ガラ
毛に埋もれて
Nov. 24, 2006 |
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2006年11月24日 金曜日
朝、シャワーを浴びた後、珍しく鏡を見ながら髪を乾かしていて、額の生え際の真ん中に小さなハゲがある事に気づいた。
どうやらこれは、円形脱毛症というものらしい。噂には聞いていたけれど、生まれて初めての事なので、軽いショックを受けた。
一時的なストレス等によるものであれば良いけれど、持病のＳＬＥでも毛が抜けると聞いていたので、進行しているようだと嫌だなあ・・・兎に角ハゲは治し持病は現状維持しなければ。
そう考えたら、自分の家の事以外で悩むのはやめようと思う。膠原病にとってストレスは症状悪化のトリガーとなると言われている。勿論、ハゲが進んでも困る。
ガラは良いなあ・・・毛が一杯で。
とりあえず、ハゲが目立たないように分け目を変えて髪を結わく。
しかし私は猫っ毛の薄っ毛なので、隠したつもりでも上手く隠れない。隠しているつもりの部分に、一体何十本の毛が被さった事だろう？
しかも今日は風が強いので、生え際の後れ毛程度で隠しても、ちょっと風に吹かれれば直ぐに露呈しそうだ。ハゲ自体はとても小さいし、他の部分も地肌が見えているような頭だから、ま、いいか。
どうかこれ以上ハゲが進行しませんように・・・違うか、病気が進行しませんように・・・だな。
今日は午後3時半に、母の歯科検診に合わせて私の予約も取って貰っていたので、先ずは午前11時半に母と日吉駅で待ち合わせる。
三人でちょっと贅沢にフレンチのランチコースを食べる事にしていたのだ。料理は大変美味しかった。
その店はビストロ風で、アラカルトの酒の肴的メニューが一杯なのだが、コースメニューは質・量ともに品が良い。肉、小さいよ〜と思ったけれど、パンのお代わりもしたのでおなかは一杯になった。
前菜の時点から既にとても美味しいので、つい食前のシェリー酒の1杯くらい飲みたかったのだが、この後には歯科検診があるし、そもそも車で来ているのだ。車に乗る生活を選んでいる以上、ほんの少しのアルコールだけだったら・・・というようなユルさを絶対に自分に許してはいけない。
食事が終わってもまだ午後1時ちょっと過ぎ。予定通り、一旦家に母を連れて来る。
母が家まで来たのは何年ぶりだろう。最後に来たのはミュウが生きていた頃・・・カワムラさんもまだ加わっていなかった頃だと思う。
暫く歓談して、3時が近くなってから家を出る。
歯科医院は武蔵小杉にある。主治医の石原先生が日吉から小杉に異動してしまって以来、私は今日が初めてなのだ。状態が悪くなっている事は確かだから、診て貰うのはとても憂鬱。
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ガラ
意外と顔はスッキリ
Nov. 24, 2006 |
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 母は本当に年老いた。
昔の人にしては垢抜けていて美人だったのに、本当にお婆さんになってしまった。もう73歳だなんて・・・でも私が49歳にもなるのだから仕方ないか。
今、父の容態も良くないので手が掛かる。元気だとしても、一日中家に居ると手が掛かる世代の男だけに、病気では尚更だろう。
父は今日まで入院しているらしいので、ギリギリのタイミングで出掛けて来たのだ。
そもそも母は小さな身体で大きな舅・姑の寝たきりの介護も一人でこなして来た。
生来、健康で快活で何事にもクヨクヨしない前向きな人ではあったし、娘時代は苦労知らずのお嬢さん育ちだったけれど、嫁いでからは充分苦労して来たと思う。
ま、経済的な苦労は皆無だったろうけど、個性の強い我が儘な義弟や義妹も居た大家族の中で、母は辛い思いもしただろうし、兎に角よく働いて、片時もじっとしていなかった。
今、その母に私は何もしてやれないでいる。私はもう立派過ぎる位の大人の歳なのに。だからせめて、たまに会った時位、出来る限りの孝行はしたい。
他にしている事もない事はないが、それはこんな所では言えません。フフンフ〜ン♪（スミマセン、オクレ様、またパクッちゃいました）
因みにこれが若い頃の母。
隣の男の子だか女の子だか解からない赤ん坊は私だ。
子供の頃、可愛いと言われた記憶は無い。記憶力は良いのだが。
この頃から私は毛が薄かった。父も母も毛が薄いので、私も妹も薄い。しかしハゲるとは・・・あんまりだ。
こうちゃんに「もっとハゲが酷くなったら、カツラ買ってくれる？」と聞いてみた。「勿論、買ってあげるよ」と優しく言ってくれた。
尤も、お金を出すのは私だけどね。こうちゃんにお金は殆ど預けていないのだから。こうちゃんにだってお金の持ち出しは自由に出来るけれど、とりあえず我が家の大蔵大臣は私なのだ。
こうちゃんも頭が薄くなって来たから、カツラ欲しい？
今日の歯科検診の結果に関しては、また後日書く事にしよう。今は憂鬱でとても書けない。円形ハゲだけでも憂鬱なのに、歯（正確には顎の骨）までが主（「あるじ」と読んでね）に追い討ちを掛けてくれるなんて・・・。
「とほほ」が過ぎるから、今夜は早寝しよう。明日、目が醒めたたら毛が生えているかなあ・・・
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イオ
陽射しでキラキラ
Nov. 24, 2006 |
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イオ
アタシ太ってる？
Nov. 24, 2006 |
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覚え書きとして：
朝は納豆ご飯とかき菜のお浸し、昨夜のすき焼きの残り。
昼は母と三人で日吉で待ち合わせて、隠れ家レストランにてランチコース。
前菜は生ハムとメロンとアスパラとレタスのサラダ。
メロンは熊本産のマスクメロンという事だが、ちょっと若かったかな？香りと甘さはあったけれど、ちょっと固い。
生ハムにはマスクメロンよりも、夕張メロンのような赤いメロンか、やはりパパイヤの方が合うと個人的には思う。
サラダのドレッシングは摩り下ろした人参の入ったフレンチドレッシングで、サッパリした酸味が美味しい。
魚料理は、かさごのアクア・ディ・マーレ（海水煮）。一体どんなものかと思ったが、ブイヤベースのようなものと思えば良い。但しサフラン風味ではなく、生のトマトの酸味を少し加えてフレッシュバジルがたっぷり乗せられていて美味しかった。
でも、かさごはナイフとフォークでは食べ難いざます。こうちゃんは上手に骨を外して、小骨までナイフとフォークで綺麗に取り除いていた。流石。感心して見つつ、私はワリバシでさっさと食べる。
肉料理は牛ヒレ肉のステーキ・赤ワインソース。柔らかくて美味しいが、私にはちょっと小さい。
ガーリックトースト（お代わりして4枚も食べてしまった）、コーヒー、自家製のベイクドチーズケーキ（ずっしりしておらず、さっぱり）。
どれもとても美味しかった。また来ようね・・・と話す。
夜はご飯を炊いて、炒めてからすき焼きの残り汁で煮込んだこんにゃくと、鮭の切り身の焼いたの、卵焼き、蕪の浅漬け。蕪って本当に美味しい。 |
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