カワムラさん
俺に花が
似合うって？
Nov. 3, 2006 |
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2006年11月3日 金曜日
午前5時起床。しまった。寝過ごしてしまった。今日はやる事がいつもに増してあると言うのに。
この季節の5時はまだ暗い。しかし二人でシャカリキになって用事を片付ける。
昨夜はかなり冷えた。昨夜、ガレージに入れ忘れた車のフロントガラスが真っ白に結露していた。でも天気予報では、全国的に快晴でお出掛け日和だと言っている。暖かいドライブ日和になるだろう。ベラにとって幸せへのドライブ・・・。
真っ先にジニーのご飯を済ませてから、野良猫のご飯・・・そうか、もうベラはご飯を食べに来ないのだ・・・と不思議な気分になる。
26個のトイレ掃除をし、みーちゃん部屋の腹減らし隊のご飯を済ませてから、新聞紙の残紙を貰いに車で出掛けた。歩いても5分位のところにある残紙置き場のアパートなのだが、当然車で行く。
いや、車でなければ絶対に運べない。何たって15キロ位ある束を、10束以上も貰いに行くのだから。
今日の朝刊は、見開きのカラーページが黒っぽくなくて、割くのに手が汚れ難いのだ。そしてしっかり40ページある事も大事。連休だけに広告も多い。そういう日の残紙が一番良い。勿論、新聞紙トイレ用のストックの為だ。
今日は13束貰った。こんなに一日に残紙が出るのでは、専売所は大変だなあ・・・と思う。13束積み込むと、多分200キロ以上になっただろう。車の後部が沈み込んだ。
帰宅してぶーちゃん部屋のクローゼットに収納する。これだけあれば、来年の2月位まで保つだろう。二人してストック魔だから、こういう状態がキープ出来るととても嬉しい。たった1個の新聞紙トイレの為に、この残紙の山だ。しかしこれはお宝である。
しかし運び込むのは結構大変なので、毎週末、2束位ずつ貰いに行こうという計画に変更した。常にクローゼットが新聞紙で満杯になっている状態というのは、とても安心で贅沢な事なのだ。
こうした使っていない空きスペースが潤沢にあるお陰で、我々ストック魔には勿怪の幸い。あるスペースは猫トイレの砂の為に、ある場所は毛布や猫ベッドのストックの為に、またある収納はフードや猫の食器の為に・・・
舅がワインのストッカーに使っていた高価なキャビネットには、猫のウンコ袋（ウンコ入り）とトイレ用スコップだけが、一時収納されている。ある程度一杯になったら勿論捨てる。でも、半日は収納されているのだ。ほっほっほ・・・
ぶーちゃん部屋とカワムラ部屋のご飯も済ませ、再度トイレ掃除をしてから、自分たちのご飯にする。
8時45分、家を出て動物病院にベラのお迎え。待合室に入ると、既に奥の方からベラの鳴き声が聞こえて来た。その鳴き声がだんだん近づいて来たかと思ったら、奥さん先生がケージごとベラを連れて来た。
会計を済ませ、真っ直ぐ帰宅。ベラは鳴き通しだった。
車の中で血液検査の結果を見る。FIV、Felv共に陽性・・・何と言う事だろう。この病気だけが特別なものだとは決して思わないけれど、陰性であるに越した事はないので、少しは堪えた。
里親のちえちゃんはきっと、それでも構わないと言ってくれるだろう。私も自分で飼う分には構わない。そういう子だからこそ野良に置いてはおけないのだし・・・。
しかし、人様に託す子がダブルキャリアである事への責任を改めて自分に問う。
黒岩ニャジラもダブルキャリアだったけれど、あれから2年8ヶ月、里親さんのお宅で無事に暮らしている。希望を持とう。そして希望と共に、どこまで責任をとれるかという事も考えて・・・。
帰宅し、ぶーちゃん部屋のドアの前にケージを置き、お水とご飯を用意する。
ついでに蒸しタオルでベラの長い毛を拭き上げる。お嫁入りだもの、綺麗にしてやりたい。やはりノミの糞があったのか、タオルに点々と赤い色が付いた。
フロントラインはして戴いたので、もう後1日〜2日で成虫は死滅するだろう。シラミでなくてまだマシだったかな。
抱っこするとゴロゴロ盛大に喉を鳴らす。暴れる事もなく、身体を拭かせてくれた。可愛いベラ。
後は、時間まで静かに休ませようと思い、ケージに布を掛けてその場を立ち去る。ベラは暫く鳴いていたけれど、人の気配が無くなればおとなしくなる。あと少しの辛抱だよ。今夜はもう、家猫だからね。
プロポリスとハイポの発送あり、梱包して郵便局へ行くついでに、デジカメと昨日の「カワムラ記念の日」に戴いたお花を持って1階に降りると、全員寝ていた。
しかし気配を感じたカワムラだけが目覚めて顔を上げ、花と私を見て「俺か〜？」と言った。
本当に「俺か〜？」と言ったとしか思えないような鳴き方をして、起き上がって近づいて来たのだ。ビックリ。どんどん人間化しているよ、カワムラさんは。
まあ何があっても、誰が来ても、自分が中心にいないと気が済まないカワムラではあるので、こういう反応になるのだろうが。
撮影場所の出窓に花を置いたら、流石、フランス映画の名男優に喩えられるだけあって（みんな本気で言っているのだろうか？）、何の指示も演出もしないうちに即座に演技に入ってくれた。お見事、カワムラさん。
以下、適当な科白を当て嵌めてみました。ちょっとキザだよ、カワムラさん。
