは私の手から食べるのが大好きだ。その癖を利用して、シリンジやスポイドを拒むゴマにハイポを大量投与するのに、この「手」を使う。

ゴマの為の療法食を3〜4粒手に取り、ハイポを3プッシュ。ゴマはハイポから舐め取り、その後でカリカリを下手糞に食べる。それを一度に3回位繰り返す。そしてそういう事を、日に2〜3度行うのだ。

ゴマ

そしてパクパク

Oct. 12, 2006
ゴマ

何故ハイポの大量投与をしたいかと言えば、ゴマの原因不明の皮膚炎(アトピー)治療に、ステロイドを使いたくないからだ。



ステロイドを使う事で、その効果が切れた時に更に症状が悪化するメカニズムは、ここでも何度も書いた。

ステロイドが劇的に炎症を抑えてくれる半面、健全な組織までを傷めてしまう事、そしてそれが口内炎に限らず皮膚炎でもイタチごっこになるのは、こうちゃんや私のアレルギー皮膚炎でも実感して来た。

ステロイドの全てを否定はしないものの、最小限度に使用して副作用と言うより「弊害」を最小限に留め、尚且つ良い状態を維持する為には、今はハイポしか無いと解かっている。それは私だけでなく、色んな人が色んなケースで実感している事でもある。



という訳で、ゴマにハイポの大量投与は、このやり方でバッチリだ。むしろゴマは喜んでくれている(と思う)

最後に手に付いたハイポを、勿体無いから「もっと舐めて」と言うと、ちゃんと舐めてくれるゴマ。賢い、賢い。



しかしこれが、どの子にも通用する訳じゃないのが辛いところだ。きっとジャムにも何か彼女に適した方法はあるのだろうが、今はまだ発見出来ていない。不甲斐ないママでごめんね。

オージービーフ塩焼き

Oct. 12, 2006
オージービーフの塩焼


覚え書きとして:

朝はご飯を炊いて、山芋のワサビ醤油漬け(凄く美味しい)、蕪の一夜漬け(蕪大好き)、柚子胡椒を入れた納豆、焼き海苔。


昼は銀行と郵便局に出掛けたついでに、ドトールでベーグルサンド2個とアイス・ロイヤルミルクティ。


おやつにポテトチップスと日本茶。


夜はご飯を炊いて、オージービーフの一応カルビと表示された脂っけの全く無い赤味(1パック4人前398円という安さ)のペッパーステーキ風、カボス絞り。

そしてじゃが芋と玉葱、胡瓜、ロースハムだけのポテトサラダを山盛り。箸休めは、山芋のワサビ醤油漬けの残り、セロリの一夜漬け(セロリは生の方が香りが強くて好き)

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