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カワムラさん
ふっ・・・お前は
この花の蕾みたいだ
Nov. 3, 2006 |
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カワムラさん
俺の事は早く忘れろ
Nov. 3, 2006 |
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カワムラさん
ふんがっふんがっ
Nov. 3, 2006 |
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午前10時、郵便局で荷物の発送をし、帰り道に食材を買う。今日のメインは筑前煮・・・日頃、忙しいとなかなか煮物なんかしないので、これは我が家では御馳走である。
午前10時半、料理を開始する。野菜の皮を剥き適当に切ったら、鶏肉のブツ切りと共に鍋に入れ、煮込み開始。傍らのコンロでチキンライスを作っておく。ちうちゃん達が来て着席してから、オムレツを焼く予定。
日本酒とジュースを冷やしておき、烏賊刺しを作る。酒豪のちえちゃん用の肴だ。
正午には全て準備が整い、12時半頃ちえちゃん達到着。
先ずは持参してくれたケージにベラを移し替える。この時も暴れず騒がず、むしろ抱いてやれば鳴き止み、ゴロゴロが始まる。ちえちゃんにもおとなしく抱っこされて、ちえちゃんのパパ（父親ではなくて夫だが）にチュウされていた。
ご飯の間だけ、あと少し待っててね。
ダブルキャリアだった事を報告する。予想していた通り、ちえちゃんは「ああ、別に構わないですよ」と顔色ひとつ変えずにサラリと言う。
有り難う。流石、私の娘。でも何かあれば必ずサポートするからね。
パパだけはジュースで、3人は冷酒で今日の門出に乾杯をした。そして質素な御馳走を食べ、あまり遅くならないうちに・・・とお二人は帰り支度。
みーちゃん部屋でチャイを撫で、ぶーちゃん部屋でジニーや固まっているぶーちゃんとタムを見て貰い（レンは炬燵の中に隠れていた）、元気になったカワムラ（前回お二人が来た時、こやつは危篤状態になったのだ）も盛大にのたうち回って歓迎していた。
名残は尽きねど、今日のメインはベラのお迎えなので仕方ない。お互いにお土産の交換も済ませ、ベラのケージを車に積み込む。
今度はケージ越しにベラの顔を撫でてお別れをした。まずいな・・・泣きそうだ。カッコ悪い。だけど抑制が効かなくなってくる。
夜のご飯を食べに来るベラは居ない。
あとはシロちゃんだけだ。シロちゃんは、どうあってもうちに入れるつもりだ。捕まえられさえすれば、即日でもね。子供達と同じ部屋という訳にはいかないかも知れないけれど・・・決して余力がある訳ではないけれど・・・。
残された課題は、その時になってからまた考えよう。明日は明日の風が吹くさ。
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ガラ
最近アタシ・・・
Nov. 3, 2006 |
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ガラ
何だかおセンチ
Nov. 3, 2006 |
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ガラ
爺ちゃんとぐうすか
Nov. 3, 2006 |
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ガラ
これでいいのかしら？
Nov. 3, 2006 |
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午後1時、夕飯を済ませて鶴間のエサやりに出発。
連休だけあって、金曜日の晩にしては道が空いていた。短時間で往復出来て、快適な夜のドライブになった。24時間営業のスーパーで買い物もしたかったけれど、流石に疲れて素通りした。
帰宅して12時過ぎ、ちえちゃんから電話が入る。ご飯は、パパが撫ででやっていたら少し食べたそうだ。お水も飲んだと言う。但し鳴いて鳴いて、鳴き続けているらしい。電話の向こうでも、ひっきりなしで鳴き声が続いていた。
早く新しい環境と先住の猫たちに馴染んで、いい子にしてね。幸せになれる事は間違いないので、後はちえちゃんに任せておくだけだ。
里親さんは子も同然・・・改めて親子になっちゃったね。
いつかきっと、ベラに会いに行こう。
深夜、脱力して偏頭痛と発熱。ま、当然でしょう。でも幸せだからいいや。
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覚え書きとして：
朝はグラタンピザトーストとてアイスティ。
昼は筑前煮（里芋・人参・筍・牛蒡・コンニャク・鶏肉）、オムライス、烏賊刺し、冷酒を少し。
おやつに苺のショートケーキと冷たいお茶。
夜は冷凍しておいたご飯をチンして、昆布の佃煮、煮物の残り、菊の花の酢の物、ケーキを半分ずつ、そして冷たいお茶。 |
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